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凛 騎 応 変!

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□ 僕がエロ男子になった理由(完結) □

第23話 …僕だけの美紅?~後編~…



「ま、マジで・・・もう、ヤバいから・・・美紅ちゃん」
「んっ・・・んぷぅ・・・んっ」

――チュポっ

懇願する宏和の声に反応する事なく、彼の顔を跨いだまま、目の前の男根を咥えてひたすら頭を上下させる美紅。
ついに宏和は、これ以上我慢できなくなったのか、強引に美紅を身体の上から避けて、大急ぎで彼女の口から勃起した男根を引き抜いた。

「あ、危なかった~、美紅ちゃん・・・エロすぎるって・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・」

宏和にそう言われても反論する事もなく吐息を漏らしてトロンとした表情で彼を見上げている美紅・・・。

「み、美紅ちゃん・・可愛い」

その美紅の表情を見て、宏和はポツリとそう言った。
僕に聞こえていると言う事は、僕のモノをフェラチオする知美ちゃんにも聞こえていると思うが、彼女は彼女で僕のモノを舐めたり咥えたりしながら何も言わない。

「もう・・・入れよっか」

そしてついにその時がやってきた。
僕だけの美紅が、僕だけのものじゃなくなる瞬間・・・。
美紅はもう僕以外の男へ口で奉仕してしまっている訳だけど、やっぱり挿入とフェラチオは違う・・・。

宏和に「入れられる」と言う事は、完全に「僕だけのものじゃなくなる」と言うような気持ちになるのだ。

――トサっ

宏和に言われるまま無言でベッドに倒れ込む美紅。
せめて言葉だけでも拒む素振りがあるかなとも思ったけど、彼女は何の抵抗もなく宏和の猛り狂った男根を受け入れるつもりのようだ。

「ひ、宏和っ!」

僕は思わず友人の名を呼んだ。

「何だよ・・?」
「あ、その・・・避妊は・・・しろよな」
「解ってるって・・ちゃんと着けるよ」
「なら・・・いい」

宏和が枕下にあったコンドームを手にとって、それを着けた。
それからズリズリと場所を移動して、ちょっと腰を突きだせば美紅の身体を貫けるところに身体を置く。

「美紅ちゃん・・・入れるよ」
「・・・・・」

僕は見た。
無言だったけど、美紅はしっかりと頷いた。
それから、いつも僕に見せる・・・僕だけに見せる「待ちきれない顔」を宏和に向ける。

(早く・・・入れて欲しい時の顔だ・・・)

僕じゃないのに・・・僕以外の男なのに・・・目の前の男に向けて、僕だけに見せるはずの表情を見せる美紅。

――ヌチっ

宏和が少し腰を動かした。
と同時に、粘着状の音が僕のところまで届く。
ふと見ると、フェラチオしていたはずの知美ちゃんも、顔をあげてその様を見ている。
彼女にしても、自分の彼氏が目の前で友人に挿入する瞬間だ。
やはり気になるのだろう。

――ヌチュっ・・グチュチュっ
「あっ・・あぁぁっ・・んっ・・あっ」

僕達の視線を知ってか知らずか、宏和は一気に腰を突きだした。
卑猥な音とともに聞こえた美紅の嬉声で、2人が一つになった事を知る。

(美紅・・・美紅・・・っ!)

「あっん・・・あっあ、あっあ、あっぁ」

宏和の腰の動きに合わせるようにして喘ぐ美紅。

「美紅ちゃん・・・気持ちいい?」
「・・・・・」
「美紅ちゃん・・・どう?気持ち良くない?」
「・・・・・いい」
「え?」
「気持ち・・・いい・・・あぁぁあっ」

宏和の問いに答え難そうに返答する美紅。

「俺も・・・すげぇ気持ちいいよ、美紅ちゃんの中」
「あっ・・あぁぁぁぁっ・・あっ!」
「うっ・・すげっ、締め付けてくる・・・っ」

宏和が「気持ちいい」と言った事に反応して、益々彼のモノを締め付けた様子の美紅。
彼女は「自分で誰かが興奮する」と言う事に対して自分も興奮する性癖がある。
だから宏和が自分の身体を使って快感の呻きをあげている事に興奮したのだと思う。

「木下君・・・先から透明な液体出て来たよ?」

知美ちゃんにそう声をかけられて、僕はふと我にかえった。
見ると、彼女が僕のモノを握ったまま、親指で先端部をヌルヌルと擦っていた。

知美ちゃんのそうした愛撫は気持ち良かった。
しかし、僕の視線は宏和と美紅に釘づけで、リアルタイムに感じるその快感も、まるで美紅から得ているような錯覚に陥っていた。

「ね・・・こっそりしちゃう?エッチ」
「こ、こっそりって・・無理だろ?」

知美ちゃんが小声でそう誘ってくるけれど、到底2人に内緒でこっそりエッチするなんて無理だと思ったから、僕はそう言った。

「大丈夫だよ、静かにお風呂とか行けばバレないって・・・」
「それは・・・」

僕は知美ちゃんの申し出を断った。
男根はギンギンで、早くこれを鎮めたい欲求はあったし、その作業を友人である知美ちゃんがしてくれると言うのだからありがたい気持ちだった。
だけど、彼女の言う通りにお風呂場へ行ってエッチをすると、宏和と美紅の行為が見えなくなってしまう・・・それだけはダメだ。

「真面目だね・・・木下君は」

知美ちゃんはそれを、僕が美紅に義理立てて断ったのだと受け取ったようだった。

「あっ・・あんっ・・・あっ」
「あぁ・・・気持ちいい・・よ・・・美紅ちゃん、美紅ちゃんも気持ちいい?」

無言のまま、でも今度はハッキリと大きく頷く美紅。
その表情は僕とエッチをするときと同じで、可愛くて幼い中に「女」が見て取れた。

「だ、ダメだ・・美紅ちゃん、もう・・出るっ!」
「あっん、あんっ・・・あはぁっ・・んっ」

宏和に射精の時が迫ってきた。

「知美ちゃん・・・咥えて」

僕は視線を宏和と美紅に向けたままで、無表情にそう言った。

――ヌルッ

とした感触が男根に戻ってきた。

――ジュップ、ジュッポっ・・・クポックポッ

知美ちゃんもこの異常な雰囲気に中てられて興奮しているのか、さっきまでよりも一際激しいフェラチオで僕を責めたてる。

「イクっ・・・イクよ・・美紅ちゃんっ・・・あぁ、イクっ!!」
「あぁぁぁっ!・・・あっ!」

宏和の腰が跳ねた。
同時に美紅も大きな喘ぎ声をあげる。

「んぶぅ・・・んっ・・・んぐっ」

僕の股間では知美ちゃんがくぐもった呻き声をあげた。
宏和が射精するのと殆ど同時に、僕も知美ちゃんの口内に思い切り精液を吐き出したのだ。
相変わらず無表情のままで、呻き声一つださずにいきなり口内に射出された精液に、知美ちゃんも驚いたことだろう。

「んっ・・・んむぅ・・・っ・・んくっ・・・ひ、ひどいよ、木下君」

知美ちゃんは一呼吸おいて、僕の精液をすべて飲みこんだ後でそう言った。
ベッドの上では、宏和が美紅に覆いかぶさって抱きしめたまま動かない。
彼女の大きな胸が宏和の汗まみれの身体に押しつぶされてムニュリと平たくなっているのだけが見える。

「き、木下君・・・すごい」

現実離れした世界にボ~ッとしたままで座っている僕に向けて知美ちゃんが言った。
一体なにが凄いのか・・・最初は解らなかったけれど、自分の股間を見てその意味が解った。

今、知美ちゃんの口内に大量に射精したばかりだと言うのに、僕のモノは一向に硬度を失う兆しを見せずに、それどころかビクンビクンと脈打って屹立していたのだ。

僕は知美ちゃんに一瞥くれると、無言のままで立ち上がった。
そのままノロノロと歩を進めて、全裸の美紅を今も抱きしめている宏和の下へ歩み寄る。

「どいてくれ」

その宏和に向けて、僕は一言だけそう言った。
それを聞いて、ようやく美紅を抱きしめるのを止めて彼女から離れる宏和。

ヌポっと引き抜かれた男根には皺になったコンドームがビロンと繋がっていて、その中に大量の白濁液が溜まっているのが見える。
その白濁液は、美紅の秘肉の締め付けによって彼が最高の快感を手にした証だ。

――ギシっ

僕は宏和を手で押し退けると、両脚を開いたまま、赤い頬ではぁはぁと荒い呼吸をしている美紅の股間に、自分の男根を添えた。

――ヌリュっ・・ヌルルるるっ
「ひっ・・はぁっ・・んっ・・あっ・・あぁっぁっ!」

突然自分の体内に入ってきた硬い異物の感触に喘ぐ美紅・・・。

避妊とか妊娠とか、子供が出来たらどうなるとか・・・そう言う理性的な部分の思考は麻痺していたから、僕は知美ちゃんの口奉仕によって射精したばかりの男根を、そのまま美紅の体内に捻じ込んだ。

宏和によって解された秘肉・・・それを早く自分のモノで満たさなければならないと言う変な使命感・・・それだけが僕を突き動かす。

「まっ・・・待って・・木下君・・わ、私・・宏和君としたばっかり・・・あっ・・あぁっ」

そんな事は言われなくても解っている。
何しろ、ちょっと離れた所で見ていたのだ。
宏和の・・・僕以外の男根に快感の声をあげて身を捩る彼女の姿を。

「あっ・・あっ・・ひっ・・だ、ダメ・・っ・・ひっ・・はぁっ」

美紅は、2人目の男が間髪入れずに自分の体内に入ってきた事で、過呼吸気味の喘ぎ声を漏らし始めた。

当然だけど、立て続けに別な男にアソコを満たされるなんて体験は彼女にとっても初めての事だ。

「いっ・・・あっ・・・ひっ・・い・・あっ」

息苦しさと快感の同居したようなその声。
僕は無言のままで、黙々と美紅の蜜壺へと男根を突き続ける。

――グジュッ・・グチュっ、グジュッ

僕が腰を動かす度に、美紅のアソコからは聞いた事もないような音が響いた。
もはや「濡れている」なんて表現では追いつかない程に彼女のそこはグチョグチョになっていたから、今までの性行為では聞いた事のない音がしたのだろう。

「き、木下君・・木下君・・・きっ・・あぁっ!あっ、あっ、い、イク・・・イキそう・・・」
「・・・・・」

美紅が僕の名を呼びながらイキそうだと訴える。
まだ何度か突いただけなのに果てそうだと言う美紅・・・きっと宏和の肉棒ではイクまいと堪えていたに違いない。

「い、イクっ・・・いくぅ・・・っっ!!」

――ビクビクンッ

と大袈裟に身体を痙攣させる美紅。
ふと見ると、その視線は宙を彷徨っていてどこを見ているのかの判別も出来ないまま、口を半開きにして口内の赤い舌まで見えている。
ついさっきは、その舌で宏和のモノを舐め、彼を夢の世界へ誘っていたのだと思うと憎らしい。

――チュッ・・ジュルっ

僕は美紅の口内へ自分の舌を差し込むと、その憎らしい舌に思い切り絡ませた。
気でも違ったように舌を絡ませ返しながら、一体何回痙攣するのかと思うほどに、細かく・・・時に大きく身体を震わせる美紅・・・。

「んっ・・・うっ」

彼女の体内に男根を捻じ込んでから、僕は初めて口を開いた。
あまりの快感に耐えきれなくなって、避妊具を着けていない事を知りつつも、思い切り美紅の中に精液を放出した瞬間の呻きだった。



※※※



高校2年で初体験。
その彼女とは高校卒業と同時に別れて、専門学校進学と同時に新しい恋を探し始める…。

皆、|大体《だいたい》そうでしょ!?
同じ同じって言う人…結構いるでしょ!?

僕は専門学校で会った清純可憐で幼い顔つきをした巨乳の女の子が、性的好奇心旺盛だったせいでエロ男子になりました。

でも良いんです。

僕がどんなエロ男子でも、そんな僕を満たしてくれる女の子が、死ぬまで一緒に居てくれるのだから。



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長い間お読みいただいた皆様、本当にありがとうございました。
あと一話だけ、エピローグ的なお話がありますので、もう少しお付き合いください。

< 凛 騎 >





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Date:2012/06/06
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