――チ~ッ・・・
小さく音がして、ズボンのファスナーが下げられた。
せめてもの抵抗・・・と言うか、事の重大さに僕の男根は通常時のサイズを保ったままで、少しも勃起の兆候を見せていなかった。
沙月は、ズボンの中のトランクスからボロンッと柔らかいままの男根を取り出した。
「あれ?・・・硬くなってないや・・・緊張してるの?おじさん・・・」
僕は無言のままで立ちつくした。
どうやら今まで相手にしてきた男達は、最初から沙月の口技に期待して男根を硬くしていたらしい。
「でも大丈夫だよ・・・沙月、上手いんだから・・・」
そう言うと、沙月は何の躊躇いもなく僕のモノをパクリと一口に咥えた。
(く、くそっ!!・・・)
沙月は柔らかいままの僕の男根を頬張ると、口の中にそれを収めたままで、まるで口内に別な生き物でも飼っているかのように、自在に舌を動かして刺激する。
それに時々挑戦的に見上げる彼女の顔・・・幼さを残す女の子が自分の前に跪いて男根を咥える姿・・・。
悔しい事に、大人としての威厳を示す事も出来ずに、ものの数分で僕のモノはガチガチに怒張してしまった。
「ね・・・?・・・上手いでしょ・・・?・・・」
沙月は、男根を一旦口から離すとしたり顔でそう言った。
彼女の口内から出された自分のイチモツに外気が触れてヒンヤリと感じる。
「・・・いつも、こんな事してるのか・・・」
僕は、彼女の口技に反応してしまった事を恥じながら、それを隠すようにそう言った。
「いつもって訳じゃないけど・・・お金がない時にたま~にね・・・今日は家の近くまで帰ってきちゃってから、明日お金が居る事に気がついて・・・で、困ってた所におじさんが帰ってきたって訳・・・」
なるほど・・・タイミング悪く帰ってきたものだ。
彼女にとっては、お手軽なサイフが帰ってきたようなものか。
「その割には、大人顔負けな事するじゃないか・・・」
僕は皮肉を込めて、彼女のフェラチオテクニックを褒めてやった。
「うふふ・・・たぶんね・・・たぶんだけど、オジサンの奥さんよりもたくさんおチンチン咥えてると思うよ・・・私・・・」
悪びれもせずにそう言い返してくる沙月。
開いた口が塞がらないとはこのことだ。
「んっ・・・んっ・・・んっ・・・」
沙月は再び僕のモノを口内に収めると、今度はさっきまでよりも大きなストライドで頭を前後に振り始めた。
「んっ・・・お、おじさんの・・・結構・・・大きいね・・・顎が、疲れる・・・よ」
時折、そんな無駄口を挟みながら・・・それでもフェラチオそのものは手を抜かずにしている様子で、沙月の口技に僕はすっかり興奮させられる。
――ジュっ・・・ジュプっ・・・
段々と激しくなる沙月のフェラチオは、暗い空間にそんな卑猥な音を響かせ始めた。
「うっ・・・おっ・・・」
不意に沙月が咥えた男根から口を離し、ペロ~ッと茎を下から舐めあげたから、僕は思わず声をあげてしまった。
「うふふ・・・おじさんは、こうされるのが好きなんだ・・・」
沙月はそう言うと何度も何度もぺろ~っ、ベロ~ッと下から上へ僕の男根の裏筋を舐めあげる。
悔しいが、その舌の動きは少しずつ僕から理性を遠ざけていく。
「ああ・・・沙月ちゃん・・・上手じゃないか・・・」
そして、ついに僕は彼女の口技を素直に褒めてしまった。
「だから言ったじゃんっ・・・奥さんよりも…たくさんのおチンチン…お口でしてるって」
言葉の合間、合間にも僕の男根に舌を這わせる事を忘れない沙月・・・。
間を置くと、快感や射精感が遠ざかる事を経験で知っているようだ。
「んっんっ・・・んはぁ・・・っ・・・ね?・・・奥さんよりも上手いでしょ?」
僕はもう素直に頷くしかなかった。
確かに、今受けている17、8歳の・・・言ってみればまだ子供であるはずの彼女のフェラチオは、時折してくれる妻のフェラチオよりも格段に気持ち良かったのだ。
してはいけない事をしていると言う背徳感の影響もあったのかもしれないし、相手が良く知るお向かいの娘だと言う事もあったかもしれない。
だが、それを差し引いても沙月のフェラチオテクニックは、とても17、8歳の女の子のものとは思えないほどに熟練していた。
――ジュッポっ、ジュッポっ・・・
沙月は再び僕の男根を深く咥えこんで激しく頭を前後に振り始めた。
明らかに男性を射精に導くその動きに、彼女の思惑通り込み上げる射精感・・・。
「う・・・さ、沙月ちゃん・・・もう・・・」
「いいよ・・・らしてっ・・・お口にらして・・・いいから・・・」
彼女は僕の男根を口の中に入れたまま、器用に歯をブツける事もなく、そう言った。
おそらく日頃から、こんな事も経験しているのだろう。
だが、そんな事は今はどうでも良かった。
「だ、出すよっ・・・さ、沙月ちゃんっ・・・くっ・・っっっ!!!」
僕は目の前で跪いて自分の男根を咥える女子高生の口目がけて腰を突きだした。
と同時に、抑えていた射精感を解放してやる・・・。
「んっ・・・んぶっ・・・ぅぅ・・・んっ・・・」
可愛らしい顔に少し眉間を寄せているのが暗闇でも何とか解る。
それでも沙月は、僕が最期の一滴まで射精し終えるまで、それを口から離さずに咥えたままでじっと動かなかった。
「ん~っ・・・いっぱい・・・れた・・・」
やがて、沙月はようやく僕のモノを口から離すとそう言った。
どうやら、僕は彼女が予想するよりも大量の精液を彼女の口内に放ったらしく、それを口内に溜めたままで僕に訴える。
「んっ・・・んっ、はぁ・・・すごい、いっぱい出たね・・・おじさん・・・」
そして次には、何度かに分けて、口内に溜めたその精液を飲み込み、ハッキリした口調でそう言った。
「の、飲んだの・・・?・・・」
「うん・・・普通は飲まないんだよ・・・別料金なんだから・・・。でも、オジサンはご近所だからサービスでいいよ・・・」
そう言ってニッコリとほほ笑む沙月は、僕の良く知るお向かいの女の子の顔だった。
だが、彼女は一たび「仕事」となると、大人顔負けの口技で男を惑わせる。
少なくとも、僕は完全に沙月ちゃんの口技に惑わされている・・・。
「ねぇ・・・沙月ちゃん・・・」
「うん?」
「おこづかいに困ったら・・・またおいでよ・・・おじさんが何とかしてあげるから」
「うふふ・・・ありがと~・・・おじさん・・・」
「沙月ちゃんは、口以上の事はしないのかい?」
「うん・・・私は手と口だけ・・・友達にはエッチまでしちゃう娘も居るけど・・・私はそこまでは・・・」
「そっか・・・解ったよ・・・口だけで良いから・・・また遊びにおいで」
「解った。来月も色々予定あって、今からピンチなんだよね・・・また、そのうち来るね・・・じゃ・・・」
僕はスカートを翻しながら元気に去っていく沙月の後ろ姿を見送った。
どうやってSEXまで交渉しようか・・・どのくらいが今時の相場なんだろうか・・・そんな事を考えながら・・・。
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