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凛 騎 応 変!

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□ 伝染する欲望~ブログのみで公開中(完結) □

第17話 …茜と洋二…

伝染する欲望~After story~





…茜と洋二…


「おじゃましま~す…」
茜は元気よくそう言うと洋二の自宅の玄関を上がった。

「ん、あぁ…今日も誰もいないから…」
洋二は、今日も2人だけだぞと茜に伝える。

「そ…うなんだ…」
茜の表情が期待ともつかぬ、恥ずかしさともつかぬ…そんな表情に見える。

あれから…つまり、感動的な初体験を済ませてから2人は何度か身体の関係を持っていた。場所はいつも、ここ…洋二の部屋だった。

自宅に2人きり…と言う事はおそらく今日も自分と洋二は、|そう言う事《・・・・・》をするだろうと予想はついた。

茜は正直なところ、まだSEXそのものに快感を感じるほどに開発はされていなかった。
洋二のモノが入ってきても、ようやく痛みを感じなくなった…と言う程度だ。

だが、彼に指で触られたり、舐められたりする事には自分自身では得られない快感を感じ始めていた。

(きちんと可愛いやつ履いてきて良かったよ…)

茜は洋二の自宅のトイレで自分のショーツを眺めながら思った。
いくら2人きりの自宅とは言え、万一誰かが帰ってきた時のことを思うとシャワーまで借りる事は出来ない…茜はいつも、トイレのビデを使って「せめて…」と自分の恥ずかしい部分を清潔にしてからコトに臨んでいた。

「茜…今日も…良いかな…」
洋二は茜にそう言った。

「良い…けど…今日も…アレ、挑戦するの?…」
「いや…?…」
「う~ん、嫌じゃないけど…自信がない…」
「そっか…」

茜の言うアレとは、洋二のモノを茜が舐める事…いわゆるフェラチオのコトだった。

洋二は何度目かのSEXで、思い切って茜に口でしてくれと頼んでみた。
茜も、それくらいの知識はあったし、先に経験している友達からもそんな話を聞いていた。好きな人のモノなら出来る…そう思っていたのだが…。

どうにも慣れない…洋二のことは好きだが、ここが排泄器官だと思うと、どうしても抵抗があって、ペロリとひと舐めする程度で限界だったのだ。

思っている事があからさまに顔に出る茜は、「コレ、苦手だ」と言う事を洋二に隠すことは出来なかった。

「あ、嫌だったら良いんだ…」

洋二はいつも寂しそうにそう言って無理をさせなかった。
その事が何だか茜をかえって申し訳ない気持ちにさせた。

(洋二は嫌じゃないのかな…私の…あんなトコ舐めるの…)

行為の度に洋二が茜のアソコを丁寧に舐めまわしてくれる事も彼女にはプレッシャーだった。
自分はしてもらって…しかも気持ち良いのに、彼にしてあげられない…茜自身も何とかしたいとは思っているのだ。

「チュゥ…」
そんな事を考えているうちに、洋二が茜の胸の先端に吸い付いてきた…勝手に身体がピクンと動く、気持ち良い…。
いつの間にか、制服のブラウスのボタンはすべてはずされて、ブラジャーは上にズリあげられている。

一応カーテンは閉まっているが、そこから漏れるお日様の明るい光が、茜の白い乳房を照らしている。

まだ多少の恥ずかしさはあったが、それでも洋二に裸を見られる事には随分と慣れてはきた。彼もおそらく同じだろう。

だが…

「チュッパっ…チュパッ…」
素早く茜のショーツを脱がした洋二が茜の股間に顔を埋めて舐め始めた。

この行為で受ける恥ずかしさだけは、何度経験しても慣れる事はない。
昼間だから仕方がないが、これだけの明るさがあれば茜のそこが隅から隅まで、それこそ形から毛の生え方まで丸見えに違いない。
そこを夢中で舐める彼…。

特に、ここ最近は洋二にそうされる事で大きな快感を感じるようになっていた。
自分でも、アソコから愛液が溢れてくるのが解るほど…。
これだけ明るければ、パクパクと卑猥に動く穴から、その恥ずかしい液が溢れてくるところも見えているだろう。
その事が尚更恥ずかしいのだ。

それに茜には、もう一つ気がかりな事があった。
最近、快感に身を委ねていると必ず尿意のような感覚を催すのだ。
まさか、彼のベッドの上で彼の見ている真ん前で失禁する訳にもいかない。
茜はそれを|堪《こら》えるのが経験を増すごとに困難になってきていた。

「あっ…あぁ…」
しかし茜の心配を他所に洋二は彼女の秘部を容赦なく攻め立てた。
一見乱暴にも見える愛撫だったが、彼の舌は茜の気持ち良い部分を的確に捉えていた。

「あっん…あっ…あぁぁ…ふぅ…んっ…」
今日も尿意のような感覚に襲われ始める茜。
今日の感覚は一際強い…我慢できない…出ちゃう…。

(お漏らししてしまうよりマシだ…)

茜は洋二にその事を打ち明けて指と舌による攻めを中止してもらおうと思った。

「よ…うじ…」
途切れ途切れの声で彼を呼ぶ茜。

「む?…」
洋二は茜の股間に口を押し付けたままで返答した。

「なんか…おかしいの…その…オシッコが…出ちゃいそう…」
茜は恥ずかしさを押し殺して洋二にそう言った。

「え?…トイレに行きたいの?…良いよ…行っといでよ…」
「違うの…洋二にされてると…そうなるの…」

洋二はピンと来た。
SEXに慣れていない女の子が、初めて「イク」と言う感覚を感じた時に、そう表現すると聞いた事があったのだ。

「それって…きっと、イキそうってことなんじゃないかな!?…」
「いく?」
「そう…そのまま我慢しないでイっちゃいなよ…」

茜も「イク」と言う言葉を知らない訳ではなかった。
聞くところによると、それは頭の中が真っ白になるくらい気持ち良いものらしい。
それを…今、体験しようとしている…?…

「うん…でも、ホントにオシッコ出ちゃったらどうする…?…」
「その時はその時さ、別に良いよ…茜なら…」
「もうっ…バカっ…」

洋二は笑いながら再び茜の陰部に顔を埋め、舐め始めた。

少しインターバルがあったと言うのに、すぐに迫ってくる快感…。

「あぁ…っ…」

初めての時には、苦痛を我慢する喘ぎ声だったのが、最近は明らかな快感の喘ぎ声が出る。
それも、意識している訳でもないのに自然に…。

「チュ…ピチャピチャピチャ」

茜を初めて「イかせる」ことが出来るかもしれない。
その思いが、洋二の舌をこれまでにないくらい早く動かす。

「あっ、あっ、あっ…やっぱり…オシッコ…」
茜に再び、あの感覚が襲い掛かってきた。

しかし、今度は動きを緩めない洋二。

「ダメ…ちょっと…タイム…オシッコ…出ちゃう…」

それでも一向に洋二は動きを緩めない。

「あぁっ…あぁっ…も…ダメ…ああっ…あぁぁぁぁぁ…っ!!!…」

目を硬く閉じて暗闇の世界にいた茜の眼前に突然広がる真っ白な世界。
足元はフワフワとした雲のようだ。
明るい光が茜の全身を照らして包み、そのまま彼女の身体を現実世界に引き戻していく。

「はぁはぁはぁ…」
今までにない脱力感と疲労感に肩で息をしながら微動だに出来ない茜。

「どうだった…?…」
洋二は、そんな茜の隣に裸のまま寝転がり尋ねた。

「どうって…」
洋二に話しかけられて、我に返った茜は、突然ガバッと身体を起こした。
それから、自分の股間の部分をマジマジと見る。
どうやらオシッコは漏らしていないようだ。

「良かった…」
茜は安堵の表情で呟いた。

「気持ち良かった…?…」
洋二は再び尋ねた。

「うん…気持ち良かったけど…怖かった…」
「それで逃げたの…?…」
「逃げる…?」

茜は、イク間際になって、股間に顔を埋める洋二から逃れようと身体をどんどんズリあげていった。洋二は茜の股間から離れてしまわないように彼女の両脚を抑え逃がすまいとしたのだと言う。

(気が付かなかった…)

それは、茜が無意識にとった行動だった。
彼女のもっと本能に近い部分が「イク」と言う事を恐れていたのだろうか…。

「それで…どうかな…アレ…出来るかな…」
洋二は控えめに茜に言った。

「うん…やってみる…」
茜は言った。
不思議と今日は出来そうな気がしたのだ。

「じゃあ…」
洋二はそう言って仰向けになった。
茜はその洋二の開いた足の間にチョコンと座る。

茜の目の前には、洋二の怒張したものが高々と首を持ち上げて屹立している。
チラリと洋二の方へ眼をやると、期待の眼差しで、茜が自分のモノを口にするのを、今か今かと直視していた。

「チロッ…」
洋二のモノの先端を少し舐めてみる茜。

ここまでは経験済みだ。

今日は、そんなに嫌な気がしない。

「チロチロッ…」
今度は先端部分を少し長めに舐めてみる。

やはり大丈夫そうだ。
なんの嫌悪感も抵抗も感じない。

それを確認すると、茜は「スゥ~っ」と大きく息を吸った。

パクリと洋二のモノを咥えこむ茜。
ペロリと舐めるだけが限界だった茜が、初めて洋二のモノを咥えた瞬間だった。

「う…わぁ・・・・」
生まれて初めての異性の口内の感覚に感嘆の声をあげる洋二。

見ると茜は、洋二のモノの上三分の一程度をやっと口に含み、見よう見まねなのか、そのまま頭を上下にゆっくりと動かしていた。

とても上手なフェラチオとはいえない動きだったが、洋二は自分のモノを彼女が初めて口でしてくれていると言う実感と、普段はキラキラと明るい笑顔の茜が自分のモノを咥えていると言うギャップも相まって、深い快感を得ていた。

(やっべ・・・このままじゃ…出ちまうな…)

茜の初めてのフェラチオは、思いの他、洋二を追いこんでいた。
このまま出してしまいたい衝動にも駆られたが、今日初めてフェラチオを経験している彼女にそれをする訳にはいかなかった。

「も…いいよ…すげぇ気持ちいいから…出ちゃう…」
洋二は正直にそう言った。

「え?…ホント…?…」
茜がいつものキラキラとした笑顔を見せて言った。
自分でもこれで良いのかどうか解らないまましていた行為が、彼を感じさせていたと言う事が素直に嬉しい。

「入れるよ…」
洋二は慣れた手つきでコンドームを装着すると、優しく茜を仰向けにしてそう言った。

「うん…」
茜はそう返答した。
茜は洋二に入れられる事で快感を感じた事はなかった。
茜の気持ち良い時間はここで終わりだ。
だが、気持ち良さは感じなくとも、自分に挿入して一生懸命腰を振る彼の姿は可愛らしかったし、果てた後で彼に抱きしめられる時間は、精神的な充足感を与えてくれた。

「くちゅ…」

洋二が茜の中に入ってきた。

(あ…れ…?…)

茜はいつもと違うその感覚に戸惑った。
舌や指でされるのとは違う感覚…だが間違いない…気持ち良い…。

「き…気持ちいい…」
茜は思わず言葉に出して洋二にそう告げた。

「うん…俺も…」
洋二は茜から喘ぎ声だけでなく、言葉で快感を伝えられた事に興奮した。

興奮して、自然と動きが早くなる腰。
しかも、今日は初めてのフェラチオを経験した後だ。
あっと言う間に洋二に快感の波が押し寄せる。

「はぁ…はぁ…あぁ…」
これまで、洋二が挿入しても吐息程度しかなかった茜の口から、今日は小さく喘ぎ声らしきものも聞こえる。

茜は茜で、洋二に挿入される事で初めて快感を感じていた。
指や舌で刺激される方が気持ち良いと思うが、それでも初めて入れられた時の痛みや、その後、何度か身体を重ねた時の苦痛を思えば「入れられて気持ち良い」というのは、彼女にとってちょっとした事件だった。

「だ…めだ…もう出ちまうっ…」
洋二がそう言って腰の動きを一層激しくした。

「うん…いいよ…出しても…」
挿入される事の気持ち良さを知った茜は、もう少し…と思ったが、恥ずかしくてそんな事は口が裂けても言えない。
彼女は洋二が終わりを迎える事に同意した。

「んっ…ふっ…ふっ…!…」
いつもの絞り出すような声の後で、洋二の身体がビクビクッと震えた。
その瞬間、一層深く茜の中に挿しこまれる洋二のモノ…。

「あっ…あっ…」
茜も深く入ってくる洋二のモノに快感を隠せなかった。



※※※



「ありがとう…」
すべての行為が終わった後で洋二は茜にそう言った。

「何が?…」
「いや…口でしてくれて…すごい嬉しかったよ…」

茜は裸のままで、洋二にしがみ付いた。

(こんなに喜んでくれるなら、もっと早くしてあげれば良かった…)

そう思った。
思ったのだが…。

「次はさ、茜の口に出しちゃっても良いかな…?…それとさ、バックって言うのもやってみたいんだよね…ほら茜が四つ這いになって後ろから俺が入れる…みたいなやつ。あとあと…騎乗位はまだ無理かなぁ…でもいつか…」

次々に洋二の口から飛び出す茜への要望。
どれもこれも茜にとっては恥ずかしいものばかりだ。

(でも、いつかしちゃうんだろうな…全部…)

茜は、生き生きと次回への希望を語る洋二を見ながら、ボンヤリとそう思った。

2人のSEXスキルはまだまだこれから上がっていくようだ…。


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Date:2012/01/24
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