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凛 騎 応 変!

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□ 姉妹遊戯(完結) □

第16話 …決められたルール…

姉と愛美の2人とは、とりあえず仲直りが出来た。

2人とも、あの日から普通に話してくれるようになったし、自宅に居ても居心地の悪さを感じる事も無くなった。

僕らは普通の兄妹に戻ったのだ。

僕は・・・と言えば、1人だけ完全に普通の兄妹に戻りきれずにいた。

廊下ですれ違う姉の姿を見ては衣服の上からでも解る大きな乳房をあの日見た裸身と重ね、愛美の後ろ姿を見ては丸みを帯びて女らしくなった尻を見て、あの日の濡れた蜜壺を思い出した。

それらは僕の格好のオナニーネタになっていて、あれから3、4日しか経っていないが僕は毎晩想像の中の2人を汚していた。

2人は仲直りするとは言ってくれたし、その通りにきちんと接してくれたが、だからと言ってまた僕にエッチな事をしてくれるとは一言も言わなかった。
僕は夜になっても2人の部屋を訪ねる事が出来ないままで毎日を過ごしていたのだ。

(今日もスッキリしてから寝ようかな・・・)

僕がもはや日課になってしまったオナニーに勤しもうとしていた時だった。

――コンコンっ

部屋をノックする音が聞こえた。

「はい・・・」

――ガチャっ

僕が返事をすると、ヒョコっと愛美が顔を出した。
それからすぐ後に姉の姿も見える。

「ちょっと入っていい?」

姉がそう言いながら、良いとも言っていないのに愛美を押し退けてズカズカと僕の部屋へ入ってきた。

「お兄ちゃん入るよ・・・」

愛美はそう言ってから、姉の後について入ってくる。

「どうしたの?」

僕は2人揃って部屋に来るのが珍しくってそう訊ねた。

「あんたが必死で我慢してると思って来てあげたんだよ~」

姉が言った。

「我慢・・・?」
「そう・・・あんた私の部屋にも愛美の部屋にもあれから来てないって言うじゃない・・・」
「うん・・・」
「我慢してんでしょ?」
「そりゃ・・・まぁ・・・」

僕は正直に言った。

「それでさ・・・愛美と相談したんだけど・・・交代で相手してあげようかって事になったんだよ・・・」
「交代・・・?・・・」
「そう。前みたいに私たちの部屋に毎晩来てたら、いくらサッカーバカのあんたでも身体壊すでしょ!?だから、例えば今日は私とエッチしたら、明日は愛美・・・それでも良いかなと思って・・・」
「え!?ホント!?・・・いいの?シテもっ!」

僕はあまりの喜びに大声でそう言った。

「ちょっと大きな声出さないでよっ!お母さんに聞こえるでしょっ!」
「あ、ああ・・・ごめん」

僕は素直に詫びたが、顔はニヤケっぱなしだ。

「愛美は嫌なんだよ・・・ホントは・・・」

愛美がポツリと言った。

「お兄ちゃんと愛美は付き合ってるんだから・・・ホントはお姉ちゃんともうエッチしないで欲しいの・・・」
「ちょっと、その話は何回もしたでしょ?」

僕の目の前で2人が何やら不穏な空気になってきた。

「でも・・・お姉ちゃんがどうしてもお兄ちゃんとエッチがしたいって言うから・・・」
「そんな事言ってないでしょ!?」
「言ったもん・・・」
「私は・・・ただオナニーするよりは気持ちいいから・・・時々雄太を貸してって言ってるのよ・・・一緒に暮らしてるんだから便利でしょ・・・」
「じゃあ、お父さんとすればいいじゃんっ」
「イヤに決まってるでしょ!?なんでお父さんとそんな事しなきゃいけないのよっ」

「ちょっ・・・まぁまぁ・・・し、静かに・・・ね?」

いきなり僕の部屋に入ってきて険悪な空気を醸し出す2人に僕は言った。

「雄太はどうなのよ・・・お姉ちゃんとしたくない?」
「え・・・そりゃ・・・したいけど・・・」
「ひど~いっ。愛美は?愛美とはしたくないの?」
「いや・・・したい・・・」

「ほら、ね?・・・だから交代でエッチするのが一番良いのよ」

姉がしたり顔で言う。

「う゛~・・・・」

愛美は納得いかない顔だ。

「あの・・・これはどういうこと?」

僕は今一つ状況が飲み込めなくて2人にそう訊ねた。

「だから~っ。雄太が毎日2人とも相手にするのは大変だろうから、交代でエッチしようって言ってんのよ・・・」
「そ、それはありがたいけど・・・なんか・・・」
「でも愛美が、独り占めしようとするから・・・」
「だって、お兄ちゃんは愛美の彼氏だもんっ」
「でも雄太はお姉ちゃんともエッチしたいって言ってるじゃんっ」

「ちょっ、ちょっと・・・」

止めても止めても、すぐにこんな状態の2人。

「で、どうすんのよっ!雄太はっ」
「どうするの?お兄ちゃんっ!」

突然矛先が僕に向いた。

「そ、それは・・・」

結局、この期に及んでも僕は2人とも好きだと言う気持ちのままだった。
愛美には申し訳ないが、どちらか一方を選ぶことなど出来ない僕の答えは決まっていた。

「ど、どっちかなんて選べないよ・・・姉ちゃんも愛美も・・・どっちも好きだもの・・・俺・・・」

「決まりだねっ!」

姉が言った。

「お兄ちゃんのバカ・・・」

愛美が不満そうに言う。

「ごめん・・・ホントに・・・愛美も姉ちゃんも・・・どっちも同じくらい好きなんだ・・・」

「ちょっ、す、好きとか・・・嫌いとか・・・そう言うんじゃないからねっ・・・私は」
「愛美はお兄ちゃんのこと好きだもんっ・・・いつか愛美だけのお兄ちゃんにするんだからっ!」

この後も2人は喧々諤々としていたが、最終的には姉に彼氏が出来るまでは2人で僕をシェアすると言う事で落ち着いたようだった。

「あ、あのさ・・・」

話が決まりかけた頃、僕は口を挟んだ。

「あ、あの・・・さしあたり・・・今・・・ダメかな?・・・俺、結構我慢できないって言うか・・・その・・・」
「いいよっ。愛美がシテあげるっ」

愛美が間髪入れずに言った。

「私がしてあげるよっ・・・私の方が上手だもんね~っ」
「ま、愛美だって手でお兄ちゃんのこと最後までシテあげた事あるもんっ」

――ズルっ

言い争う2人を前に僕はズボンとトランクスを下げた。
ブルンッとお腹に密着しそうなくらいに勃起した男根が顔を出す。
僕は2人との関係が復活するのだと理解した時から、もう片時も我慢できないほどに興奮していたのを、話の結論が出るまでと思って我慢していたのだ。

(もう我慢も限界だ・・・)

再び、今日の相手をどっちがするかで話しはじめる2人を前に、とてもじゃないが結論が出るまで待てなくなっていた。

「うわ~・・・ガチガチじゃんっ」

そう言いながら先に僕のモノを握ったのは姉だった。

「あ、ずるいっ!」

愛美がそう言いながら、姉の握るのとは反対側の側面を握る。

「うっ・・・」

姉のスラリとした指の長いしなやかな手と愛美の小さくてフワフワとした手に同時に男根を握られた僕は思わず呻いた。

「と、とにかく・・・俺、もう我慢できないから・・・そのまま・・・お願いだよ・・・」

僕は哀願するように2人に向かって言った。

「仕方ないわね~・・・」
「もうっ・・・」

2人はそう言いつつも僕への愛撫を2人同時に開始した。



※※※



さすが姉妹だ。

最初こそ互いにどうして良いか解らずに手を動かしていて、何ならどっちか片方にシテもらう方が気持ち良かったくらいだが、ものの数分で無言のうちに役割分担が決まり、連携までとれるようになってきた。

今は愛美が僕のモノを握ってゆっくりと上下にシゴき、姉がその舌の陰嚢・・・いわゆるタマの部分を軽く揉み揉みと刺激している。

(す・・・げぇ・・・っ・・・)

世界広しと言えども、姉妹にこんな事を2人同時にさせている男など世の中にそう多くはないだろう。
しかも、2人の姉妹はそれぞれにタイプは別だが、彼氏が居てもおかしくないレベルの女の子達だ。

そう思うと何て恵まれた境遇だろうと思う。

そのままで1、2分僕を愛撫すると、今度は右手が疲れてきた愛美に代わって姉の手が僕のモノを握って上下へシゴきだす。
その間、愛美は当たり前のように僕の陰嚢部をサワサワと刺激する。

「気持ちいい?」

姉がそう訊ねてくる。

「うん・・・すげぇ・・・」

僕は正直にそう言った。

「じゃあ、愛美はもっとすごいのシテあげちゃうもんっ」

愛美がそう言ったから、僕の中で期待感が膨らむ。
彼女の言う「すごいの」とはつまり「アレ」の事だ。

――ペロッ

僕のモノをシゴく姉の手の隙間・・・男根の先っぽを愛美がひと舐めした。

「うっ・・・」

思わず呻く僕。
姉に扱かれながら先端を妹に舐められる・・・これが呻かずにいられる訳がない。

「あ、あんた・・・そんな事までしてたの?」

姉が驚いて僕のモノをペロペロと舐める愛美を見ている。

そう言えば、姉とは一晩かけて濃厚なSEXをしたが、彼女にフェラチオをしてもらった事はない。

「出来るよこのくらいっ。愛美はお兄ちゃんの事だ~い好きだからねっ!」

愛美が胸を張ってそう言った。

「お姉ちゃんはお兄ちゃんの事好きじゃないから出来ないんだ~っ」

それから続けてそう言った。

(や、やめてくれよ・・・こんな時に・・・)

こんなに気持ち良いのに、途中でまた言い争いになどなられては困ると僕は思った。
だがそれは杞憂に終わる。

「出来るよ・・・私だって・・・」

姉がそう言って僕のモノから手を離し、ペロペロと愛美がするのと同じように男根を舐め始めたからだ。

「あ・・・うっ」

僕の眼前では姉と愛美が跪いて2人でペロペロと僕のモノを舐めている。
物理的に受ける快感の他に、その光景が僕を興奮させる。

――ペチャペチャ
――ピチャっ

それに2人の口元から漏れるイヤらしい音・・・それも僕を興奮させる。

「う・・・うっ・・・」

余りの快感に自然と口をつく声・・・。
自分では止められそうもない。

「気持ちいいでしょ~・・・雄太・・・」

姉が僕のモノを舐めながら上目使いに見て言った。

「う、うん・・・気持ちいい・・・けど・・・」
「けど・・・?・・・」
「く、咥えて欲しい・・・」

勿論、2人にペロペロと舌で男根を刺激される事はこの上なく気持ち良かったが、やがてその快感にも慣れてくると、DVDなんかで見るように、パクリと自分のモノを咥えて欲しいと思ったのだ。

「咥えるって・・・こんな感じかな・・・」

姉はポツリと言うと躊躇いもなく僕のモノの半分程度までをパクッと口に含んだ。

「そ、そう・・・うわっ・・・すげぇ・・・そ、そのまま出したり入れたりしてみて・・・っ」

僕は興奮のままに姉にそう告げる。
僕は姉にフェラチオの経験があるのか無いのか知らなかったが、どちらにしてもあまり経験が豊富でない事は、彼女のぎこちない動きを見ていれば予想がついた。

(き、気持ちいいっ・・・)

だが拙いその動きでも僕は十分に感じていた。
以前、愛美にはペロペロと舐められながら手でシゴかれて発射した事はある。
しかし今の姉は、手を使わずに口だけで僕のモノをシゴきたてている。
おまけに、その下方・・・陰嚢の部分を愛美が負けじとペロペロと舐めているのだ。

姉の口をヌロッヌロッと出たり入ったりする自分のモノ・・・何てイヤらしい光景だろう。

「あ、あ・・・で、出るっ・・・もう・・・出るっ・・・」

そんな光景を目にしていると、あっと言う間に最後の瞬間が近づいてきた。
この夢のような快感をずっと感じていたけど、それは叶わないようだった。

「い、イクッ・・・・姉ちゃんっ・・・!!!」

――ビュッビュッっ・・・

僕は腰を少し浮かせるようにして発射した。

「んっ・・・んぶぅぅ・・・っ・・・うぶっ!」

途端に姉が僕のモノを咥えたままで苦しげに呻く。
僕は興奮と快感のあまり、彼女に何の許しも得ないままで口内に思い切り大量の精液を吐き出したのだ。

「えっ・・・ごほっ・・・むぅ~~っ!」

僕の精液をすべて口内で受けた姉は、顔をしかめてキョロキョロとする。
ティッシュを探しているようだ。
僕は座ったままティッシュが置いてある方向を指さす。

「お兄ちゃん・・・」
「ん?」

姉が慌ててティッシュに僕の精液を吐き出している時、愛美が話しかけてきた。

「お兄ちゃん・・・イク時、愛美じゃなくて、姉ちゃんっ!って言ったでしょ!?」
「そ、そうだったか・・・?」
「絶対そう言ったもんっ」

口を尖らせる愛美。

「ごめんな・・・愛美も・・・気持ち良かったよ・・・すごく・・・」

僕はそう言いながら愛美の頭をナデナデと撫でた。
最初はそれでも頬を膨らませていた愛美も、僕が頭を撫でると機嫌を直したようだった。

「愛美だってお姉ちゃんと同じ事できるんだから・・・」

それから愛美は果てたばかりで硬度を失いかけつつある僕のモノに顔を近づける。

「ま、愛美っ・・・き、今日はいいから・・・今度っ、今度頼むな・・・な?」
「もう・・・愛美だって出来るのに・・・」
「だから今度・・・頼むよ・・・な?」
「解った・・・」

愛美は渋々だがそう言った。
正直なところ、このまま愛美にもフェラチオしてもらって、もう1発発射する事も出来たと思うし、そうしたい気持ちも少しはあった。

しかし、たった今口内に思い切り精液をぶちまけられた姉はそれに参加しないだろう。
僕は愛美に気持ち良くされる自分の姿を姉に冷静に観察されるのが嫌だったのだ。

「ちょっと・・・何か変な味なんだけど~・・・」

姉が口内の精液をすべてティッシュに吐き出してから言った。

「ご、ごめんっ・・・つい・・・」

僕は素直に姉に詫びた。

「嫌ならお姉ちゃんはしなきゃいいよ、もう・・・愛美はお口の中に出されてもお姉ちゃんみたいに嫌がらないからねっ、お兄ちゃんっ」
「べ、別に嫌がってる訳じゃないわよ・・・ただちょっと変わった味だなって思っただけだよっ・・・別に出したきゃ私だって口の中に出されても構わないけど・・?」

初めて異性の口内に放精すると言う体験の余韻に酔いしれる僕の前で姉と愛美は、またそんな事を言い合っていた・・・。


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Date:2011/12/12
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