「ね、姉ちゃん・・・何か楽しそうだぞ・・・」
僕は何故だか生き生きとしているように見えるバスタオル姿の姉に向かって言った。
その姉の脇にはベッドにゴロリと横たわる、やっぱりバスタオル姿の愛美・・・。
僕は姉の机の前にある椅子に座ってその様子を眺めている。
「そんなことないよ~。お姉ちゃんは愛美と雄太の仲直りを手伝ってあげてるんでしょ!?」
「それならいいんだけどさ・・・」
僕は憮然とした顔でそう答えた。
どうにも上手く表現できないが、姉と愛美が猥褻な行為をしていると言う興奮の他に、何ともやるせない気持ちも湧いてくるのだ。
「じゃあ、そろそろ・・・始めよっか?」
姉はベッドに横たわる愛美に向かってそう言った。
愛美は無言のままだったが、少し身体を強張らせる・・・。
「お姉ちゃん・・・雄太より愛美の事良く知ってるんだから・・・」
そう言いながら姉は愛美の身体に巻かれているバスタオルを取り去った。
初めて見る全裸の愛美・・・。
モデルのような姉の体型には勿論興奮するが、女の子らしい柔らかな曲線を描く愛美の裸体も僕を興奮させるには十分だ。
「お、お姉ちゃん・・・ちょっと休憩・・・」
浴室での情事が彼女をのぼせさせたのか、愛美は全裸で俯せのままでそう言った。
「あんたはそのまま寝てて良いから・・・お姉ちゃんがシテあげるから・・・」
「でも・・・あっ・・・」
もう少し休みたいと言う愛美の身体を姉は撫でまわし始めた。
身体中が敏感になっているのか、愛美は姉にウエストから臀部にかけてのなだらかな曲線を一撫でされただけで声を漏らす。
「愛美・・・スベスベしてる・・・」
姉が僕に挑戦的な視線を向けてそう言いながら、愛美の身体を撫でまわす・・・。
(さ、触りたい・・・)
僕は少し離れた所から愛美の全裸姿を見ているが堪らなく触りたい衝動に駆られる。
「触っちゃダメよ・・・」
またも僕の心理を見透かしたように姉が言った。
「さ、触らないよ・・・」
僕は生唾を飲み込みながらそう言うしかない。
「でも、見るだけなら許してあげるよ・・・ほら・・・」
姉は俯せだった愛美の身体を表に返して、僕に愛美の乳房を見せる・・・。
「きゃ・・・お、お姉ちゃん・・・」
小さく悲鳴を上げて胸元を手で隠す愛美・・・しかし、その動作は緩慢で、隠すまでの間に僕は愛美の乳房をハッキリと見た。
姉ほどのボリューム感は無いが、おそらく手で隠そうとしても片手では少しあまるだろう。
中学3年生にしては立派なものだ。
「いいじゃない・・・見るくらい・・・ね・・・」
姉はそう言いながら乳房を隠す愛美の手を避けようとする。
「で、でも・・・お兄ちゃんが見てる・・・よ・・・」
「雄太に見せつけてやりたいんでしょ!?」
「そ、そう思ったけど・・・やっぱり・・・」
「ダメだよ・・・いまさら・・・」
姉はそう言うとグイッと力を入れて愛美の両手を開いた。
今度は僕の目の前に先ほどチラリとしか見えなかった乳房が晒される。
さっきは良く確認できなかったが、愛美の乳首はピンク色でキレイだ。
――チュッ・・・チュッ・・・
姉が愛美の乳房に舌を這わせ始めた。
「あっ・・・はっ・・・」
いきなり乳首を口に含む姉。
姉自身はまだバスタオルを纏っているが、愛美の乳首を舐める為に身体を倒すと、バスタオルは肌蹴てもうすぐ尻が見えそうだ。
「やっ・・・んっ・・・」
「うふふ・・・雄太がすごい目で愛美の事見てるよ・・・」
「やだ・・・恥ずかしい・・・」
「もっと見せてあげなよ・・・ほら・・・足、開いてごらん・・・」
「い・・・やんっ・・・」
姉は愛美の乳首をレロレロとイヤらしく舐めながら愛美の脚を開いた。
僕にそこを見せまいと不自然に足を閉じる愛美・・・姉はその足を再び開く。
――クチュっ
姉が愛美のそこへ指を這わせると、粘着質のネットリとした音が聞こえた。
「愛美・・・もう濡れ濡れじゃん・・・」
「そ、そんな事ないもん・・・」
「うそ・・・濡れてるよ・・・ほらっ・・・」
――クチュクチュっ・・・
「あっ・・・・あぁ・・・っ・・・」
僕は少し場所を移動して、愛美のそこが見やすい位置に来た。
姉の言う通り、愛美のそこは既にヌルヌルになっているようで、テカテカと光って見える。
「ふふ・・・雄太が愛美のアソコが見やすい位置に移動したよ・・?・・・どうする?」
「い、いや・・・見ないで・・・お兄ちゃん・・・」
「ご、ごめん・・・愛美・・・でも・・・」
僕は愛美に見るなと言われても、もうそこから目を離す事など出来ない。
――くちゅちゅっ
それでも遠慮なく愛美の秘部を刺激し続ける姉。
愛美の濡れた秘穴が時折キュッと締まって、それと同時に中に溜まっている愛液をあふれさせる。
僕はそのさまを見て興奮するが、それ以上に姉が愛美のそこを刺激する姿にも興奮する。
姉の細く長い指が素早く愛美のクリトリスを擦ったかと思うと、次には第2関節くらいまで軽く彼女の穴の中へ滑り込む。
「あっ・・・んっ・・・はっ・・・」
その度に愛美の口からはイヤらしい喘ぎ声が漏れる。
突然愛美が姉のバスタオルに手をかけた。
そしてそれをスルリと剥ぎ取る。
「愛美ばっかり・・・ずるいよ・・・お姉ちゃん」
姉は愛美にバスタオルを黙って剥ぎ取られた。
愛美に負けないくらい白い肉体が露わになる。
スラリとした体躯に・・・しかし、出る所は出ていて美しい・・・。
「はっ・・・んむっ」
どちらからともなく、2人は唇を重ねた。
――チュゥチュウ・・・
舌を絡め合うイヤらしいそのキスは、以前僕が2人と交わした可愛らしいキスとは全く異質なものだ。
チラチラと2人の唇の間から赤い舌が時折見えるが、それはすぐに相手の口内へ滑り込む。
「んっ・・・むっ」
「はっ・・・むふぅ」
2人がそれぞれに声を上げながら互いの唇を貪る様は、ただそれだけで僕の男根を熱くする。
やがて、愛美はキスしながら姉の大きな乳房を触り始めた。
「はぁ・・・っ・・・」
愛美の唇から自分の唇を離して大きく息をつく姉・・・。
――クチュクチュクチュ・・・
姉の指の動きがどんどん激しくなる・・・。
「あっ・・あっ・・あっ・・・んっ・・・!」
愛美は姉の指にされるがままで脚を開いて喘いでいる。
さっきまでは僕が見ている事をあれほど気にしていたのに、今はもう見ているこっちが恥ずかしいくらいにガバッと足を開いて姉の指を受け入れてる・・・。
「ふふ・・・愛美・・・かわいい・・・」
姉は一言そう言うと愛美の秘部を舐めようと顔の位置を移動する。
「あ、ま、待って・・・お姉ちゃんも・・・お姉ちゃんにも・・・」
「私はいいから・・・さ・・・」
「ずるいよ・・・そんなの・・・お兄ちゃんが見てるから?」
「べ、別にそう言う訳じゃないわよ・・・」
「じゃあ・・・愛美もしてあげるから・・・」
「わ、解ったよ・・・」
姉は愛美にそう言われて観念したようだった。
(うっ・・・わ・・・)
だが、次に姉がとった行動を見て僕は思わず息を飲んだ。
姉は愛美の顔を跨いだ後で、自分の顔は彼女の恥ずかしい部分へ持っていった。
いわゆるシックスナインと言う形だ。
――ペチャ・・・ピチャ・・
――ピチャピチャ・・・
互いの股間からすぐに卑猥な音が聞こえ始める。
「あっ・・・あっ…あっ・・・んっ・・・」
「あぁ・・・はぁ・・・っ・・あっ・・・」
お互いの性器を舐めながら、互いに喘ぎ声を上げる2人の姉妹・・・。
それを眼前でただ黙って見つける僕・・・。
「あ、あの・・・俺・・・」
僕は堪らなくなって重なっている2人に声をかけた。
「んっ・・・むっ・・・んっ・・ダ、ダメよ・・・それ以上近寄っちゃ・・・あっ・・んっ」
姉は愛美から受ける愛撫に喘ぎながら尚も僕に釘をさす。
「あ、いや・・・そうじゃなくて・・・自分でするならいいの?」
僕は興奮のあまり辛抱できなくなって、2人の行為を見ながら、今ここでオナニーしたいと姉に言った。
「それもダ~メ・・・ただ見てるだけ・・・あっ・・あっ・・・」
「そんなぁ・・・」
僕は情けない声をあげたが、姉の言いつけに従うより他ない。
そうしなければせっかくの仲直りの機会を失ってしまうのだから。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「あっ・・・ふぅ・・・んっ・・・」
そう広くはない部屋には、2人の熱気と「女」の匂いが充満し始めた。
この状況で、自分で自分のモノをシゴく事すら許されないのは本当に辛い。
「お、お姉ちゃん・・・愛美・・・イキそう・・・」
愛美が先にそう言った。
「いいよ・・・むっ、むぅ・・・い、イッちゃっても・・・」
「あっ…あっ・・・・あっ・・・・き、気持ちいい・・・」
「雄太・・・愛美がイキそうだって・・見てる?・・・愛美がお姉ちゃんに舐められてイク所・・・良く見てなよ・・・」
姉は僕にそう言ったが、僕はそれに答える余裕すらない。
「あっ…あっ…あっ・・・い、イク・・・イキそう・・・イクぅぅっ!!!」
程なく、愛美は腰をビクビクと派手に震わせながら姉の身体の下で果てた・・・。
※※※
この部屋へ来て、2人の行為を見始めてもうどのくらい経っただろう・・・。
最初に愛美が果てた後で、今度は愛美が姉の秘部を舐め回し、ほんの数分後に姉は愛美と同じように腰をビクビクと振るわせて果てた。
(ようやくこの地獄のような時間が終わる・・・)
そう思ったのも束の間、姉は自分がイクと、ほんの少しのインターバルをとっただけで再び僕に悪戯で挑戦的な視線を送ると愛美の秘部に舌を這わせ始める。
「あっ・・・・そ、そんな・・・」
最初は驚きの声をあげていた愛美も、すぐに大人しくなって姉の言いなりに脚を開く。
女同士の行為と言うのは「こうなったら終わり」と言う線が引けない。
僕は互いに1回ずつイクのが終わりだと勝手に思っていたが、そうはならなかった。
考えてみると女の子は極端に言えば、満足するまで何回でも立て続けに行為に及ぶ事が出来るのだ。
実際に姉と愛美もそうだった。
僕がようやく地獄の時間から解放されたのは、実にその後、愛美が2回、姉が1回、それぞれに歓喜の喘ぎ声を上げた後だった。
「はぁ、はぁ・・・ど、どうする?・・・愛美・・・雄太の事・・・許す?」
姉はまだ快感の余韻が残る汗だくの裸身をベッドの上に投げ出したままでそう言った。
「う、うん・・・もう・・・許す・・よ・・・」
愛美は姉以上に脱力して汗だくの身体を姉の隣に横たえたままでそう言った。
「だってさ・・・雄太・・・良かったね・・・」
「う、うん・・・そ、それで・・・その・・・俺の事は気持ち良くしてくんないの?」
僕は淡い期待を胸にそう言った。
もう我慢も限界だったし、2人であれだけ激しい行為に及んだ後だから、残った興奮の余韻と勢いで、僕にも何かシテもらえるかもしれないと思ったのだ。
「調子にのんないの・・・ね?・・・愛美・・・」
「うん・・・愛美・・・もうダメ・・・足に力入んないもん・・・」
「そんなぁ~・・・」
僕は心底ガッカリとしてそう言った。
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