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凛 騎 応 変!

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□ 浮気について □

第10話 …誘惑ゲーム~後編~…

――ピチャっ、ピチャっ、ジュルっ
「あっ、あっ・・あぁっ」

全裸になった先生・・・とは言ってもトランクスだけは履いているんだけど、とにかく先生は私の股間にやおら顔を伏せたかと思うと、さっきまで指で優しく撫でていたそこを、こんどは舐め始めた。

最初はゆっくり優しく舐めていたけど、私が快感のあえぎ声をあげるようになると、先生は遠慮なく激しくそこを舐めまわすようになった。

「き、気持ちいい・・・よ、先生」

――チュルっ、ピチャピチャっ

無言のままで舐め続ける先生。
ぼ~っとした頭のままで、エッチってこんなに気持ち良いんだなぁって思う。

「手塚・・・」

と、先生が、突然私のアソコから顔を離して言った。

「はい・・・?」
「最後のチャンスだ・・・後悔しないな?」

いくら私が処女でも、それが何を意味するのかは解った。ついに先生が私の中に入って来る・・・そう言う事だと思った。

「しないよ・・・後悔なんて」
「解った」

そう言うと、先生はベッドの脇にある小さな引き出しに手を延ばした。そしてそこから小さな箱を取り出すと、中からもっと小さな包みを一つ取り出す。

私は先生がコンドームなんて持っている事に驚いたけど、若い男性なんだし当たり前かと思い直す。

「あ、先生、待って」

でも、先生がそのコンドームの封を切ろうとするのを見て、私はそう言った。

「止めるか?」

先生は早とちりしてそう言う。

「違うの、私、してあげてないから」
「なにを?」
「何をって・・・」

私は処女だけど、仲良しの2人は既に経験済みだった。だから、自分自身、体験はしていなくとも、男の人に女性が何をすれば良いのかは知っていた。

「ふぇ、ふぇら・・・ちお」
「え?」
「だ、だから、フェラ・・・してあげる」
「フェ・・・って、手塚、おまえそんな事・・・」
「し、したことないよ?した事ないけど・・・」

私を気持ち良くしてくれた先生にお返しがしたいと言う気持ちが半分。後の半分は、男の人のアレを口にするって言う純粋な興味が半分・・・。
友達の話を聞いていると、決しておいしい物ではないらしいのは解っていたけど、男の人はすごく喜ぶと言うのも聞いていた。だから・・・。

「む、無理しなくて良いから」
「してないもん・・・大丈夫だから」
「そ、そう・・・か?」

ちょっと躊躇う先生。だけど、決して強く拒否しないあたり、やっぱり男の人は口でしてもらうのが好きらしい。

「どうすれば良いか・・・教えてね?」

私はそっと身体を起こすと、先生の足元に移動した。



※※※



(う、わぁ・・・・っ)

先生の足元に移動した私は、先生がトランクスを脱ぐのを黙って見ていた。そして、脱いだ途端に中から出てきた物体を見て絶句する。

友達から、男の人のアレがグロテスクだと聞いていた。そんな予備知識があったからか、思いのほかグロテスクには感じなかったから、きっとこれを舐めたり口に入れたりするのは大丈夫だと思う。

だけど・・・。

(こ、これをアソコに入れるの?痛いに決まってるじゃん・・・)

私は当然、今日、今、ここで処女を棄て去る気でいた。と言う事は、コレはもうすぐ私の中に入って来る訳だ。
勿論、私が怖いと言えば先生はそこで止めてくれるだろうと思う。そんな逃げ道が用意されている事が、逆に私の決心を鈍らせる。

目の前にそそり立つそれは、まだ処女である私を恐れさせるには十分な迫力だったのだ。

「手塚・・・本当に無理しなくて良いんだぞ?」
「あ、だ、大丈夫・・・」

私は、とりあえず目の前のそれを「舐める」と言う行為に望んだ。

――ペロっ、ペロっ

友達からは冗談めかせてフェラの話も聞いた事はあったけど、具体的にどうすれば良いのか解らないから、彼女達の言葉の端々に出てきた「舐める」「咥える」を中心に挑戦してみる。

「あぁ、手塚・・・」

先生が気持ち良さそうな声をあげたから、どうやら間違ってはいないらしい。

――ペロっ、ペロっ、ペロっ

ずっと同じところばっかり舐めているのも違うんだろうなぁと思って、顔を傾けながら四方から先生のおチンチンを舐めてみる。

「はぁ・・・」

その都度先生の口から漏れる吐息は、私の選択が間違っていない事を教えてくれる。

(そろそろ舐めるところが無くなってきたな・・・)

先生のおチンチンを四方から舐めまわして、たぶんもう舐め残している所はないはずだと思う。

(次は咥える・・・か)

私は意を決して、少し身体を起こすと真上から大きくて硬くなった先生のおチンチンを咥えてみる。

――ヌプッ

っと一瞬イヤらしい音がして人知れず赤面する私。

「んっ」

今までとちょっと異質な声をあげる先生。

(こ、これ以上はムリ・・・)

そう思う所まで先生のおチンチンを咥えこんだけど、どうやら全部を口の中に収めるのは無理なようだ。皆はどうしているのだろう。

(あれ?)

咽頭反射が起こりそうなスレスレの所まで先生のおチンチンを咥えこんだ後で、私は動きを止めた。

(これからどうしたら良いんだろう?)

咥えると言うのは友達から聞いていたけど、咥えっぱなしで良いのかな・・・それが私には解らなかったのだ。

渋々、チラリと先生の方へ目を向ける。
と、先生と眼が合う。おチンチンを咥えたままで先生と眼が合うなんて恥ずかしいけど、今はそれどころじゃない。この状態からどうしたら男の人が喜ぶのか解らないのだ。

「そのまま、ゆっくり口に入れたり出したりしてみて・・・」

そんな私の様子を悟ったのか、先生が静かにそう言った。

(えっと、入れたり・・・出したりって・・・こういう事かな)

――ヌルっ、ヌロっ

私はゆっくりと自分の頭を上下に動かし始めた。咥えこめるギリギリまで先生のおチンチンを咥えると、今度は頭を持ち上げて口からそれを出す。出したら、またすぐにギリギリまで先生のおチンチンを咥える・・・ただひたすらそれを繰り返す。

「おっ・・・おぉ」

先生から呻き声が漏れた。痛そうな感じじゃないから、どうやらこれで間違っていないらしい。

(フェラって・・・こうやるのか)

私はなんだか一つ大人になったような気持ちで、頭の上下を繰り返す。勿論、まだ処女な訳だけど、私の口で大の男が気持ち良さそうに呻いているのを見ると、何だかそんな気持ちになったのだ。

「て、手塚・・・もう、いいぞ」

そんな気分だったから、時間にするとどれくらいかは解らないけど、私は先生に「もう良い」と言われるまで、延々とそれを繰り返していた。

(ついに・・・)

しかし「口でする」と言う経験を終えた私に残っているのはいよいよロストバージンのみ・・・。
口の中にすら全部入らないような物を、自分の体内に収めるのだ。

「怖いか?」
「え?」

無言でそんな事を考えていると先生が言った。さっきから絶妙なタイミングで声をかけてくる。さすがに教師だけあって、生徒の様子は手に取るように解る・・・といった所なのだろうか。

「うん、少し・・・」

私は隠さずに言った。

「じゃあ、無理しないで、これで終わりにしよう」
「え、それは・・・イヤ」
「どうして・・・」
「だって・・・決めたんだもん、最後までするって」
「そんなの、いつか自然にそう言う時がくるよ」
「せ、先生だって、一度決めた事は最後までやれって、いつも言うじゃないですか・・・」
「そ、それとこれとは・・・」
「どう違うんですか?」
「あ、いや・・・違わない・・・か?」
「じゃ、最後まで・・・します、怖くても我慢するもん」
「手塚・・・」
「お願い、先生に迷惑はかけないから・・・」
「解った・・・でも、無理だと思ったら言うんだぞ?約束だからな?」
「解ったよ」

私は先生と身体の位置を入れ替えて、ベッドに横たわった。



※※※



「いくぞ?」
「は、はい・・・」

入れる時って、こんな恥ずかしい格好するんだ・・・なんて気持ちもあったけど、今の私にはそんな事を恥ずかしがる余裕は全くなかった。

――クチュっ

今まさに、先生の硬くなったおチンチンが私の敏感な部分へ侵入しようと先端が当たっているのだ。
ほんの少し先端が触れているだけだと思うけど、硬い異物が当たっているのがよく解る。

――ヌッ、ヌルっ

「あっ・・・」
「い、痛いか?」
「だ、大丈夫」

先の方が少し自分の中に入った感触がする。でも、これで全部ではないらしい事は先生の様子から解る。

――ヌルルッ、ヌチッ

「あっ・・・あぁ・・つっ」
「大丈夫か?」
「ちょっ・・・と、痛いけど・・・大丈夫」
「じゃあ、全部・・・いくぞ?」
「は、はい・・・」

――ヌチュっ・・・ヌチュぅぅ

「あっ・・・あぁぁぁぁっ・・・い、痛っ・・痛いっ」
「だ、大丈夫か?」

一瞬、先生が腰を引きそうになる。

「だ、大丈夫、大丈夫だから、そのまま・・・」

慌てて、先生を制止する私。せっかく全部を収めたと言うのに、抜かれたらやり直しになってしまう。処女喪失のやり直しなんて聞いた事がない。

「あ、ぜ、全部・・・は、入った?」
「ああ、全部入ったよ」
「は、はは・・・じ、じゃあ、ゆっくり・・・動いて良いです・・・よ」
「本当に大丈夫か?」
「大丈夫ですって、無理だったら言いますから」
「よ、よし、わかった」

――ギッ、ギッ

ゆっくりとベッドが軋みだした。本当はアソコの感覚がマヒしちゃうくらい痛くて、気持ち良さなんて少しも感じていなかったけど、先生は私の上に覆いかぶさって、まっすぐ表情を見ているから、少しでも苦しそうな顔を見せたら途中でも止めてしまいそうだ。

(それは避けたいな)

別に大事に守ってきた訳でもないけど、一応記念すべき処女喪失だ。きちんと一通り正しくこなして終えたいと思う。この場合の「一通り」と言う事は、先生が私の中で「イク」と言う事だ。きちんとコンドームも付けているし、妊娠の心配もないから、そうするのが自然だろうと思う。

――ギッ、ギッ、ギッ

少しずつベッドの軋みが早く、大きくなってきた。それに合わせるように、私の上に覆いかぶさっている先生の額に汗が滲む。

「あっ・・・はっ、はっ」

可愛らしい喘ぎ声なんて全然でなくて、まるで出産する妊婦のように「はっ、はっ」と吐息だけが漏れる。まぁ、出産はした事はないけど。

「はっ、はっ・・・あっ・・・はっ」

さっきまで、アソコが痺れたようになって何の感覚も無かったけど、少しは慣れてきたのか、異物が出入りしている感触は感じるようになってきた。まだ、うわさに聞く気持ち良さを感じはしないけど、段々と苦痛は減ってきたような気がする。

「先生・・・もっと、激しくしても良いよ」
「で、でも、おまえ」
「少し慣れて来たから、大丈夫みたい、だから先生・・・したいようにして」
「て、手塚・・・手塚・・・」

――ギッ、ギッ、ギィ、ギシィ

ベッドの軋みが激しさを増した、それにさっきまでよりも大きく軋んでいる。

「あっ・・・はっ・・・はぁ・・はぁ」
「はぁ、はぁ、はぁ」

先生の額から汗が流れて、私の胸に落ちた。それからそれはツツーっと脇の方へ流れて行く。そんな汗の滴の流れすらも解るほど、私の身体は敏感になっているらしい。

「て、手塚・・先生・・・もう・・・」

その時、先生が言った。

「う、うん・・・いいよ、出して・・・出しても、いいよ」

私は下から先生にしがみ付いた。彼の動きが激しくなりすぎて、そうしないと先生の腰の動きで弾き飛ばされそうな錯覚に陥る。

――ギッ、ギッ、ギッギッギッ・・・

「て、手塚・・・っ・・・くっ」
「せ、先生っ」

ビクンと先生の身体が跳ねた。私の中に入っている硬いものが一瞬グンっと硬度を増したかと思うと体内でビクビクと震える。

(終わっちゃった・・・)

途中、痛さのあまり「早く終わって」と思っていたのに、最後にはこの行為が終わってしまった事を寂しく思うようになっていた。
先生とは当然、今日限りの関係だと思っていたし、好意を寄せる男性に抱かれる幸福感も少しだけ知ってしまった。

そして何より、先生との行為が終わる瞬間・・・最後に何度か先生のおチンチンが私に出し入れされた時に一瞬感じた快感・・・それらが私の気持ちを少しだけ寂しくさせたのだ。

「手塚・・・あの・・・だな」
「はい?」
「おまえは・・アレか?その・・・今日のことは・・・」
「大丈夫だよ、親になんて言わないから」

折角、ちょっとした幸福感を感じているところだったのに興ざめだ。コトを終えると途端に自分のしてしまった事の大変さに気付く・・・と言うやつだろうか。

「いや、そうじゃなくてだな・・・なんだ・・・その」
「なんですか?ハッキリ言ってください!」

煮え切らない先生の態度に少しイラつく。

「だから、先生と・・・その・・・何だ・・・付き合うとか、そう言うのは・・アレか・・・イヤなのか?」
「へ?」
「だからだな・・・せ、先生・・・その・・こう言う関係になったから言う訳じゃないんだが、いや、それも勿論少しはあるんだが・・その何だ・・・おまえが好きだ」
「へ?」
「その・・・て、手塚さえ嫌じゃなきゃ、こういう形になってはしまったけれども・・・その・・・きちんとした形でだな・・・その・・・あっ」

私は先生がすべてを言い終える前に抱きついた。少し汗でベタついているけど、逞しい胸板。そこに頬ずりするようにしながら言う。

「私も・・好きかも」

(賭けは私の勝ちだねっ)

ふと、そんな考えが頭を過る。でも、この事は友達にも絶対に言わないんだ。高校を卒業するまでは・・・。




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Date:2014/10/31
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