結果的に、大山をどうやって攻略するかなんて考える必要はなかった。
最初の手塚といい、2人目の小松と言い、教師の立場としては今時の女子高生がどうなっているのか心配になってしまうが、3人目の大山も、偶然のように1人で居る彼女の傍を車で通りかかっただけで、あっさりと俺の車の助手席に乗り込み、部屋までついてきたのだ。
こうまでも簡単に女子高生を部屋に連れ込めるとなると、益々この遊びは止められない。
(これから当分は女子高生で性欲処理ができるんだな・・・)
俺はそんな事を考えながら、3人目の生徒である大山をベッドへ押し倒した。
※※※
「やんっ、先生、慌てないでよ~」
慌ただしく彼女をベッドに押し倒すと、大山は余裕を見せてそう言った。
「別に慌ててないさ」
「そう?だったら良いけど、別に逃げないから、優しくしてよね」
まだ彼女を連れ込んで30分も経っていないけど、その立ち振る舞いから、前の手塚や小松よりも数段遊び慣れしている印象を受ける。
大山に子ども扱いされてたまるかと、少し大人の余裕を見せながら彼女の制服をゆっくりと脱がせる。
しかし、その余裕も長続きはしなかった。
(おっ・・・)
大山の制服を脱がし終え、ブラジャーを外すと、そこには高校生とは思えない程、大きく真っ白い双丘が現れたのだ。
(大きいとは思っていたけど、ここまでとは)
制服の上からでも、大山が巨乳なのは予想が付いたが、ここまでとは思わなかったのである。
片手では収まりきらない、その乳房を下から持ち上げるようにして揉みしだく。
まだ16、7の・・・言ってしまえば子供だと言うのに、大人のそれにも負けない存在感を示す彼女の胸。
俺はその乳房の柔らかさを両手を使って、ゆっくりと楽しむ。
「クスっ」
と、大山の乳房に集中していた俺の耳元で、彼女が小さく笑った。
「何だ?」
「だって、先生、さっきからオッパイばっかり触ってるから」
「イヤか?」
「そうじゃないけど、男の人って皆、おっぱい好きだなぁと思って」
「皆?」
「うん、今までエッチした人は皆、私のおっぱいばっかり触ってたよ」
(そりゃあ、これだけのモノを見せられたら誰だってそうだろうさ)
俺はそう思いながらも彼女には別な質問をする。
「みんなって言う程たくさんの男とセックスしたのか?」
「まぁね、同年代の娘よりは少し多いかな、あ、まさか説教とかしないよね、センセ」
俺だって、今の自分が彼女に教師面出来ない事は十分自覚している。
「説教なんかしないけど、そうか、結構遊んでるんだな、大山は」
「ちょっと~、人をヤリマンみたいに言わないでよね~」
「でも、1人や2人じゃないんだろ?」
「まぁ、1人や2人じゃないけどさ~、でも20人も30人も相手にしてる訳でもないよ」
「なるほど、その口ぶりだと、10人以上は相手にしてるようだな」
「え、あ、さすがに先生だね、誘導尋問が上手い」
そう言ってケラケラと笑う大山。
16やそこらで10人以上の男を相手にしているなんて世も末だ。
「まさか、エンコーとか言うのじゃないだろうな」
「まっさか~、今時流行らないよ、そんなの。純粋にエッチが気持ち良いからしてるだけ」
「そうか」
この程度の年齢でセックスが気持ち良いから色々な男と経験していると言うのはどうなんだろうか。まぁ、援助交際のような法に触れる事をするよりは良いのだろうか。よくよく考えても、それが良いんだか悪いんだか解らない。
「ね、それよりさ、先生もおっぱいが好きなら、スペシャルなのしてあげよっか」
「スペシャル?」
「そう、男の人はみんな喜ぶよ」
俺は彼女に促されるまま、下着も脱いで裸になった。大山は乱れた着衣を、誰に促されるでもなく、さっさと脱いで裸になる。
それから、当たり前のように、寝転がっている俺の足元へ座って、とっくに怒張していた男根を握った。
「少し濡らすね」
それから、そう言うと、これまた当然のように男根をパクリと咥える。
――ヌッチュ・・・ヌチュ・・・レロレロレロ・・・
根元まで咥えては、男根の茎の部分へチロチロと舌を這わせる大山。俺はその様子を呆気にとられたまま眺める。
「もう良いかなっ」
一しきり舐め終えると、彼女は身体の位置をズラした。その動きを見て、ようやく彼女が何をしようとしているのか察する俺。
「ほら、センセ、お尻あげて」
「あ、ああ」
そうやって、俺のモノが自分の胸元へ来るように位置した後で、彼女は自分の唾液でヌルヌルになった俺の男根を、その大きな乳房で挟み込んだ。
――ヌルっ、ヌルっ
柔らかい乳房に挟まれて、谷間から出たり入ったりする自分のモノが見える。
「どう?きもちいい?センセ」
「あ、ああ、気持ち良いよ、いつもこんな事してるのか?」
「いつもって訳じゃないけど、気分が乗ったら・・・ね」
と言う事は、今、彼女はセックスに対して気分が乗っていると言う事なのだろうか。
ややしばらく、彼女の胸の谷間に挟まれて快感を享受する俺。唾液のヌルヌル感がなくなってくると、下を向いて、自分の胸元に唾液を垂らす大山。
とてもじゃないが、普段、学校で見る制服姿の彼女からは想像もできないような情景が目の前にある。
ややもすると、自分の胸を両手で抱えるようにして、激しく上下に揺すりだす大山。その気持ち良さで、遠くの方からゆっくりと射精感が近づいてくるのを一瞬感じて、慌てて腰を引く。
「もういいぞ」
それから、意識して落ち着いた声を作りながらそう言った。さすがに、自分の教え子である女子高生に、このまま抜かれるのはバツが悪いと思ったのだ。
「今度は俺がしてやる」
反撃の意味も込めて、そう宣言する。
「もう、そう言うのは良いから」
「え?」
「入れようよ~」
ところが、俺の愛撫は不要だから、さっさと挿入しろと言う彼女。
「いや、しかし・・・」
「センセのおちんちん、パイズリしてたら入れたくなってきちゃった」
「ぱ・・・」
「ダメ?あたしが上になるから、ね?もう入れよ?」
「あ、ああ、解った」
どうにも主導権を握れないまま、まごついている俺の上に跨る大山。右手で怒張した俺の男根を握って、自分の股間に狙いを定める・・・。
――ヌチュぅ
「あっ・・・あっぁ」
そして、そのまま腰を沈めると、グチョグチョに濡れた秘穴へ吸い込まれるように入っていく男根。
(勝手にパイズリして、オマ○コ濡らすなんて、どんだけエロいんだよ)
「あっあっ、あっ・・・あっ」
そんな事を考えている間も、俺の胸元に両手をついて、狂ったように腰を振る大山。髪を振り乱しながら部屋の天井を見据えている姿は、まるで欲求不満の人妻のようだ。
「センセ・・・の気持ちい・・・い」
「そ、そうか・・・」
「うん、すごい・・・大きい・・・よ」
どうやら、俺のモノは10人以上を相手にしてきた彼女のお眼鏡にかなったようだ。
「それに・・・硬くて・・・あ、すぐイッちゃいそう・・・」
なるほど「イク」と言うのも体験済みらしい彼女。
それを境に、より一層激しく俺の上で腰を振る。
「い、い。いぃ・・・イクっ・・・うぅ」
そうして、俺の上に跨ったままで、ビクビクと痙攣して動かなくなる。イキっぷりも、とても女子高生とは思えない。
大山は、そのままで少し休憩すると再び腰を振り始め、なんとその後3回も同じように俺の上で果てたのだった。
※※※
「センセ。ごめんね、あたしばっかり。センセも出して良いよ」
彼女がそう言ってくれた時、正直なところホッとした。自分の上で大きな乳房を揺らしながらセックスに没頭する生徒の前に、俺も限界が近づいていたからだ。
しかし「もうイキそうだから避けてくれ」なんて、何だか彼女に負けたようで情けなくて言えずにいた。
「そうか、じゃあ、今度は俺が上になっても良いか」
出来るだけ余裕のある声で言ったつもりだが、彼女にはどう伝わっただろうか。
「うん、いいよ」
恥ずかしがる様子も見せずに、コロンとベッドに仰向けになる彼女。それから、これまた恥ずかしげもなく両脚をパックリと開く。
――ヌチュ、ヌチュチュチュっ
実際のところ、もうすぐにでも射精したかった俺は、迷わず彼女の秘穴へ自分の怒張した男根を捻じ込む。
「あっ・・・あぁぁぁっ・・・んっ」
――ヌチュヌチュヌチュ
「あっ・・・す、すごい・・硬い・・よぉ」
再び俺の下で快感に耽る大山。しかし、今度は彼女を十分に楽しませるだけの余裕が、俺にはなかった。
「お、大山・・だ、出すぞ・・・」
「あっあっあっ・・・あ・・・う、うん・・どこ?」
「何?」
「どこに・・・出したい?顔?お口?き、今日は・・・な、中でも・・・たぶん・・大丈夫・・・だよ?」
ユサユサと巨乳を揺らしながら、中に出しても大丈夫だと言う教え子。「たぶん」と言うのが気になったけれど、俺は遠慮なく、大山の中にすべてを吐き出す事に決めた。
「な、中に・・・中に出すぞ」
「あ・・・あっ・・・あ、い、いい・・よ。だ、出して・・・出して・・・中に・・っ・・・」
「お、おぉっ・・・で、出るっ」
「あっ・・・あっ・・中にだしてぇ」
「くっ」
腰が抜けるほどの快感だった。こんなに大量に射精したのは初めてだ・・・と思えるほどの精液を教え子の体内に注ぐ俺。
それを身体の芯で受けながら、呆けたように口を開けてビクビクと震える彼女の身体。
やがて、すべてを出し終えると、俺は全身の力が抜けて、彼女の大きな乳房を枕にするようにして倒れ込んだ。
※※※
「ね、センセ・・・小松ともエッチしたでしょ」
すべてを終えてから、大山がシレッとそう言った。
「・・・・・」
驚きのあまり何も言えないまま固まる俺。どうしてそんな事を知っているのか。小松を車に乗せるところでも見ていたのか。それなら、最後までシラを切り通した方が・・・。
「小松から聞いたよ~、センセ、すげぇSだったって言ってたけど」
「え、S?」
「うん、小松のこと、レイプみたいに犯したんだって?」
「な、なんでそんな・・・」
「ん?小松から聞いたよ?」
(ま、まさか・・・)
俺の常識の中では、こんな体験は友人に打ち明けないものだった。だから、誰にもバレることはない・・・そうタカを括っていたのに。
「でも、今日のセンセは可愛かったよ?小松が言ってるのと随分違ったもん」
「そ、そ、そ、そうか?」
この場をどう繕うのが正解なのか解らないまま、心臓の鼓動だけがどんどんと大きくなっていくのを感じる。
(お、落ち着け・・・学校や他の教師にバレた訳じゃない・・大丈夫だ)
そう自分に言い聞かせて落ち着こうとする。
「ね、センセ、自分のことイケメンだと思ってる?」
「そ、そんな事、思ったことないぞ」
「じゃさ、何で、あたし達と簡単にエッチできたと思う?」
ニヤニヤとイヤらしい笑いを浮かべながら、大山が言った。
「何でって・・・何でだ?」
「あたしら、賭けしてたんだよね」
「賭け?」
「そう、誰がセンセの事、誘惑できるかって言う賭け」
「・・・・・」
「結果的には小松とあたしはセンセのこと誘惑できた訳だから勝ちなんだけどね」
(賭け・・・だと?)
「だ、誰がそんな賭けなんか・・・」
話の展開が見えなくて、そう訊ねるのが精一杯だ。
「あたしと小松と、それから手塚」
「て、手塚も!?」
「そうだよ、あたしら3人で賭けたの」
「そ、そんな」
あの大人しい手塚までもが、自分を賭けの対象にしていた事に多少なりともショックを受ける。
(ん、待てよ?)
確か、大山と小松は賭けに勝ったと言っていた。
と言う事は、手塚が俺と関係を持った事はバレていないに違いない。
「で、その賭けは手塚の1人負けってことか?」
「そうなるね~」
「そうか・・・」
(やっぱり・・・バレてない)
「でも、結果的に手塚は幸せそうだから、賭けなんかどうでも良いんじゃない?」
「幸せ?」
「うん、何かあの娘、最近彼氏が出来たらしいんだけどさ、親友のあたしらにも相手が誰だか教えてくれないんだよね」
「ほ、ほほぉ」
「きちんと話せるようになったら教えてくれるって言うんだけどさ~」
裸のまま、胸と下腹部だけ毛布で隠しながら、気怠そうに話す大山。隠しても、尚、存在を主張する大きな胸に眼がいくけど、今はそれどころではない。
「話せるようになったらって・・・」
かなりマズい状況に自分が堕ちいっている事は自覚していた。だから、俺も服を着るのも忘れて彼女の話に耳を傾ける。
「彼氏に、誰にも付き合ってる事は内緒だって言われてるんだって」
「・・・・・なるほど、だから大山も小松も手塚の相手が誰だか知らないんだな?」
「まぁね、あの娘、あれで結構マジメだからさ~、きちんと彼氏の言いつけ守ってるみたいだよ。あれは本気で惚れてるね」
「い、いつかはお前らにも紹介してくれるさ、手塚は親友だろ?」
「そうだよ~、だから、誰にも言わないから、あたしと小松にだけは教えろって言ったんだ」
「そ、それで?」
「彼氏に聞いてみるって言ってたよ」
「聞いてみる?」
「うん、あたしと小松にだけ、本当のことを話していいか聞く為に、今日、彼の部屋に行ってくるって言ってた」
「こ、ここに?」
「はぁ?」
「あ、いや、か、彼氏の部屋に行くって言ってたのか?」
「うん、今頃、彼氏と一緒なんじゃない?」
(ま、マズイ・・・手塚がここへ来るかもしれない)
俺も大山も、裸同然だ。ベッドは乱れ、俺も彼女も肌にはうっすらと汗を滲ませている。さらに大山に至っては髪も乱れたまま寝転んでいる。
どう見たって、情事の後の余韻に浸っているようにしか見えない。
(こ、こんな所を手塚に見られたら・・・)
大山は手塚が「本気」のようだと言っていた。俺も最初はそうだった。だけど今は彼女の友人である大山や小松にまで手を出している。これを知られれば手塚がどんな行動に出るか予想も出来ない。
(下手をすれば、学校にバレるかもしれない・・・)
「お、大山・・・送ってやるから、急いで服を・・・」
――ピンポーン
チャイムが鳴った。
「あ、センセ・・・お客さんみたいだよ?」
聞き慣れたはずのチャイムの音が、今日の俺には破滅の音にしか聞こえなかった。
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