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凛 騎 応 変!

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□ 伝染する欲望~ブログのみで公開中(完結) □

第21話 …美緒と宏…

「あなた…この間、お姉さまの家に行ったでしょ…」

宏は最初、いきなり声をかけてきた女の子が誰だか解らなかった。

「はっ?…」
何の事だか解らない…訳でもないが、とにかくあの事は内緒にすると先輩と約束した宏は知らばっくれる…。

「お姉さまの家に…夜中に行ったでしょって訊いてるの…私、聞いちゃったんだから…あなた達の声…」

あっ!と言う顔になる宏。
そうだ、暗がりだったからよく解らなかったが、この娘は…あの…先輩の|彼女《・・》だ。

宏に声をかけてきたのは、榊原 美緒だった。

「声って何の…?」
それでも知らんふりを決め込む宏。
面倒事はごめんだ。

「2人の…あの声…聞いてたんだからっ」
それでも美緒はしつこくそう言ってくる。

宏は慌てて回りを見渡した。
どうやら他人に聞かれてはいないようだ。

「ちょっと、こんな所で何言い出すのさ」
宏は美緒を咎めるように言う。

それもそのはず…今は、その先輩の結婚式の真っ最中…今、まさに新郎新婦がチャペルの階段をライスシャワーを浴びながら下りている所なのだから。

美緒は、お姉さまに招待されて結婚式に来ては見たが、やはり愛する彼女が他人のものになる瞬間は寂しかった。

元気なく、結婚式に出席している他の人間を観察していると、そこに宏を見つけた。
暗がりで離れた所から見ただけだったが、間違いない…あの時の男だ。

美緒はチャンスを伺っていた。
そして宏がライスシャワーに加わらないようだと見て取ると、すぐさま彼に近づいて声をかけたのだ。

「みんなライスシャワーに夢中で聞いてないわよ…ねぇ…あなたお姉さまとどういう関係なの・・」
「どうって…会社の同僚だけど…?…」
「ふ~ん…ただの同僚なのに、お姉さまとエッチするんだ…」
「だから、何を根拠にそんな…」
「チャイム…」
「え?」
「玄関のチャイム鳴ったでしょ…あの時…あれ私よ」

宏は固まった。
確かに先輩とSEXしている真っ最中にチャイムが鳴った。
そんな事を知っている人物は、チャイムを鳴らした当人だけだろう。

(あの時、玄関に居たのか…)

「あなた達…私がすぐに帰ったと思って、すぐにまた始めたみたいだけど、ずっと聞いてたんだから…私…」

あのチャイムの後、先輩は相当大きな声で乱れていた。
あの時も玄関前で耳を澄ましていたとなると…これは言い逃れできないだろう。

「だったら、どうなの?…」
宏は開き直った。

「ちょっと後で付き合いなさいよ…」
美緒は宏に言った。

「どこへ…」
一旦開き直ったものの、宏は急に不安になってきた。

先輩の差し金だと思ったのだ。

この娘に付いていったら、怖い男がいて宏を|私刑《リンチ》する。
そして倒れた宏に向かって「あの事は忘れるんだな」そう言い捨てて行く。
先輩は今や旧家の嫁になったのだ、お金のある人はその位の事をするかもしれない。
そう思った。

「そうねぇ…チャペルの後、披露宴が始まるまで少し時間があるでしょ…その間だけでも良いわ…」
「だから、どこへ付き合うのさ…」
宏は不安を隠せないまま言った。

「ホテルよ…」
美緒は言う。
「は?…」
全く予想しない答えに戸惑う宏。

「私と…ホテルに行こうって…そう言ってるの…」
美緒は少し小声で宏に繰り返した。

(間違いないな…これで付いて行ったらボコられるんだ…)

宏は、自分の予想が当たっている事を確信した。

「あなた…その…アレが大きいんでしょ・・」
美緒は宏に向かって、さっきよりももっと小声で言った。
さすがの美緒も、この場所でこのセリフを大声では言えない。

「だから…ホテルへ行こうって言ってるの…」
美緒は尚も続けて言った。

(バカなこと言いやがって…そんな話に騙されて付いていく訳ないだろうが…)

宏は内心、鼻で笑った。

「あぁ…デカいみたいだね…よく解んないけどさ…先輩はそう言ってたよ…」
宏はワザと美緒の話に乗ったフリをした。
あまりにも彼女のしかける罠が稚拙なので、少しからかってやろうと思ったのだ。
最終的に付いて行きさえしなければ怖いことはない。

「だったら…一緒に…来て…」
「どうしてさ…アレが大きいと何で君と一緒に行かなきゃならないのさ…」
宏が意地悪く言う。

「させてあげるって言ってるのよ…」
「え?なにを…?…」
「私とエッチさせてあげるって言ってるのよ…っ…」
ヒソヒソ声のまま、それでも出せる限りの声で宏にそう言う美緒。

(よくこんなんで人を騙せると思ったもんだ…バカが…)

「だったらさ…別にホテルなんか行かなくても、披露宴会場のトイレででも出来るだろ!?」
宏は美緒を見下してそう言ってやった。

披露宴会場は洒落たレストランを借り切って行うと聞いている。
これだけの人数だ、少し早めに行っても人の目はたくさんあるだろう。
そんな場所のトイレに連れ込まれた所でどうって事はない。
大声で助けを呼べば良いのだ。
まぁ、この女が承知する訳もないが。

「と、トイレで…!?…」

案の定、彼女は何も言えなくなっている。
私刑を加えるには不都合な場所だ。
何も言えまい…宏はそう思う。

「わ、解ったわよ…いいわ…それで…」

そら見ろ、やっぱり…え?…良いって??

まるっきり予想がはずれる宏…。


美緒は、街で巨根男にナンパされてからと言うもの、すっかり男性とのSEXにハマってしまっていた。
あくまでも、彼女が愛するのは女性だが、身体の関係だけであれば男性もいい…そう思う。

しかし、あの日のナンパ男は美緒がシャワーから出てくると、姿を消していた…時々なら抱かれてやっても良いと思っていたのに…。

あの後も美緒をナンパしてくる男はたくさん居たが、美緒の
「おちんちんが大きいか」
と言う質問に明確に答える事が出来た男は1人もいなかった。
だから、あれから男性とのSEXは一度もしていない。

そこへ愛しいお姉さまの結婚式に来てみると、お姉さまを狂ったように乱れさせていた男の姿…たいしてイイ男とも思えないが、この男に抱かれるのが手っ取り早い…それに代替でなく、本当にお姉さまを乱れさせた、その人本人…と言うのも美緒にとってはポイントが高かった。

「と、トイレでも良いって…言ってんのよ…何度も言わせないでよ…」

宏は何も言えないままで固まっていた…。



※※※



「ちょっと、別なトイレにしなさいよ~…」
美緒は宏に言った。

そのトイレは、これから2人がコトに及ぶには相応しくなかった。

宏は、先輩のチャペルでの結婚式が終わると、まだ時間が早かったがそのまま披露宴の会場になっているレストランへ向かった。
美緒の予想外の返答に面食らっている間に、そこでコトに及ぶと話が決まってしまったのだ。

だが、彼の中では

(騙されている…)

と言う思いが消えなかった。
当たり前だ、会社の同僚の結婚式に来て、そんなおいしい思いをした事はないし、そんな話も聞いたことがない。

彼は、いくつかあるレストランのトイレの中でも、一番広く、目に付きやすいトイレを美緒との情事の場所に選んだのだ。

披露宴が始まるまでは、まだ時間があったが、やはり気の早い人もいるようで、何人かがすでに到着していた。
その人たちがトイレに行きたくなったら、一番最初に目に付くだろう場所…そこに2人は居たのだ。

「ちょっと、別なトイレにしなさいよ~」
美緒は言った。
このトイレだと必ず誰かが途中で入ってくるに違いない。
いくらここが女性用のトイレとは言っても、やはり抵抗がある。

「他人のあまり来ないトイレに僕を連れて行きたい理由でもあるの?…」
宏は疑い深く言った。

「そうじゃないけど…声とか…聞かれるかもしれないじゃない…」
美緒は正直に心配を打ち明ける。

「君が静かにすれば良い事だろ…それにこんなに早い時間に来たんだ、まだそうそう人も入ってこないさ…」
宏は言った。

「でも…」
「ヤレせてくれるんだろ…」
まだ何か言いかける美緒へ宏はそう言った。

「解ったわよ…じゃ…ここで…いいわ…」
美緒は言った。

宏はそれを聞くと、美緒のフォーマルな洋服の上から彼女の巨乳を乱暴に揉み始めた。
彼女が話しかけてきてから、ここに来るまで、ずっと触りたくて仕方がなかった部分だった。

大きなムネを揉みながら、彼女の唇に乱暴に自分の唇ぶつける…それから無理やり自分の舌を美緒の口中に捻じ込んだ。

「んむぅ…っ…」
美緒は何か言いたげだが、口を塞がれていて何も言えない。

それを良いことに、乱暴にムネを揉みしだき続ける宏。
一見大人っぽいが、ウエストの部分に大きなリボンがあしらってあるガーリーな彼女の黒いワンピースは、宏が直接ムネに触りたいと思っても、どこから手を入れて良いか解らない。

「ぷ…っは…ちょっと乱暴にしないでよ…」
ようやく宏の唇が離れると美緒は開口一番そう抗議する。

「大好きなお姉さまは、こんな風にキスする事はないのかよ…」
宏は言った。
一歩トイレを出れば、すぐに人目に付くと言う事が彼を安心させ、大胆な気持ちにさせていた。

「お姉さまは、もっと優しく…って…なんで…?…どうして知ってるのよ…私とお姉さまのこと…」
「最初から解ってたさ…そうじゃなきゃ、今時お姉さまなんて呼ばないだろ?」
宏は嘘をついた。
まさか、盗聴器のお陰で、おまえ達が絡み合っている声を聞いたんだとは言えない。

「あの機械…」
「え?」
「あの時、あんたがマンションの茂みに捨てた機械…あれからお姉さまとあんたの話声が聞こえたわ…私とお姉さまのこと…盗み聞きしてたでしょ…」

宏は盗聴していた事がバレている事に焦った。
だが、認める訳にはいかない。
それは犯罪なのだ。

「知らないよ…そんな機械…」
「うそ…だって、私見てたん…」
美緒が言いかける所を再び宏の唇が乱暴に塞ぐ。

だが、今度は右手を乳房ではなく、スカートの中に滑り込ませた。

下着の上から、美緒の割れ目をなぞってみる。

「ちょ…っ…乱暴にしないでって言ってるでしょ…」
「解ってるよ…」
宏がそう答えた時だった。

「パタン」
と小さく上品な音がして、トイレの扉が開いた。

誰か来たようだ…。

声を殺し、呼吸すらも止めんばかりに|身動《みじろ》ぎ一つしない2人。

「バタン」
と音がして、入ってきた女性が個室に入った。
どうやらすぐ隣の個室ではないようだ。

先に動いたのは宏だった。

美緒の割れ目に当てたままの指を、その溝に添ってなぞる…。
美緒がキッと宏を睨んだが、それでも構わずに宏は下着の上から割れ目をなぞり続けた。

「ザァ~…」
と水の流れる音がした。
排泄の時の音を消すためだろう。

宏は、水の音消しがあるうちに、素早く右手を下着の中に滑り込ませた。

美緒のアソコは|仄《ほの》かに湿り気を帯びていたが、驚くほど濡れていると言う訳ではなかった。

だが、どうした事か、ほんの少し…時間にすると30秒あるかどうか…と言う程度の時間、彼が指で美緒の陰部を刺激するだけで、もの凄い勢いで彼女のソコは濡れだした。
みるみるうちに…とはこの事だ。

美緒の顔を見ると真っ赤に上気し、硬く目を閉じたままだ。

やがて再び水の流れる音がして、トイレから女性が出ていった。

「すごい濡れているけど…もしかして、他人に見られるのが好きなんじゃないの?」
2人きりになるのを待っていたように宏は言った。

「そんな訳ないじゃない…」
美緒は否定する。

「じゃあ、乱暴にされるのが好きなのかい!?」
「乱暴なのはイヤって言ってるでしょ…」
「おかしいね…じゃあ、何で急にこんな事になったんだろう…ねっ!」
宏は言いながら、右手を激しく動かしワザと美緒の秘部から卑猥な音を出した。

「クチっ…クチュクチュ…」
静かなトイレの個室の中に響くその音。

「あっ…あぁ…」
美緒が喘ぎ声をあげた。

「ほら…興奮してるんでしょ!?…この状況に…」
宏はそう指摘する。

美緒はそれを否定する事もなく、彼の指の動きを全身で感じていた。

トイレに響き続ける、卑猥な音…それに時々、美緒が我慢していても漏れてしまう喘ぎ声…さっきまで私刑されるのではないかと不安だった感情が吹き飛び、興奮が宏を支配し始める。

「自分ばっか気持ち良くなってないでさ…俺にもしてよ…」
宏は美緒を攻撃していた右手の動きを止めるとそう言った。

「それとも、フェラチオなんてしたことないかい!?」
宏は明らかにレズビアンを差別するような言い方で美緒に言う。

「あ、あるわよ…それくらい…」
美緒は抗議する。

実際、美緒がフェラチオを経験したのは先日のナンパ男の一件が初めてだ、それ以前にも以降にも一度もない。
だが「した事がある」と言うのは嘘ではない。

「じゃあ、頼むよ…」
宏は、そう言うとズボンと下着をずり下ろしてから、便座に座った。

(大きい…)

美緒は宏の股間にそそり立つモノを見て驚いた。

ナンパ男のモノを感触で大きいと感じた事はあるが、あの時はアイマスクをしていたから、実際に彼のモノが勃起した状態を一度も目にしていない。
ナンパ男のモノもこのくらい大きかったに違いない…そして自分はソレを根本まで下の口で飲み込んだのだ…その時の快感の記憶が美緒を興奮させた。

「早くしてよ…また人が来ちゃうかもしれないし…」
そう言って急かせる宏。

美緒はワンピースのスカートの裾を少し持ち上げてから膝をつき、宏の股間へ顔を伏せた。

「んっ…む…むっ…」

宏のソレはとてもじゃないが、美緒の小さな口中に収まりきるサイズではなかった。
少し無理をして深くまで咥えようものなら大袈裟でなく顎がどうにかなりそうだ。
それに、万一根本までなんて口の中に入ったら、彼のモノは美緒の喉を塞ぐだろう…物理的にどう考えたってそうなるに決まっている。

美緒は、たどたどしく彼のモノの先の方を咥えてみたり、ペロペロと舐めまわすしか出来なかった。

(やっぱり、あんまり上手くないな…)

宏は思った。
彼がここ最近相手にしているお姉さまはバイセクシャルだ。
元々、フェラチオは好きでないようだが、それでも多少なりとも男性を相手にしている分、美緒よりはフェラチオが上手い。

(どうやら、この娘は先輩以上にレズっ気が強いらしいな…)

自分の股間に顔を伏せている美緒の後頭部を見下ろしながら宏は思った。

だが、ちょっと気の強そうな所を見せるこの娘が、自分のモノを舐めている…と言うだけでも十分な征服感だ。

「もっと下の…タマの方も舐めてよ…出来るよね…」
宏は尚も美緒に要求した。

美緒が一瞬、宏を見上げてから顔を下に移動させた。
その表情には「調子に乗るな!」と言う美緒の気持ちがありありと見て取れた。

それでも、ペロペロと宏の|陰嚢《いんのう》を舐める美緒。
ハッキリ言ってヘタくそだ。
ソフトクリームを舐めてるんじゃないんだから…もっと強弱を付けたり、場所を移動したりして欲しいものだと宏は思った。

「もういいよ…そろそろ入れたいだろ…!?…」
宏は便座から立ち上がって、尚高い位置から美緒を見下ろして言った。

「い、いいわよ…入れなさいよ…」

入れて欲しいとは言わない美緒。
なかなか強情な子だ。

「後ろ向いてよ…そこに手をついて…出来るだけお尻をこっちへ…」
宏はそう言った。

「ちょっと…コンドームは!?」
「そんなの持ってる訳ないだろ…こんな事になると思わなかったんだから…」

美緒もさすがに、お姉さまの結婚式に来て、こんな事になると思っていなかったので準備はしていない。
しかも、普段男性と関係を持つことを想定していない彼女は、自分の危険日や安全日も把握していなかった。

「ここまで来てやめられないよ…」
宏は不穏な空気を察して美緒にそう言った。
それは美緒も同じだった。
ここまできて、この大きなモノを入れないなんて…そんな選択肢はない。

「いいわよ…入れても…でも、外に出してよね…」
美緒は言った。

ヌヌ~ッと宏が無言のままで美緒の中に侵入してきた。

「あぁぁぁ…あっ…!…」
美緒の口から大き目な喘ぎ声が漏れる。

「おい…その声の大きさはマズいよ…トイレの外まで聞こえちゃう…」
宏は美緒にそう言った

途端にキュウッと美緒がアソコを締め付けた。

(やっぱりこの娘は、この状況に興奮している…)

宏はそう確信した。

美緒は今まで、レストランのトイレは勿論、お布団以外でこうした行為をした事がなかった。
それに、喘ぎ声を我慢しなければいけない…と言うシチュエーションにも慣れていない…彼女はこの状況に興奮してしまっていた。
宏の予想は的中していたのだ。

静かなトイレに響く、宏の腰と美緒の尻がぶつかる音…それに2人とも上衣は着たままなので、衣類の衣擦れの音も聞こえる。

宏は遠慮なしに、自分のモノを美緒の中に全部根本まで収めた。

「ふ…っ…あっ…」
我慢しようと思っても声が漏れてしまう美緒。

深く挿入した瞬間の美緒の反応が見たくて、時折ワザと浅く突いたかと思うと、ヌ~ッとゆっくり美緒の中にすべてを収めたり、いきなりズブッと深く突いたりしてみる。

「あっ…はぅ…ん…」
その度に美緒の悩ましい声が漏れ聞こえる。
可愛らしい声質だが、幼い顔つきからは予想も出来ない艶めかしい喘ぎ声だ。

(ダ…メ…すごい…気持ち良い…)

立ったままの不安定な姿勢にも関わらず自分がイキそうになっていると感じた美緒はそう思った…その時…

「パタン…」
再びトイレの入り口の戸が開いた。
誰かが入ってきたようだ。

すべての動きを止めて、物音に集中する2人…。
しかも、今度はすぐ隣の個室に入ったようだ。
美緒が両手をついている側の壁…そちらの個室に入ってしまったのだ。
これでは、少しの異変でも気が付かれるかもしれない…。

何も出来ないままの時間が過ぎていく…と美緒が再び自分の膣肉をキュウッと締めた。
ワザとやっているのか、それとも無意識下にそうなるのか…いずれにしてもイヤらしい娘だ。

(この状況を楽しんでやがる…)

宏はゆっくりと腰を廻すようにして美緒の膣壁を|捏《こ》ね回した。
隣の個室から水の流れる音がしたから、少しくらいは大丈夫だと思ったのだ。

「ん…っ…」
だが、宏が思った以上にそれは美緒に快感を与える動きだったようだ。
明らかな声が漏れた。
この声の大きさなら、間違いなく隣の個室に聞こえたはずだ。

再び身体の動きを止める宏。

しかし、何とか隣の個室に入った女性は程なくトイレから出て行ってくれた。
美緒の発した声が排泄時に息むそれと似ていたのが幸いしたようだ。

(そろそろ終わりにしないとマズいな…)

宏は思った。
披露宴までの時間はまだあったが、少しずつ外のレストランには人が集まってきている様子だ。
このままでは、すべてが終わった後にトイレから出られなくなってしまう。
ここは女性用トイレの個室なのだ。

宏は、いきなり腰の動きを激しくした。
目の前の女の子はまだ果てていないようだが、そんな事は関係ない。
この娘にどう思われようと宏は構わなかった。

誰も居なくなったトイレに
「パンっ、パンっ、パンっ…!…」
と宏が美緒に腰を打ち付ける音が大きく響いた。

「あっ、あっ、あっ…」
美緒も我慢しきれなくなったのか、少し心配な声の大きさで喘いでいる。

それでも宏は腰の動きを緩めなかった。
多少マズくても、このまま終わらせてしまう方が安全だと思ったのだ。

「パンっ、パンっ、パンっ…!…」
尚も響く音。

「う…あ…出そうだ…」
宏は言った。

「あっ…あっ…私…も…」

ここにきて宏は、自分の精液をどこに出せば良いのか迷った。
中はいくら何でもマズいだろう。
同じ結婚式に出席しているのだから、本名や身元はすぐに割れてしまう。

だが、イチモツを抜いてそのまま出せば、美緒の洋服が精液で汚れる。
これも彼女に何を言われるか解らない…。

少し考えた後で、宏は手を伸ばして美緒のワンピースのスカートを持ち上げた。
それをそのままガバッと美緒の上半身まで捲り上げる。

美緒は、黒いワンピースで作られたテルテル坊主のようになってしまった。

宏の目の前には服を捲り上げられて、ただただ白くて丸い尻だけがむき出しになった女の姿…まるで相手が人でなく、男を満足させる穴が付いた肉玩具のように見える。

しかし、これなら彼女の服を汚す事もなく、思う存分精を吐き出せるだろう。

「パンっ、パンっ、パンっ…!…」

「よ…よし…出す・・・ぞ…」
宏は言った。
「うあ…あぁぁ…イッ…く!」

美緒の方が一瞬早く身体を震わせた。
立ったまま、尻を宏に突き出した姿勢で、しかも上半身は自らの洋服で頭までスッポリと隠れている…そんな姿勢のままで、
「んっ…んっ…」
と身体をビクつかせる美緒。

それを見て、次の瞬間、宏は自らのモノを抜いて右手を添えた。
激しく自分のモノを右手でシゴく宏。

その先端から吐き出された白濁液は、美緒のキレイな尻を一面に汚して、一部は彼女の大腿までドロリと垂れて行く。

それにはお構いなしに、モノを美緒の尻の谷間に挟んでこすり付けるように最後の一滴まで出し尽くす宏。

「はぁ…はぁ…はぁ…」
美緒は呼吸荒く、されるがままに尻を突き出している。

やがて、すべての精を出し尽くした宏は、トイレットぺーパーをグルグルと取り出して美緒の尻一面に飛び散った自らの精液を拭き取った。

ようやく、その態勢から解放されて、クルリとこちらを向く美緒。

表情がさっきまでの、強気な顔と全く違う…トロンとした…そんな目つきだ。

「早く…ここから出ないと…」
宏は同じようにトイレットペーパーで自分のモノを拭くと、ズボンを上げながら言った。

「そうね…」
美緒も短く言って、自分の身なりをのそのそと整え始める。

「ねぇ…」
美緒は自分の身なりを整えながら、宏には視線を向けずに話しかけた。

「ん?」
先に身支度を整え終わり、美緒の姿を見ていた宏。

「今日…披露宴の後…時間あるの…?…」
美緒は相変わらず宏の方へは視線を向けずに言った。

「あぁ…明日も休みだし…いくらでもあるよ…」
宏は言った。

(どうやら、披露宴の後の2次会は2人きりになりそうだ…だがもう私刑の心配はあるまい…)

2次会は、どこか人目に付かず2人きりになれる場所へ行こう…宏はそう考えていた。


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Date:2012/01/28
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