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凛 騎 応 変!

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□ ご近所の秘め事(完結) □

…安定期?~After story~…

「ふぅ~」

焼けつくような日差し…とまでは言わないけれど、それでもうっすらと額に汗が浮かぶほどの陽気の中、僕は自分が担当するエリアの新興住宅地を歩いていた。

先日、売ったばかりの中古住宅の中で、人生で一度あるかないかと言うような、いわゆるおいしい思いをしてから数か月が経っていた。

(あんな、おいしい話…そうそうないよな)

それは解っているものの、僕が担当するような住宅地には一戸建てが多く、女性の1人暮らしを希望するようなお客様は殆どいない。

案内したとしても先日のような若いご夫婦が殆どだ。

今まではそれでもキレイな人妻に巡り合うと目の保養になると思って喜んでいた。

だけど、今の僕は違う。

その若い人妻に誘惑されて身体の関係を持つと言う思いをした僕は、それと同じことが起こりはしないかと期待する日々を送ってしまっていたのだ。

(今日も来ちまったよ…)

そんな事を考えていると、足は自然と先日の中古住宅へ向いてしまっている。

(あ…!)

何気なくその家のバルコニーへ目を向けると、そこには先日、僕の前で脚を大きく開いて快感に悶えた人妻が、夫の物と思われるYシャツを干している姿があった。

あれからずいぶんと経っている事もあって、彼女のお腹はここから見てもそれと解るほどに大きく膨らんでいる。

最愛の人の子供を身ごもって、天気の良い昼下がりに最愛の人のYシャツを干す人妻の姿…その表情は幸せそうに穏やかだった。

(会社に戻ろう…)

彼女の姿を見かけて、正直なところ卑猥な気分にならなかった訳ではない。
何しろ、彼女とは先日SEXまでした間柄なのだ。

だけど、その幸せを絵に描いたような彼女の姿を見ていると、とてもじゃないが声をかける事は出来ないと思った。

「あら?澄川さん!?」

くるりと踵を返して帰社しようとした僕をバルコニーの上から、にこやかな声が追いかけてきた。

「澄川さんでしょ!?お久しぶりですね!」
「え、ええ!その後、家のほうはどうですか!?」

僕は道端から、バルコニーに居る彼女へ大声でそう応じた。

「ええ、何も問題ないですよ!今日はお仕事?」
「ええ、まぁ、今から会社へ戻るところです!」
「まぁ、それなら寄ってお茶でも飲んでいきません?」

彼女からのお招きとは言え、再び人妻と昼下がりの家に2人きりになれば、僕は欲望を抑える事が出来ないかもしれない…そんな自覚はあった。

「いいんですか!?」

自覚はあったが、僕は自然とそう言って、すでに片足は彼女の家の玄関に向けて一歩踏み出していた。



※※※



「この辺りは良くいらっしゃるの?」

彼女は服の上からも目立つようになったお腹をものともせずに、僕にコーヒーを淹れてくれた後でそう言った。

「はい、この辺りは僕の担当エリアですから」
「そうなんだ、それなら時々寄ってくだされば良いのに」
「あ、いや、しかし…」

僕は返答に窮した。
ここへ来てしまえば、再び彼女を抱きたくなる。
それが正直なところだったが、まさかそのまま彼女に伝える訳にもいかない。

「そうよね、そんなに暇じゃないわよね」

僕が返事に窮している間に、彼女は勝手にそう自己完結しようとした。

「あ、いえ、そう言う訳でもないんですが…その…」

僕は慌てて「そうではないのだ」と伝えようとする。

「その…先日、奥さんとはあんな事になったばかりだし、何となく近寄り難くて」

僕はそう彼女へ伝えた。

「あらっ、澄川さんは釣った魚にはエサをあげないタイプなのね」
「は?」
「だってそうでしょ?私とは1回エッチしたからもう用済みってことよね?」
「そ、そうじゃありませんよ、そうじゃ…」
「じゃあ、どういうこと?」
「その…また、ここへ来たら、奥さんとそう言う事をしたくなる…そう思うと近寄れなかったんです…」

僕は彼女に誘導されるようにそう言った。

「そうなんだ…、そっか…」

彼女は短くそう言うと自分の分のコーヒーに口をつけた。
それから、ふぅっと一つ大きな溜息をつく。

「どうして男の人ってそうなのかしらね?」
「は?」
「澄川さんは、私とエッチがしたいんでしょう?」
「それは…まぁ」
「澄川さんがそう思うのと同じように、私だってエッチがしたい…どうしてそう思わないの?」
「だって、奥さんは人妻で…ご主人がいますし」
「夫もそう…夫だって、私が妊娠してからずっと何もしてこないの。あの人だってしたいはずなのに…どうして、自分がしたいのと同じくらい私もしたいんだって解らないのかしら?」
「奥さん…それって…」

明らかに誘われている…いくら鈍い僕でも今自分が目の前の妊婦に誘われている事は十分に解った。
しかし、以前関係を持った時よりも明らかに大きくなったお腹を見て、その誘いに乗って良いものかどうか迷う。

「出産まではもう少しだけど、SEXは禁止されてないわ…」

彼女はそんな僕の心理を見透かしたようにそう言って、大きなお腹に手をあてながら、隣へ腰を下ろした。
そして、そのまま僕の股間に手を当てて、さっき自分のお腹をさすっていたのと同じように、そこをさする…。

「奥さん…いいんですね?」
「ええ、お腹を圧迫したり…それに、中に出したりしなければ大丈夫よ」
「奥さん!」

僕はここ最近ずっと妄想していた事が現実のものになった事に興奮して、彼女に抱きついた。

「あんっ、待って」
「ど、どうして…」
「今日は、あの時と違って、2階へ行けばベッドがあるわ。そこで…ね?」



※※※



「奥さん!」

僕らは2階のベッドへ場所を移すと、互いに待ちきれない勢いで衣服を脱ぎ去ってベッドに入った。

「あ、あぁ…澄川さん…」
「奥さん!本当はずっとこうしたかった。したくてしたくて堪らなかったんです!」
「あぁ、私も…夫は相手をしてくれないし…それに、この澄川さんの逞しい胸板…私だって澄川さんに抱かれたいとずっと思ってたんだから…」

――チュッ…チュっ

彼女はそう言いながら、僕の胸に何度か音をたててキスをする。

「奥さん…」

僕はお返しとばかりに、彼女の胸を揉んだ。
出産を間近に控えて、先日よりも大きくなった彼女の胸は実に揉みごたえがあって、それだけで興奮してしまう。

僕はそれでも彼女の身体を気遣って、そっと静かに仰向けに寝かせた。
それから、さらに静かに彼女の股間に指を這わせる。

ヌルっとした感触が僕の中指に纏った。

「奥さん…もうヌルヌルですよ」
「だから言ってるでしょ…澄川さんに抱かれたかったって」

少しだけ恥じらいの表情を見せて、彼女はそう言うと、僕から目を逸らした。

――チュゥっ

そんな彼女が可愛らしく、僕は彼女の乳房に手を置いたままで、人妻の唇を奪った。

「んはぁ…はぁ・・・んむぅ」

舌と舌とを絡ませるような激しいキス…彼女が僕に抱かれたかったと言うのが嘘じゃないと解らせるには十分だ。

そのまま首筋、胸元、乳房、そしてその先端で痛々しい程に硬くなっている乳首に舌を這わせる。

「あ・・・っはぁ」

吐息交じりの色っぽい喘ぎ声が僕を更に興奮させる。

「澄川さん…」

彼女は潤んだ目で僕の名を呼びながら、とっくにガチガチになっていた男根を握る。

「口でしてあげたいんだけど、俯せになるとお腹が苦しいの」
「そんな・・・いいですよ、無理しなくても」
「横向きにならなれるから、澄川さんのを顔の前に持ってきてくださる?」
「え、ええ」

僕は横向きで寝転がる彼女の口元に勃起した男根を差出した。
そうしておいて、自分は同じように横向きに寝転がって、顔を彼女の両脚の間に滑り込ませる。

――レロっ

彼女が僕のモノをひと舐めした。
それが開始の合図のように、僕も目の前の女性器に舌を這わせる。

――ジュルジュルっ
――レロっ・・チロチロっ

互いに舌を使って、一番敏感な部分を舐めあう2人。
昼間からこうしていると、この女性が他人の妻だなんて嘘のように思えてきて、ずっと前から彼女と僕は付き合っているのではないかと言うような錯覚すら感じる。

「んっ、んっ・・・んふぁ」

僕の舌の動きに合わせるように、彼女のフェラチオも少しずつ熱気を帯びてきて、さっきまでの舌で舐める動きから、男根を咥え込んだまま、口内で舌を使う動きに移行してきた。

「お、奥さん…あんまりされたら・・・」
「んふぅっ・・・むっ・・・はぁ…い、いやよ・・・まだ出さないで・・・」
「でも、気持ち良すぎて・・・」
「も、もう入れましょ?ね?」
「はい・・・」

口内で射精されたら堪らないと思ったのか、彼女はそう言って僕のモノを口から出した。
僕はノソノソと身体を起こしたけれど、そこからどうしたものかと考え込む。

彼女は身重だ。
普通の女性と性交するような体位をとっても良いものかどうか迷ったのだ。

「奥さん…」
「私・・・このまま横を向いてますから、澄川さんは私の後ろに横になってくださる?そのまま後ろから・・・ね?」
「解りました・・・」
「あ、それから、枕元のそこの引き出しにコンドームが入ってるの・・・それ、使ってください」

僕は彼女の指さす引き出しからコンドームを1個取り出した。
それから、封を切って大急ぎで自分のモノにそれを装着する。

「お願い・・・きて・・・」

ベッドの上では大きなお腹を庇うように横向きに寝転んだ人妻が、潤んだ目で僕を見上げてそう言った。

「奥さん、奥さん、奥さん!」

――ヌチっ・・・ヌチュチュっ

「あっ、あぁっぁ!か、硬い・・・硬いのが・・・あぁぁ!」

横向きに寝転がる女性と同じように横向きで寝転んだままSEXするのは初めての体験だったから、上手く腰を動かす事が出来ないけれど、そのたどたどしい腰の動きでも、数か月ぶりに自分の体内に入って来る硬い男根の感触に彼女は恍惚とした表情を浮かべている。

「あっああ・・・す、澄川さんの・・・硬くて気持ちいい・・の」
「奥さん!奥さんの中も・・・トロトロで・・・すごく気持ち良いですよ」

僕はそう言いながら、片手を前に廻して彼女の乳房を揉み始めた。
ただ単に柔らかい彼女の胸の感触を楽しみたいだけでそうしたのだが、掴まる場所があると、この態勢でも案外と上手く腰を前後させる事が出来る事に気が付く。

「あっああ・・・す、すごいぃぃ」

少しずつコツを掴んで腰を使う僕に彼女はそう言って喜ぶ。

その時、ふと、彼女の手が僕からは死角になっている所でモゾモゾと動いている事に気が付いた。

「あっ・・・あぁぁぁっ」

彼女が一心不乱に感じているのを良い事に、僕は少しだけ身体を起こして、その死角になった部分を覗いてみる。

(う、わ・・・エロっ!)

彼女は、僕には見えないと思っての事か、それとも見られても構わないと思ったのか、横向きのまま左手で自分の秘肉を左右に押し広げ、もう一方の右手で剥き出しになったクリトリスを小刻みに擦っていたのだ。

そのすぐ下には僕のガチガチの男根をパックリと咥えこんでいる膣…そこへの男根の出入りだけでは飽き足らず、敏感なクリトリスも同時に自らの手で擦って最高の快感を得ようとする彼女…。

「あっあああぁぁ…い、イク・・・イキそう・・・」

その甲斐あってか、彼女は僕に背中を向けたままで、そう言った。

「い、いいですよ・・・僕も・・・そ、そろそろ…ですから」
「あっああ、あっあっあっ・・・す、澄川さん・・・イク・・・す、すみ・・・か・・・あぁぁぁっ!!」

ビクッ、ビクッと自分の大きくなったお腹を抱きしめるようにして痙攣する彼女。
お腹を守ろうとするような姿勢で果てるのは、本能のなせる業なのだろうか。

「お、奥さん、奥さん・・・っっ!」

だが、そんな事を冷静に考える余裕もないまま、僕は彼女の後に続いて、思い切り射精した。
柔らかくて熱い膣肉が男根を包み、キュゥっと圧迫するのに反発するように、ビクビクと彼女の中で暴れながらコンドームの中へ白濁液を溜めていく僕…。

やがて、これ以上は出ないと確信すると、僕はそっと彼女の中から自分のモノを抜いて、コンドームも外した。

それから、コンドームの口をクルリと縛って処分しようとしたのだが、夜になれば夫も帰ってくるこの寝室のどこへこれを捨てれば良いのか解らずに彼女へ視線を向けた。

「はぁはぁ・・・」

しかし、久しぶりの快感に半ば意識が朦朧としているような彼女は僕の視線に全く気が付かない。

僕は仕方なく、それをティッシュで包むとスーツのポケットに突っ込んだ。

「奥さん・・・すごく良かったです」
「わ、わた・・・私も・・・」
「もうすぐ出産ですね。元気な赤ちゃんが生まれると良いですね」

僕は大きな彼女のお腹を静かにさすりながら言った。

「ふふ…ありがと」
「でも残念だなぁ」
「なにが?」
「子供が生まれてしまえば、ご主人とのエッチも再開するでしょう?」
「そうね。あの人もきっと我慢してるだろうし、そうなると思うわ」
「そうなったら僕なんか用済みでしょうから、それが残念だと言ったんです」
「・・・・・」

正直なところ、この可愛らしくも淫乱な人妻との関係を手放したくないと思っていた。
だから、僕のこのセリフは本音ではなく、いわゆる「カマ」をかけたと言うやつだ。

「澄川さん…」
「はい?」
「私、夫の事は大事なんです、それに生まれてくる子供も…」
「当然ですよ、それが」
「でも…澄川さんとは身体の相性も良いみたいで・・その・・・この気持ち良さも手放したくないの」
「・・・・・」
「私・・・どうしたらいい?」

彼女が大きなお腹をよいしょと持ち上げるようにして、こちらに向き直り、悲しいような困ったような、そんな表情で僕を見上げた。

(か、可愛い・・・な)

女性の方から、不倫を続けましょうなんて事は言い難いに違いない。
だから、彼女が僕に「どうしたら良いか」と訊ねてきたのは、僕との関係を終わらせたくないと言う意思表示だと思った。

「それなら簡単ですよ」
「え?」
「ご主人にバレないように、関係を続けてくれませんか?僕は決して奥さんや生まれてくる赤ちゃんを困らせるような事はしない」

(なぜなら奥さんの事を好きになってしまったから・・・)

僕は最後の一言だけは口に出さずに心の中だけで思う事にした。
そんな事を口走れば、それがもう既に彼女を困らせる結果になる事は十分承知していたから・・・。



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Date:2012/02/28
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