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凛 騎 応 変!

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□ ネトラレ実現日記~妻を他人に寝取らせるまで~ ‐第1章 妻の男性遍歴‐ □

~口淫関係の夜~

言うまでもない事だが、SEXと言う物は互いの愛情を確かめる為の重要な行為だと思う。勿論、世の中には愛情ではなく、快感だけを目的に互いを求め合う者もいるだろう。
だが、それでもSEXは愛し合った者同士が、より愛を深める目的で…と言うのが大半を占めるハズだと僕は信じている。

突然、僕に似合わない小難しい話しから切り出したのには訳がある。

それは、いつものように妻の男性遍歴を尋ねながら夫婦の営みに興じていた時のこと…。





「綾乃のココに…俺以外に7人もの男が入れたんだと思うと…興奮するよ…」
妻は、こう言うセリフを吐かれる事を決して喜んではいなかったが、この頃には僕の性癖として受け入れ、自分の男性遍歴を語る事にも抵抗感が薄れてきている様だった。

興奮しながら腰を振り、今まさに射精の時を迎えようか…としていた僕に妻は言った。

「…違うよ~…」

僕は一瞬何を言われているのか解らなくて、妻の腰へズンズンと自らの腰を打ちつけるのを止めて聞き返した。
「…何が?…」

「…だから…今言ったでしょ…7人の男が…って…」
「うん…7人の男に綾乃が入れられたと思うと興奮したよ…」
「それ…違うってば…」
「…何で?前に言ってたでしょ!?…俺で8人目って…」
間違いない。以前、経験人数を尋ねた時に妻は僕で8人目だと言ったはずだ。

「…忘れてたけど、ホントは10人目だったとか…!?…」
僕は興奮…とも違う、期待…でもない…何とも言えない気持ちで尋ねた。妻の男性遍歴が増えると言う事は、それだけ今後のネタが増えると言う事だ…。
しかし、僕の心の中では既に「8人」で処理されている。今更増えるのもショックと言うか…上手く活字に出来ない気持ちだ…。

「違う違う…そう言う事なら・・6人…孝介で7人目だよ…」

「だって…8人って最初に言ったじゃん…」
僕は少しムキになって反論した…最近はその事ばかり考えて過ごしている…僕の記憶が間違っているハズはない。

「だって…「こう言う関係になったの」が何人目かって聞くから…」
「そうだよ?…そしたら8人って言ったじゃん…」
「あの時さ~…孝介の事、口でしてたでしょ…?…」
そうだったかな…そこまでは僕も覚えてないな…だけど、それが何だと言うのか…。

「だから…口でした事ある人数答えたんだけど…」
「…。」

呆れた天然ボケぶりだ…。あの話しの流れで、どうしてそうなるのか理解に苦しむ。
普通は「SEXをした人数」と受け止めると思うのだが…。
いや、待て…それよりも…

「…え?…じゃあ、エッチはしてないけど、口でしてあげただけの人が1人いるって事・・?」
「エッチって…どこまでがエッチ…?…」
こいつは…すっとボケているのか本気なのか…。

「入れたらエッチってことで…」
仕方なく僕は解り易く説明し直した。

「それなら、6人だよ。」
まるで、エッヘン!と言うように言い返してくる妻…何が自慢か?

妻がエッチをした人数…妻にも解るように説明するならば「入れた」人数は僕が思っていたよりも1人少なかった。
だが、今の僕にとってそこは大きな問題ではない。
SEXの関係はなかったけれど、フェラチオはしてあげる関係にあった男…これが知りたい…。

既に僕達夫婦の営みは佳境に入っていて、射精する一歩手前だった僕は、話が終わるまでは決して発射してしまわないように…だが、妻だけは醒めてしまわないように気を使い、自分に負担がかからないよう大きくピストンする事は止めて、深く根元まで自分のモノを差し込んでグリグリと腰を使いながら話しの続きを聞く事にした。





その男は7人目の彼氏…僕の前に妻と付き合っていた彼氏だった。
そして、これからする話しは、なんと僕と付き合う直前、付き合ってはいなかったものの、既に僕とは出会っていた時の話しだと言う…。





この頃妻は、例の不倫男と同じ部署で働くのが苦痛になって別な会社へ移っていた。
前ほどの規模はない会社で給料も安かったが、周りは良い人ばかりで人間関係のトラブルなど一切無かったと妻は言った。
実際に、この会社の人達とは僕も自分の結婚式でお会いした事がある。
嫌がらずに受付や余興、ご祝儀の管理に2次会のセッティングまでこなしてくれて、自分が勤めている会社の同僚よりも余程頼りになる人達だったと記憶している。

男は、この会社で使用する車輌の面倒を見ている業者の整備士だった。

人当たりは粗暴で、いつも汚れたツナギで会社にやってくる男の印象は、妻にとっては良いものではなかった。

おまけに、時々会社に出入りしては、真面目に仕事している妻を食事に誘ったり、どこまで本気なのか「俺と付き合おうよ!」と軽々しく口にする…それに金髪と言っても言い過ぎでないような色の髪…今まで妻の周囲には居ないタイプの男性だった。

会社に出入りする業者の人間と言う事で、あまり邪険に振る舞う事も出来ずにいた妻だったが、それでもヤンワリと誘いを断り続けていた。

そんな妻の気持ちを動かしたのは、会社の男性陣が出払って、妻ともう1人の女の子が2人しか在社していない時だった。

いつものように汚れたツナギ姿で派手な髪をなびかせて入り口を入ってくる男…。

「あれ?…課長さんは?…」
「申し訳ありません。伊藤(いとう)は急用で外出しております。」
特に急用と言う訳でも無かったが、入社時に教わったコミュニケーションマニュアル通りの返答をする妻。

「今日、車検から上がった車届ける事になってたんだけどな~…」
まいったな…と言う様子で呟く男…。

「私で宜しければ承りますが…」
再びマニュアル通りの返答の妻。

「課長さん…何か言ってった?渡辺さんに…」
ちなみに妻の旧姓は渡辺だ。どこにでもある名字なので実名でも良いだろう。本当に旧姓は渡辺だ。

「いいえ…申し訳ないのですが託っておりません…」
「じゃあ、渡せないよ…車検なんて車置いてきゃ良いと思ってんでしょ…きちんと課長さんに車の状態を説明してから渡すんだよ…特にあっちの距離出てる方…あれは今回ギリギリで車検通ったけど、タイヤの溝が危ないよ…渡辺さんにタイヤ買う権利ある?…ないでしょ!?…もし課長さんの耳に入らないで事故ったらどうする?…この会社の誰かが死んじゃうかもしんないんだよ?…」

ひとしきり言い終わると、後で電話してから出直すと言って帰って行った。

「なに?アレ…偉そうに…」
その様子を見ていた、もう1人の女の子が言った。

正直な所、妻も車屋さんなんて車を置いてきゃお終い…くらいに思っていた。機械の修理が出来るのはすごいと思うが、渡す位…と簡単に考えていた。

だが、もう1人の女の子のように「偉そうに…」とは思わなかった…。
普段はチャラチャラと自分を軟派してくるくせに…今日は全く違った。それに、多少の事を言った所で男が自分の事を気に入っているのは解っていたし、自分に対しては、いつものように冗談を言ってくれるだろう…と言う思い込みもあった。だが、その男は仕事に対しては真摯な姿勢だったようだ。

次の日に車を届けに来た男はいつも通りの彼だった。
妻に対して冗談を言い、食事に誘う、最後には「ねぇ、付き合ってよ~」と言うお決まりのセリフ…。
だが、良く見ると妻以外の女の子とは親しげに話しをしているような様子はないようだ…。
それに、考えてみると気難しい会社のオジ様連中が、あんな髪の色をしてチャラチャラしている若者を妙に気に入っているようにも見えた…。

(そんなに悪い人じゃないのかな…)

男に根負けするように食事に付き合った妻が、彼と付き合うようになったのは、それからしばらくしてからだった。





「でもね~…私…男運悪いのかな…」
目の前に亭主がいるのにこのセリフ…と言うのは一先ず置いておいて、どうやらこの後の2人の関係は順風満帆とはいかなかったようだ…。





最初のうちは、どこへ遊びに行くにしても妻を気遣ってくれた、それに話が上手い…妻を退屈させないのだ。
だが、彼と遊びに行くのは夜ばかり…それに遊びなれた男なら、すぐ様彼女を自分の部屋へ連れ込もうとするのだろうが、彼はなかなか自分の部屋へ妻を連れて行こうとはしなかった。

自動車整備士である彼は日曜日が休みとは限らない。カレンダーが休みの日でも急ぎの仕事があると休めなかったし、妻と付き合い始めたのは雪が降り始める季節だった事もあって、事故車の修理依頼も多いと彼は言った。
それに彼自身も自分はガサツでだらしがないから忙しい上に掃除する時間もなく、とても部屋に招く事が出来ないのだ…とも。

何度かラブホテルに誘われた事はあった。だが、妻にとってラブホテルは不倫男とSEXをする場所だった…不倫男への嫌悪感からか、妻はそれを拒否し続けていた。
妻が当時住む部屋に遊びに行きたい…と彼に求められる事もあった。だが、それを許す…と言う事は、つまりそう言う事だ…何だか自分から招き入れる…と言うのも、まるで何かを期待しているようで躊躇われた。

彼は自分の部屋に妻を連れていくしか術がなかった。

「うち…来る?…」
ある日、男は妻をそう言って誘った。付き合い始めてから随分と経っていたし、そろそろそう言う事もあるだろう…と言う覚悟が妻にはあった。

だが…。





「私…生理だったんだよ…その時…」
彼が自分の部屋へ誘ってくれた時、妻は生理だったと言った。

「そんな事…いきなり言える訳ないでしょ…」
今日生理なんだ~って言えば良かったじゃん…と茶化す僕に、妻はニコリともせずに返答した。

妻には、せっかく誘ってくれているものを無碍(むげ)に断る訳にもいかないし、正直なところ彼の部屋へ行ってみたいと言う気持ちもあった。





彼の部屋へ遊びに行く妻…。
多少乱雑に散らかってはいるものの、思っていたよりは全然キレイだ…妻が遊びに来るので片づけたのだろうか…。

他愛もない話しをしている間に、辺りは暗く日が落ちていった…。

当然、そういう雰囲気になる…妻を引き寄せて唇を奪う男…タバコの匂いがする…。
早く言わなければ…自分は生理中だから…期待に応える事は出来ない…と…。

「あの…私…」
ようやく切り出す妻。
「…ん…?」
ここまで来て何事かと妻の話しに耳を貸す男。
「…今日…生理なんだ…」
ようやく妻はその事を伝える事が出来て、幾分かホッとした…だが…

「俺…気にしないけど…?…」

驚いた…。
妻の中では、生理の時はエッチは諦めるもの…と相場が決まっていたからだ。

「え…?…いや、私が気にする・・・」

ドギマギしながらも、自分の意思を伝える妻。

「…そう?…気になるなら仕方ないか…」
男はアッサリと諦めた…だが、次に妻の予想していた通りの要求が飛んできた。

「んじゃ、口でしてもらおっかな。」
まるで、SEXできないなら、口で何とかするのが当然でしょ?とでも言わんばかりの態度…だが、それは妻の予想の範疇だった。

何故なら、これまでに付き合った男達、初めての彼氏から不倫男は勿論、予備校生の彼も、その後の彼氏も、全員が全員、例外なく妻が生理だと知ると「口でしてよ」と要求していたからだ。

だから今日も、彼の部屋に遊びに行くと決めた時点で、フェラチオまではさせられるだろうと言う事は十分に予想出来た。

「…いいよ。」
妻は努めて、当たり前のように了解した…遊びなれている風である彼にバカにされたくなかったし、自分にもそれ相応の経験がある事を示したかった。

何の躊躇もなく、自分が普段使っているベッドに横になってズボンと下着を一気に脱ぎ去る彼…そんな行動にも遊び慣れしている様が浮き彫りになっている。

妻は、まだシャワーも浴びていない彼のモノを、負けじと躊躇する事なく咥えた。

不倫男から教わったフェラチオテクニックを惜しみなく繰り出す妻…肩まである髪の毛を耳に掛け、自分が彼のモノを咥えている所がわざと見えるようにしてみる…恥ずかしい…だが、そのくらいの事をしなければ彼には対抗できないような気持ちだった。

根元まで咥えては頭を上下させ、そうかと思えば彼のモノをタマの部分から茎の先まで一気にベロ~ッと舐めあげる。

「…上手いじゃん…超気持ちいいよ」
妻のフェラチオが上手いと褒める彼…誰と比較しているのか…。

右手で彼のモノを扱きながらタマの部分を丹念に舐め終えた後で、今度は先っぽを咥える…そのまま手を彼のモノから離して、ちょっと厚手の長そでシャツとその下に着ているグレーのTシャツの下へ両手を潜り込ませる…。

彼の足の間にチョコンと座り、両手で彼の両乳首を刺激しながら口には彼のモノを頬張る。

「う…わ…すげぇよ…綾乃…」
彼の声のトーンが変わる。先程までの値踏みするような「上手いよ」とは違い、感情のこもった「すげぇよ…」と言う彼のセリフが妻を興奮させる。

両手は彼の乳首をサワサワと刺激し続けたままで、頭をゆっくりと上下させたり、時には茎の部分をベロベロと舐めまわす妻。

彼は余計な事を言うのを止めて、時折妻の攻撃にビクついている。

そんな姿から、終わりの時が近付いている事を悟る妻…。

両手は尚も乳首を刺激しながら、彼のモノを根元まで咥え…先の方までヌロロッと吐き出す…そして間をおかずに再び根元まで咥えこむ…。
そのスピードを上げていく妻…。

「…あ~…すげぇ…」
感嘆の声を上げる男…。

やがて、頭の上下運動が早くなるに連れて、不倫男に教わったように、ジュッポジュッポという卑猥な音…。

「…う…あぁ…」
その音がさらに彼の興奮を呼ぶようだ…。

「…ダメだ…出すよ…出すよっ…」
「出すよ」と告げてから間を置かずに妻の口腔内に発射される彼の精液…。

彼のモノからドクドクと射出されて来るであろう液体に備えて、先の方だけを浅めに咥えてその時を待っていた妻…が、思った程の勢いも量も無い…。
いとも簡単にそれを飲み込む妻…彼女の中の常識通りの行動だ…。

「…すげぇ良かったよ~…何にも知らないような顔して、結構経験しちゃってる感じ?…」
男は笑いながら感想を述べた。
遊びなれているであろう彼に褒められた事が素直に嬉しかった。

「それなりだよ、それなり…」
妻は返答した。

その日も、妻は彼の運転する車で、まだ19時前だと言うのに自宅に送られて帰宅した。




それから2週間ほど後の平日、仕事の後で会社の近くまで迎えに来てくれた彼の車に乗って、食事をする事もなく、妻は彼の自宅へ真っ直ぐに連れて行かれた。
今日は生理でもない…時間も遅いので部屋を暗くしてくれるだろう…いよいよその時が来るのだと妻は覚悟した。

だが…。

彼の部屋に入って、少し会話をするなり男は言った。

「…わりっ…今日、ちょっとこれから約束あってさ…」
「えぇぇ…そうなの?…だったら明日でも良かったのに~…」
「いや…明日もちょっと…予定あってさ…」
「そっかぁ…」

「…で、わり~んだけどさ…ちょこっとフェラしてくんない?」
彼はまるで「悪いんだけど、ソレ…取ってくんない?」みたいに軽い調子で妻に言った。

予想しなかったセリフに面食らう妻…。

「綾乃、めっちゃフェラ上手いじゃん…我慢できなくてさ~…次の休みまで待てなかったんだよね…」
その理由を説明する男。

次の休みまで会えないのが我慢できないと言うのであれば、女性冥利につきるのかもしれないが、彼は「綾乃に早くフェラチオしてもらいたくて我慢できない」と言った。
それでは、不倫男の妻に対する扱いと何ら変わらない…。



勘の良い方は既に薄々感づいているかもしれないが、妻は二股かけられていた。
しかも、もう1人の女は妻と付き合いだすよりも、ずっとずっと前から彼と付き合っていたと言う事を後から知った。
当然、もう1人の女が「本命彼女」で妻は「遊び相手」である事は明白だった。

だが、妻はその事に全く気付かなかった。
自分を早く帰すのも、次の日普通に出勤しなければならない自分への優しさだと思っていたし、部屋が散らかっているから呼ぶのを躊躇ったと言うのも、自分に汚れた部屋を見られたくないからだろうと本気で信じていた…それ所か、もう少し忌憚なく話せる関係になったら、いつかこの部屋へ来て、キレイにお掃除してあげなくては…とすら考えていたのに…と妻は言った。

しかし、早い時間に妻を送るのは、その後で本命彼女と会っていたから…出来るだけ自宅に招きたくなかったのは、本命彼女の痕跡を発見される可能性もあったし、妻が来ていたと言う痕跡を本命彼女に残してしまう恐れがあったから…ただ、それだけだ…。

しかし、それに全く気がついていなかった妻は彼に求められるまま、初めての時と同じようにフェラチオで彼を満足させた…。

そのすぐ後で、ごめんな…と言いながらそそくさと妻を部屋から連れ出してマンションまで送った。

会社帰りに誘われて、少し彼の部屋でお話しをし、フェラチオをして帰る…彼は妻をフェラチオ奴隷にでも仕立て上げる気だったのか…同じような事が、その後も1、2回はあったと妻は記憶していた。

妻が彼の本命彼女の存在を知ったのは、最後に彼にフェラチオして帰宅した日の夜だった。

前日に書店へ行った妻は、彼が集めている漫画の単行本の新刊が出ているのを見つけた。
明日、彼に会う事が解っていた妻は、その単行本を買った。

だが、あまりにもセカセカと過ごした時間と、フェラチオが終わったら、すぐに帰された事で、妻はその事を彼に言いそびれた。

同じ本を2冊買っては勿体ない。
妻は自宅から彼の部屋へ電話をした。

「もしも~し…」

不意に電話から聞こえる女の声…。

「あの…どちら様ですか…?…」
自分から電話をしておいて、このセリフの妻。

「どちら様って…そっちが誰~?…」
面倒臭そうに応対する女…。

「あの…私…渡辺と言いますが…」
妻は名乗った後で、彼に電話をかわって欲しいと伝えた。

「今、いないよ~。すぐ戻ってくると思うけど~、帰ってきたら電話させようか~?」
面倒臭そうだが、とりあえず悪い人ではないようだ…。
妻は思い切ってもう一度尋ねてみる…。

「あの…どちら様でしょうか…?…」

「あ~、私、友達~ってか、付き合ってるから鍵持ってるだけで、勝手に入った訳じゃないよ~」
そう言って笑う女。

「帰ってきたら電話させるから、番号教えてよ」
気だるそうな女は、しかし律儀にもそう言ったが、妻は黙って受話器を置いた。
状況を把握するには十分な情報を既に得ていたから…。

つい2時間ほど前に自分が彼と会っていた部屋…しかも、あんな事までした部屋…。
車で自分を送ってくれた時には、優しくキスまでしてくれたのに…。

ほんのちょっとした油断だったのだろうが、男は妻をフェラチオ奴隷にし損ねた…。

それから、会社で顔を合わせる事も何度かあったが、互いに気まずく、仕事以上の会話を交わす事は無かった…。
しばらくして、会社には別の男が新しく担当になったと挨拶に来た。
担当を変更したのか、それとも彼が職場を替えたのか…妻にはもうどうでも良い事だった。





僕は、妻が僕の前に付き合った男…しかも、僕と既に出会っていた頃に、たった2、3回の事とは言えフェラチオ奴隷のように扱われた時期があった事に興奮して、とうに果てていた…。





この頃僕は、例の人妻専門サイトにどっぷりとハマっていた。毎日のように書き込まれる自分の投稿へのレス…。
僕が投稿した妻の裸画像を見て卑猥な妄想に耽ったと言う感想や、実物の妻を自分ならこう犯してやりたい…と言うようなレスが大半だった…。

だが、中にほんの数人だけ、「妻が他人に奉仕している姿を見たい」と言う僕に向けて「自分も妻を他人に抱かせた」「今では妻と他人を交えて3Pを楽しんでいる」と言ったレスをくれる人もいた…。

実際に僕の望む性生活を実現させている人がいる…それどころか、3Pまでして自らも楽しんでいる…と言う人も。

もう僕は我慢できなかった。

これまで妻の過去の男性遍歴を聞いてきて、僕なりに一つの仮説が立っていた。

ウチの妻は、SEXに関しては人並み程度の感覚を持っているようだが、フェラチオはどうなんだろう…妻に直接言ったら怒るだろうが「随分と簡単に男のモノを咥えるじゃないか…」…そう思っていた。
過去に僕が付き合った女性の中に、SEXする関係になった後でフェラチオを躊躇う女の子は居たが、早々にフェラチオする間柄になってからSEXまで時間がかかるような女の子は1人もいなかった…。

妻のフェラチオに対する感覚は、普通のソレとは違うのではないだろうか…3Pや他人とのSEXには拒否反応を示すだろうが、上手く話しを進める事が出来れば、他人にフェラチオする姿くらいは見る事が出来るんじゃないだろうか…。

僕は過去の体験談を聞くのではなく、今現在の妻に他人のモノを咥えさせる為にはどうしたら良いか…その事を考えるようになっていた…。


― 第1章 妻の男性遍歴 完 ―




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Date:2013/01/06
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