「もう、そろそろ暗くなったんじゃない?もういいでしょ?」
僕は待ちきれないように妻に言った。
「う~ん、まだ少し明るいような気がする・・・」
こうなってくると、夏の陽の長さが恨めしい。
今日は最初から3Pをするのだと決まっている日。孝太もお義母さんの所だし、野本さんとの酒も思いっきり軽めで済ませてある。
しかし、綾乃が明るさの残るうちは絶対にエッチはしないと頑なに言い張った。
勿論、それは3人でする事を自ら了承してしまった事への照れ隠しもあっただろうと思う。野本さんがウチに来てから、妻はまともに野本さんの顔を見る事も出来なくなっていたのだ。
「もう暗いってば~、とりあえず俺、カメラの準備してくるね」
「えぇ!?ビデオ・・・撮るのぉ?」
「そうだよ?」
「なんで~?必要ないでしょ?」
「だって、もしかしたら今日で最後になるかもしれないでしょ?」
「だからって撮らなくても・・・」
「今日で最後にはならないってこと?」
「そうは言ってないよぉ」
「だったら、最後になった時のために撮るよ」
僕は有無を言わさずに2階へカメラを取りに上がり、急いで階下に降りてきた。
いつも夫婦でコトに及ぶベッドはダブルベッドだけど、さすがに大人3人で使用するには狭いから、普段は子供と3人で川の字で眠っている1階の布団で3Pを決行する事になっていたのだ。
(やっぱ固定した方が良いよな・・・)
僕は僕と野本さんが交互にカメラを手に持って撮影しようかとも考えたけれど、今後のためには、今日は全力で妻を感じさせなければならない。
3P初心者である僕らにカメラで撮影しながら、それが出来る保証はなかったし、チャンスは今日だけ・・・結局、僕は三脚でビデオカメラを固定し、レンズを布団に向けてから録画ボタンを押した。
※※※
「野本さん、どっち行きます?」
「どっちって?」
「胸とアソコ・・・どっち行きます?」
僕は野本さんに、胸への愛撫とアソコへの愛撫・・・どちらを担当したいかと訊ねた。
「・・・・・」
妻はそれを無言のまま聞きながら、僕達の目の前にTシャツにスウェットのズボンと言う姿で横たわっていた。
「どっちでも・・・いや、胸にしようかな」
野本さんがそう言う。彼はおっぱい星人だから、この返答はある程度予想していた。
「解りました」
僕は短くそう言うと、妻の下半身へ移動して、すぐさまズボンに手をかけた。
「あ、ちょっ・・・もう?」
普段は、上半身を丁寧に愛撫して、妻の秘部が濡れはじめた頃にそちらへ移動する。だが、今日は男が2人・・・上半身と下半身に作業を分担する事が可能なのだ。
「腰・・・上げて」
僕は妻の戸惑いに返答する事なく、そう続ける。
彼女はそんな僕を見て、ただ黙って尻を上げ、僕が衣類を脱がせやすいように協力した。
「あっ・・・」
僕は一気にズボンとショーツを脱がせて、妻の下半身を一糸まとわぬ姿に変える。
これで妻はTシャツ一枚の姿になった。
「きゃ・・・」
そのたった一枚残ったTシャツを、ズイっと捲り上げて乳房を丸出しにする野本さんに、妻は小さな悲鳴を上げた。
視界の端に野本さんが妻の胸へ舌を這わせ始めたのを見て、僕は自分も妻の秘部に顔を伏せた。
(あっ・・・)
そこは、既にうっすらと濡れていた。
アダルトDVDやエロ漫画のように、興奮でビチョビチョ・・・とはいかなかったが、まだ何一つ愛撫らしい事はしていないのに、そこが濡れている事に驚く。
「綾乃・・・濡れてるよ」
僕はその事実を妻へ伝えた。彼女が、今日のこの行為に興奮しているのだと言う事を自覚させるのが今日の目的の一つだったからだ。
「そんな・・こと・・ないもん」
妻は否定したけれど、それが事実である事は彼女自身が一番良く知っているはずだから、僕はそれ以上なにも言わない。
「あっ・・・」
僕が妻の敏感な部分に舌を這わせると、途端に喘ぎ声が漏れた。
視界の隅では、野本さんの頭が蠢いているから、乳房を彼に刺激されているのだろう。
夫の友人に胸を舐めまわされ、当の夫には一番敏感な部分を舐められる妻。
――チュッ・・ジュルっ
僕は湧き出る愛液を吸い取るように、わざと卑猥な音をたてながらそこを舐める。
―チュッ・・・チュっチュっ
すると野本さんも、負けじと音をたてて妻の乳首に吸い付く。
「あっ・・・あぁ・・あっ」
妻は、物理的に3Pでなければあり得ない愛撫を受けている。
(気持ち良いか?)
そう確認しようと思ったけれど、僕はそれを止めた。
いちいち確認しなくとも、腰をクネクネとしながら、僕の愛撫から必死で逃げようとする妻のイヤらしい姿がその答えだったからだ。
――ジュルっ・・・ジュルっ
――チュッ・・チュっ・・・
「あっ・・・あっ・・・」
野本さんは妻の上半身に覆いかぶさるようにして胸の愛撫をしているから、彼女はどうやってもその快感から逃れられない。
「あぁ・・・んっ」
しかし、僕は妻の両脚を軽く掴んで、その中心部に顔を伏せているだけだから、彼女は下半身だけでも快感から逃げようと必死にもがく。
「んん~っ・・・綾乃・・・すごいよ・・・後から後から・・・ダラダラと何か出てくるよ・・・」
「あっ・・・い・・・やっ」
綾乃はさらに身を捩って恥ずかしがる。
僕はチラリと固定されたカメラに視線を向けた。
きちんと固定されているから、今、2人の男に組み敷かれて、2人がかりで愛撫される妻の姿はきちんと撮影されているだろう。後で見るのが楽しみだ。
「いやなの?」
僕は妻にそう訊ねる。
「・・・・・」
「ねぇ、どうなの?イヤなの?」
「・・・いや・・・だよ」
「気持ち良くないの?」
――ジュルっ・・・
――チュッ・・・チュっ
「ほら・・綾乃・・今、2人で身体中舐めまわされているんだよ?気持ち良くないの?」
「・・・・・」
「俺と2人でするよりも気持ち良いんじゃないの?」
「そんな事・・・あっ・・・な・・ない・・もん」
「そうかなぁ、いつもよりダラダラとオ○ンコから何か流れてるけどなぁ」
「こ、孝介と・・・するほうが・・・いいもん」
「ふぅ~ん」
――グチュっ
「あっ・・んぅ」
僕は強情を張る妻の秘穴へ中指を挿入した。
――グチュ、グチュ、グチュ・・・
そのまま、指を少しだけ鍵状に曲げると、指を出し入れし始める。
「あっ・・・あっあっあっあっぁ」
彼女の好きな刺激の一つだ。
膣壁を指で擦るように刺激されると、妻はいつも簡単に果てる。
「あっあっあっ・・・んぅ」
「ほら・・・気持ち良いでしょ?」
「そ、それは・・・ズルい・・よぉ」
「綾乃が正直に言わないからだよ」
「あっ・・・あぁ・・・し、正直・・だもん」
「嘘だね、じゃあ、何でこんなになってるのさ、綾乃のココっ」
――グチュグチュっ
僕は一層激しく指を出し入れしながら妻に問う。
「あぁぁっ・・・あっ、あっ、あっ・・・」
「いつもよりも、すごい濡れっぷりだよ・・・ほら・・・お尻の方まで流れてる」
「あっあっあっ・・・い・・やっ」
「何がイヤなの?気持ち良くないの?止めて欲しい?」
「あっ・・・あぁっ・・・あっ」
「ねぇ・・・止めて欲しい?」
ふと気が付くと、僕の激しい言葉攻めに呼応するように、野本さんも少し乱暴に妻の胸を揉みしだいている。
「野本さんに、そんなにイヤらしくおっぱい揉まれて・・・気持ちいいんじゃないの?」
「そんな・・・こと・・・ない・・あっ」
「そっか、オ○ンコの方が気持ちいいのかな?」
「・・・あっ・・・んっ・・あぁっ」
妻が硬く眼を瞑る。
しかし、それとは逆に何とか閉じようとしていた膝の力が緩んで、徐々に両脚がだらしなく開き始めた。
「野本さん、綾乃に口でしてもらったらどうですか?」
僕は綾乃が悦に入ったのを確認すると、彼にそう声をかけた。
「どうする?」
彼はそう訊き返す。どういう態勢で咥えさせれば良いのか?と言う事だろう。
「そのまま綾乃の顔を横に向けて・・・そう、そうです・・・そのまま口に・・・」
素早くトランクスを脱いで、仰向けで喘ぐ妻の顔を右に向けて男根を口元に差し出す彼。
「あっ・・あっあっあっ」
僕の指の出し入れに夢中で喘ぐ妻。
快感に浸っているからか、それとも彼女の抵抗なのかは解らないが、差し出された男根を妻は自ら咥えようとはしなかった。
「口に・・そのまま・・・」
僕は短く言う。
「あっ・・・あっあっあっ・・あぁぅむぅ・・むぅ・・んんぅ」
明瞭な喘ぎ声が曇った声に変わる。
野本さんの硬くなったモノが妻の口内に差し込まれたのだ。
「んぅ・・んぅんぅ」
妻は、口内にその硬いモノが侵入してきた一瞬、驚いたように目を開け、すぐに再び閉じた。どうやら、その様子を見ている限り、口元に男根が差し出されている事に気が付いていなかったようだった。
「んっ・・んっ・・・んぅ・・むぅ」
野本さんの男根は妻の口の中に入っているだけで、彼女からは愛撫らしいアクションは何もない。
それでも、妻が喘ぎながら腰をクネらせるものだから、彼女の頭も多少は動いて、野本さんに自動的に快感を与えているようだ。
――グイッ
と、僕は妻の腰の下に手を差し入れて、彼女の尻を軽く浮かせた。それから、肘を直角にまげて一息つく。
そして・・・。
――グチュグチュグチュ・・・
一気に、全力で指をピストンさせ始める僕。
「んぅ・・・んぐぅ・・・ぐぅ・・むぅ」
妻の顔が歪む。
ピストンするたびに、秘穴からは水っぽい音が響き、僕の手の平は勿論、手の甲にまで飛び散って、右手をビチャビチャに濡らす。
「んぐぅ・・んむむむぅ・・ぐぅぅぅぅっぅ・・・っ」
妻の腰が大きく浮いた。
――ビクンッ・・・ビクンっ・・ビクッビクッ
すぐに大きく身体ごと痙攣する妻。
口に野本さんの勃起した男根を咥えたまま「イク」と言う言葉すら発する事が出来ない状態で、それでも明らかに「それ」と解る派手な痙攣を見せながら果てた妻は、やがて自然に口内から野本さんのモノを吐き出すと、だらしなく両脚を開いて、ビチョビチョになった秘部を丸見えにしたままで何も言わなくなった。
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