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凛 騎 応 変!

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□ 伝染する欲望~ブログのみで公開中(完結) □

第8話 …デビューしたレズっ娘~前編~…

|榊原 美緒《さかきばら みお》は、今別れたばかりの愛しいお姉さまを驚かせようと、一旦曲がった曲がり角で|踵《きびす》を返してヒョコッと顔を出した。

最後にもう一度手を振ってお別れしようと思っただけだった。

(誰…あの男…)

お姉さまに声をかけて手を振ろうとした時、そのお姉さまが見知らぬ男とマンションの前で何か話しているのが目に入った。
それは、美緒が以前見たことのあるあの男…お姉さまの婚約者とも違うようだった。

やがて、2人はお姉さまのマンションに入っていった。

(こんな時間に…何で!?…)

居ても立っても居られなくなった美緒は、小走りに今来た道を引き返してマンションへ向かった。

(間に合わなかったか…)

だが、2人は揃ってマンションのエレベーターに乗って行ってしまった。

(何か…)

美緒は、マンションに向かって小走りに戻る途中で男が茂みに何かを捨てたのを見た。

(あった…これだ…)

彼女は、茂みから黒い…小さな小箱を拾った。これはなんだろう?
その箱にはイヤホンが繋がっているようだ。
美緒はそのイヤホンを耳に当ててみた。

「や…やめて…そんな…」
「おっと…抵抗するんですか?…」
男と女の声が聞こえる。

男は知らないが…女の声は…お姉さまだ!

「お願い…シャワーを…」

シャワーを浴びたいと言う愛しいお姉さま…。
全く状況が解らないが、お姉さまが男を部屋に入れている…それだけでも美緒は十分嫉妬した。

(そんな…婚約者だけでなく…他にも男の人と…?…)

どうしたものかとマンションの前で右往左往しながら、イヤホンから聞こえてくる音に耳を傾ける美緒…と、

「ガッ…ゴッ…」

大きな音が美緒の鼓膜を震わせたと思うと、次にはイヤホンから何も聞こえなくなってしまった…。

聞こえないとなると、さらに聞きたくなるのが人間の心理だ…ひとしきり迷った後で、美緒は今しがた降りてきたばかりのエレベーターにもう一度乗って、お姉さまの部屋へ向かった。



※※※



(どうして…お姉さま…)
美緒は泣きたくなるのを我慢して、お姉さまの部屋の前に立っていた。

しばらく部屋の前で中の様子を伺っていた美緒は、確かに中から小さな喘ぎ声が漏れるのを聞いた…。
中で何が行われているのか…見るまでもなかった。

しばらくして、
「あっ!…あっ!…あぁっ!…」
と一際大きい喘ぎ声が美緒の耳に届いた。

美緒は反射的に部屋のチャイムを押してしまった。
「ピンポーン」
静かなマンションに響くチャイムの音を聞いて我に返る美緒…。

(大変だ…)

美緒は部屋の前からそっと遠ざかり、そこからは死角になるエレベーターホールまで来て立ち止まった。

中から人が出てくる気配はない…。

それを確認すると再び、お姉さまの部屋の前に美緒は戻った…。

その時…
「…おっきいよぅ…すごく…こんなの初めて…」
良く知るお姉さまの声が信じられないようなセリフを放った。

(お姉さまが…こんないやらしい事言うなんて…)

美緒とお姉さまの関係は、専ら美緒が攻められる事が多かった。
だから、何度も身体を重ねていても、ここまで乱れるお姉さまの喘ぎ声を聞いたのはこれが初めてだったのだ。

「あぁ…好き…好き…おっきいチンポ…」
ショックを受ける美緒の耳に容赦なく入ってくるお姉さまの乱れた喘ぎ声。

(お姉さま…気持ち良さそう…)

「あっ…あっ!、あっ!、あっ!…もっとぉ…!!」
一際高い喘ぎ声で、美緒の知らない男に「もっと」とせがむお姉さま。

(そんなに気持ち良いのかな…美緒とするよりも…イイのかな…)

その答えは図らずもお姉さま自身が教えてくれた。
「…すごい!…奥まで…入ってるっ…あぁ…イク…イク…イクぅ!…」

(…奥まで…入ってるんだ…奥まで入るのって、そんなに気持ち良いの…?…)

美緒は高校時代にすでに「彼女」がいて、処女はバイブに捧げたと言う生粋のレズっ娘だった。
その後も何人もの女性と関係を持ち、大きなバイブも何度か経験していた。
だが、男には全く興味がなかったのだ…この時までは…。

(お姉さまだって…大きなバイブ…入れた事あるのに…そんなに違うの…?…男の人の…アレって…)

美緒が男性に初めて興味を持った瞬間だった。



※※※



「あなた…おちんちん大きい?」
「は?」
「大きくないの?…じゃあ、良いわ…」

美緒は繁華街のビル地下にあるロリータファッションを主に扱うショップの店員だ。
普段から勤め先の服を買っているので、自然とロリータファッションばかりになる。
その上、目のパッチリとした幼さすら感じさせる可愛らしい顔…それに似合わないムッチリとした肉体…店からの行き帰りには必ずと言ってよい程ナンパされる。

今日もナンパしてきた男へのセリフが先ほどの一言だった。

だが、それでも返答するだけ良い。
これまでは男に全く興味を示さず、まるで石ころでも転がっているかのようにナンパ男達を蔑んだ目で見て足を止める事もなかったのだから…。

(なかなか居ないわね…おちんちんの大きな人…)

美緒は先日の「お姉さまの喘ぎ声」を聞いて以来、自分も一度だけ男と関係を持ってみようと決めていた。
しかし、誰が相手でも良い訳ではない。
お姉さまは「大きくて気持ち良い」と言っていた。
だから美緒が一度だけ相手をする男も「おちんちんの大きな人」でないとダメなのだ。

「こんばんは~」
また男が声をかけてきた…今日は良く声をかけられる日だ。

「なに?」
冷たい目で振り向き返答する美緒、もしナンパなら、こいつにもアレは大きいかと尋ねてやろう。

「見てたよ…さっきの…。おちんちんの大きな人…探してるんでしょ?…」
22歳の美緒と然程年齢の変わらない男は人懐っこい笑顔でそう言った。

「えぇ…まぁね…あなた、おちんちん大きいの?」
「うん…自信あるよ…触ってみる?」
男は美緒の手を取って自分の股間を触らせようとする。

「ちょっと…やめてよ!…こんな所で…」
「そっか…そうだね…俺…そこのビジネスホテルに部屋とってるんだよ…良かったら…そこで…どう?」
「あなた1人なんでしょうね?…着いて行ったら男が大勢…なんて嫌よ・・私」
「大丈夫だよ~…そんなの俺だって嫌だよ~」
男は人懐っこい笑みを浮かべて言った。
良く見ると整った顔をしている。
男性には興味がないが、どうせなら美緒だってイケメン相手の方が良い…それに自分で自信があると言うほどの男性器…うってつけだ。

「わかったわよ…どこ?」
「やった~…あそこあそこ…あの青い看板のトコ…」
美緒はその男に着いて歩き出した。

そのナンパ風景を、少しゴツめのハンディカメラを構えた男が少し離れた所から撮影している事など全く気が付かなかった。



※※※



「ガチャッ…」

ビジネスホテルのドアが乾いた音をたてて開いた。

注意深く中の様子を探る美緒…。

(どうやら中には誰もいないようだ…)

「どうぞどうぞ…結構広いでしょう…なんなら泊まって行ってよ…なんて…」
ナンパ男は冗談交じりにそう言った。

「泊まりはしないわよ…それより…見せて…」
「なに…?…」
「…アレ…見せて…」
美緒は部屋に入るなり、ナンパ男に男性器を見せるように言った。
もし、美緒の望むようなモノでなかったら…つまり美緒が大きいと思わなかったら、このまま部屋を出て逃げようと思っていた。

「あぁ…そうだったね。そんなに興味あるんだ…」
男はそう言うと素早く自分のズボンと下着を脱いだ。
脱ぐことに慣れているようだ…初めて会う美緒の前でも何の躊躇いもなく脱いで見せる彼の姿を見て美緒は思った。

(う…わ…)

美緒は男性器を見て絶句した。

ナンパ男のモノはまだ勃起していなかった。
にも関わらず、何か動物の尻尾のようにダラリと男の股間にぶら下がっているソレは、この時点で美緒の持っているバイブの大きさと殆ど変らない…。

「どう?…合格かな?…俺の」
彼は美緒を真っ直ぐに見て言った。

美緒は言葉に出来ないまま、ナンパ男のソレから目を離さずにゆっくりと頷いた。



※※※



「ベッド行こうか…」
男は美緒の耳元で囁いた。

男に誘われるまま、一緒にシャワールームに入った美緒は、幼い顔つきからは想像できない白くて大きなムネとやや濃いめの陰毛で隠された陰部をシャワー中に十分に攻められた。

(この人…上手い…)

美緒はシャワールームで、それも立ったままの姿勢で1度イッていた。

まるでピアニストのような繊細な指使い、上下左右に自由自在に動く舌…そして何よりも彼はキスが上手い…それらは、女性同士の行為に慣れた美緒ですら、女性よりも女性の身体を知っている…と思わせた。

「ねぇ…これ…使ってみようよ…興奮するよ…」
ナンパ男はどこから持ってきたのかアイマスクを取り出して言った。

「どうして…」
そう言いかける美緒の唇をナンパ男の唇が塞いだ…全身が溶けてしまいそうな上手なキス…こうしていると何もかもどうでも良くなってくる…。

美緒は、彼にされるままにアイマスクを着けた。

美緒にアイマスクを着け終わると、彼は「チュッチュッ」とワザとらしいとすら思うような大きな音を立てて、美緒の首筋から耳へと舌を這わせた。

アイマスクで視界は真っ暗…その上、耳元のいやらしいチュッと言う音が美緒を現実世界から遠ざける。

ナンパ男の「チュッ」と言う音を合図にしたように、部屋の入り口が静かに開いた。
さっきまで離れた所から美緒がナンパされる様子を撮影していた…あの男がカメラを構えたままで部屋に入ってきたのだ。

だが耳元を愛撫されている美緒はその音に気が付かなかった。

そのまま静かに2人に歩み寄る撮影者…少し離れた所からベッドの端に腰掛ける2人の姿を撮影し続けている。

「こんなもの…取っちゃおうね…」
男は優しく言うと、シャワールームを出る時に美緒自身が身体に巻いたバスタオルを取り去った。

美緒の全身が露わになった。

バスタオルを外した手を止めず、ナンパ男はそのまま美緒の大きなムネを優しく揉みだした。
揉んではブルブルと震わせたり、乳首をチョンと摘まんだり…休む事なく美緒のムネを攻め立てる男の両手…美緒はまだムネを触られただけだと言うのに、不思議な快感が自分へ襲い掛かってくるのを感じていた。

「さぁ…横になって…あっ…マスクは取っちゃダメだよ…」
男はそう言いながら、美緒の身体を大切なものを扱うように、静かに倒した。

その途端に、美緒のムネに吸い付くナンパ男。

「ピチャ…ピチャ…チュウゥ…」
とワザと聞かせるいやらしい音が美緒を興奮させる。

無言のままで身体を美緒の足元にずらす男…アイマスクをしている美緒には、彼が動いている事くらいしか解らない。

ナンパ男は、大人しく仰向けに寝たままで両方のムネを愛撫され続けている美緒の股間に顔を近づけると、舌を出してチロチロと舐めた。

「あぁぁ…はぁ…」
不意を突かれて快感の声が出る美緒。

「ジュルルっ…ジュルっ…」
ここでもワザとらしい音が美緒の耳を刺激する。

「あぁ…あぁ…あっ…」

(き、気持ち良い…かも…)

シャワールームでも味わったナンパ男の舌技は気持ち良かった。美緒は最初それが、自分が性的に興奮しているためだろうとも思っていたが、ベッドに移動して味わう彼の舌技もやはり格別だった…。

(やっぱりこの人…上手いんだ…)

美緒は確信した。
性技に長けている上に、あの持ちモノの大きさ…自信満々で女の子に声をかけるのも頷ける。

やがてナンパ男は、美緒のアソコが十分に濡れると、今度は中指をソコに挿入した。
美緒はつい先ほど、シャワールームでの男の指による攻めで果てたばかりだった。

(あっ…そう…そこ…そこが気持ち良いの…)

ナンパ男は、美緒の好きな部分を的確に…ピンポイントで攻めてくれる。
時折、美緒の望む部分から指が外れる事もあったが、男は美緒の表情でも観察しているのか、すぐに修正して美緒のツボを攻めてきた。

「あっ…イク…また…イッちゃう…」

美緒は再び大きな快感の波が自分に向けて押し寄せてくるのを感じていた。

「いいよ…イッっちゃいなよ…」
そう言いながら男は指の動きを加速させた。

「グチュグチュグチュ」

と言う卑猥な音がひっきりなしに美緒の耳に入る。

(あぁ…き、気持ちいい…けど…何これ…)

快感を通り越して美緒を襲ういままで感じたこともない感覚…例えるなら…一番近いのは尿意…だろうか。

しかし、男の指が特定の部分を刺激する度に感じるこの感覚は、単純に尿意を催しているのとも少し違うようだ…。

「なんか…出ちゃう…出ちゃうっ…」

美緒はたまらず、そう言って自分の陰部に伸びた男の腕をつかんだが、男は美緒の力など物ともせずに指の動きを続けた。

「いいよ…出しちゃいな…大丈夫だよ…怖くないから…」
優しく囁く男の声が、我慢せずにすべてを出してしまいたいと言う欲求に駆られていた美緒の背中を押す。

「出ちゃうよ~!…何!?…コレ…出ちゃうぅぅぅ!」
一際大きな声で叫ぶ美緒。

その声に合わせるように、美緒の陰部からサラサラとした液体がピュッ、ピュッと噴き出す。

「ふっ…ンッ…」
液体を吐き出すまいと下腹部に力を入れてとれを止めようとする美緒…だが、その意思とは裏腹に男の指により尚もピュッピュッと液体が噴き出す。

その液体は、静かに場所を移動して、美緒の恥ずかしい部分を真正面から撮影していたカメラのレンズにもかかってしまったが、撮影者はそんな事には慣れているようで、ニヤリと笑ってレンズを布で拭いた。

「はぁ…はぁ…」
と肩で息をする美緒。
その傍らでゴソゴソと音がする。
ナンパ男も自らの腰に巻いていたタオルを取ってベッドの上に上がってきたようだった。

初めて感じる快感と放出感に身動きも出来ずに放心している美緒の右手に何か硬いモノが触れた。

「気持ち良かった…?…」
男の質問に、美緒は仰向けのままで「うんうん」と頷いた。
嘘ではなかった。
こんな快感を、今まで美緒が付き合ってきた女たちは与えてくれなかった…。

「良かったよ…じゃあ…俺にもお返ししてもらおうかな…」
美緒が男性相手に性行為に及ぶのは、これが初めてだった。
しかしそんな事は知らないナンパ男は、当然のように美緒にフェラチオを求めた。

美緒はフェラチオに嫌悪感を持っていた。
お姉さまがそうであるように、男性のグロテスクなモノを口に含むなんて絶対に出来ない…そう思っていた。

しかし、生まれて初めて感じる快感に美緒の思考は狂っていた。

(フェラチオ…しなきゃ…)

美緒はフラフラと身体を起こした。

だがアイマスクのせいで、彼のモノがどこにあるのか解らない。
アイマスクに手をかける美緒。

「…あっ、ダメダメ…マスクはそのまま…ね…見えないのも興奮するでしょ?」
ナンパ男は慌ててそれを静止する。
当然だ。
美緒が大股を開いて股間から「潮を噴く」姿を撮影した、あのカメラマンが続きを撮ろうと美緒を狙っているのがバレてしまう。

ナンパ男は優しく美緒を誘導し、仰向けに寝転がる自分の両脚の間に美緒を座らせた。

「良いよ…そのまま…まっすぐ前にあるから…咥えて…」
男はハッキリとフェラチオを要求する。

美緒は言われるままに裸体を九の字に前屈して、ナンパ男のモノへ顔を近づけた…。


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Date:2011/11/19
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