「あっ…あっ・・・んっ」
徐々にボルテージの上がっていく明日香の声を耳にしていると、そちらがどうなっているのか気にはなったけど、僕は目の前の光景から視線を外す余裕がなかった。
明日香の短いスカートとは違い、校則通りの長さのスカートは僕が真由ちゃんのそこを触るのに邪魔だったから、思い切って上にたくし上げた。
白を基調にしたショーツのウエスト部分と前の辺りにピンク色の花柄模様が描かれた真由ちゃんのショーツ・・・。
それが僕の視線を釘づけにしていたのだ。
意外にも「真由ちゃんに触りたい」と言った僕に彼女は拒否反応を示さなかった。
ここまでくるには時間もかかったけど、真由ちゃんは恥ずかしがりながらも床に体育座りになって、それから更に時間をかけて両脚を開いてくれた。
「触るね・・・真由ちゃん・・・」
「うん・・・い・・・いいよ・・・優しく・・・ね?」
「解った・・・」
僕は彼女と約束した通りに、優しくショーツの中央部分・・・さっき雄大が明日香にそうしていたように、その部分を触った。
「・・・」
触りながら時折真由ちゃんの様子を見ているけど、明日香のように気持ち良さそうな声を漏らすでもなく、硬くギュッと目を瞑って身を任せている。
(お、俺が下手くそだからかな・・・)
そう思った時だった。
「はっ・・・・」
真由ちゃんの口から小さな吐息が漏れた。
ほんの小さな吐息だったけど、その吐息は甘い感じで僕に自信を与えてくれたのだ。
(き、気持ち良いんだ・・・少しは・・・)
そう思うと、俄然右手にも力が入る。
とは言っても「優しくする」と言う約束だから激しい動きは出来ないのだが・・・。
「はっ・・・はっ・・・」
それでも僕の単調な動きで真由ちゃんは少しずつ激しい吐息を漏らしてくれるようになってきた。
事ここに及んでは、この吐息は「快感の為」と言い切ってしまっても良さそうだ。
――グニっ・・・グニュ
そう思った僕は真由ちゃんの敏感な部分を触る右手に少しだけ力を込めてみた。
そしてすぐに彼女の反応を見るために顔を見上げる。
「はっ・・・はぁぁっ・・・」
その表情は見様によっては苦悶の表情にも見えるが、口から漏れる吐息は益々激しさをましていて、僕に「それで良いのだ」と言っているように聞こえる。
(・・・ん?)
そうしてずっと同じように真由ちゃんの股間を撫でまわしていると、何だか最初よりもその部分が湿ってきたような気がした。
(雄大・・・脱がさないと下着が汚れるって言ってたよな・・・)
僕は雄大が明日香にそう言っていたのを思い出したから、同じように真由ちゃんにも言った。
「真由ちゃん・・・下着汚れちゃうから・・・脱ごうか・・・これ・・・」
途端に元々赤くしていた顔が更に赤くなる。
「は、恥ずかしいこと・・・いわないで・・・」
それから泣きそうな声でそう言う。
僕は別に恥ずかしい事を言ったつもりはなかったけど、よくよく考えてみれば「汚れるから脱げ」と言う事は「汚れてしまう程にそこが濡れているよ」と言われているのと同じことだ。
「あ・・・でも・・・ほら、明日香も脱いでるから・・・ね?」
僕は意味不明な事を言いながら真由ちゃんのショーツに手をかける。
彼女は泣きそうな顔をして恥らっているけど、それでも僕が下着を脱がそうとするとお尻を少し浮かせてくれた。
(つ、ついに・・・)
僕は真由ちゃんの敏感な部分・・・普通であれば決して他人には見せる事のないそこを見る事が出来るのだと言う事に興奮している。
(こ、これが・・・真由ちゃんの・・・)
僕が静かに彼女のショーツを下げると、そこには真由ちゃんのアソコが現れた。
明日香よりも少し毛が濃いようだ・・・。
色白な為か、明日香のそこを見た時よりも、その部分が赤く際立ってみえて、否でもそこが真由ちゃんの体内に通じているのだと意識させられる。
「触っても・・・いいよね・・・?」
僕は自分でも何を言っているんだと思いながらそう言った。
ここまで来て「ダメ」と真由ちゃんが言う訳もないのに・・・。
予想通り、真由ちゃんはコクリと小さく頷いた。
――ヌチッ・・・
初めて触った彼女のアソコは全面的にヌルヌルとした液体に濡れていて、僕が触るとイヤらしい音が小さく聞こえた。
「はぁ・・・っ・・・んっ・・」
それから真由ちゃんの吐息と声。
彼女は初めて、吐息以外の「んっ」と言う小さな声を発したのだ。
「い、痛くないかな・・・?」
僕は不安になって訊ねた。
雄大は明日香のそこを遠慮なく弄っていたけど、とても神々しく見えるその部分をあまり乱暴に扱う事に気が引けたのだ。
「だ、大丈夫・・・痛かったら・・・言うから・・・」
真由ちゃんは小さな声でそう言った。
僕は彼女がどんな表情をしているのか見たかったけど、真由ちゃんは終始俯いて恥ずかしそうにしていて、特に僕がショーツを脱がせてからは全くその表情が見えない。
「はぁ・・・んっ・・・はっ・・・」
僕は時折聞こえる彼女の吐息交じりの声だけを頼りに、自分の愛撫が間違っていない事を確認しながら続けた。
「あっ・・・あっあっ・・・ひっっ!」
僕が真由ちゃんの小さな吐息交じりの声に神経を集中していると、突然大きな明日香の喘ぎ声が聞こえた。
反射的に振り向いて明日香を見る・・・。
(う・・・わぁ・・・)
そこには、最初の時とは比較にならない程にはしたなく大きく足を広げて身体をグンッと後に反らせた明日香の姿があった。
しかもその脚は雄大に押し広げられている訳ではなく、自らの意思で大きく開いている・・・。
僕は目の前の真由ちゃんに触りながらも雄大と明日香の事も気になって、チラチラとそちらへも視線を向けた。
「あっ…あっ・・・んっ・・・ゆ、雄大っ・・・き、気持ち・・・いいっ」
そう言ってベッドの上で下半身丸出しで雄大に向かって大きく脚を広げる明日香は、もはや僕の知る「子供の明日香」ではなかった。
「はぁっ…あっ・・・」
雄大と明日香を見ているうちに知らず知らずのうちに右手に力がこもり始めた僕に、真由ちゃんが初めて喘ぎ声らしい喘ぎ声を聞かせてくれる。
僕はすぐに真由ちゃんに視線を戻した。
「真由ちゃん・・・だ、大丈夫・・・?・・・痛くないかな・・・」
「い、痛く・・・ない・・・よ・・・」
「き、気持ち良いかい?」
「・・・・・・気持ち・・・いい・・・」
真由ちゃんから直接「気持ち良い」と言う言葉を聞いて僕は益々調子に乗る。
――クチュチュチュチュ
僕は雄大が明日香にしているのを真似て、真由ちゃんの敏感な部分の上方・・・硬く小さな核の部分に指を這わせて出来る限り早く擦る。
「あっ・・・あっ・・・た、拓兄ちゃんっ・・・・あ・・はぁっ・・・」
途端に真由ちゃんから明らかな喘ぎ声が聞こえる。
それが僕にはとても嬉しくて、何だか暖かい気持ちになる。
「・・・あんっ・・・ゆ、雄大っ・・・い、イク・・・イク・・・」
その暖かい気持ちを明日香の一際大きな喘ぎ声がブチ壊した。
僕は再び彼女に視線を向ける・・・。
さっきと同じように大きく脚を広げた明日香・・・だが、さっきよりも苦悶するような表情で、眉間にはクッキリとシワが出来ている。
「いいぜ?・・・イッちまえよ・・・」
雄大が右手で激しくクリトリスを擦りながら言う。
「い、イク・・・イク・・・いっ・・・くぅ・・・う・・っっっ!!!」
明日香が脚を大きく開いたままで、つま先までピンと伸ばして身体を大きく反らせたままビクビクっと大きく痙攣した。
(い、イッたのか・・・?・・・)
僕はアダルトDVDなんかで見る女優さんのイク姿とは比較にならないほど生々しい光景に・・・それが妹だと十分に自覚しながらも激しく興奮する気持ちを止める事は出来なかった・・・。
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