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凛 騎 応 変!

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□ 人妻遊戯~歪んだ愛情~(完結) □

第4話 …違和感…



「ねぇ、最近変だよ?」

夫婦の行為の後で、佳純が真面目な顔でそう言った。

「なにが?」
「なんだか、やたらと変な質問ばっかりするじゃない?」
「そうかな・・・」
「そうだよ~、普通、男性経験の人数とか聞かないでしょ?」
「変か?」
「変だよ~」

そうか、やっぱり変か。
いや、それは何となく解ってはいたけれど、訊かずにはいられないのだ。
妻が俺以外の男と卑猥な行為をしていたと言う事実、それを出来るだけ細やかに妄想したいから、その為に色々と情報を得ようとする。

「嫌か?」
「嫌って言うか・・・あなたは嫌じゃないの?」
「俺が?」
「うん・・・だって、私の前の彼の話とか・・・その人とのエッチの話とか・・イヤでしょ!?」

確かに普通の人間ならそうだろう。
だけど僕はそうじゃなかった、むしろもっと聞きたいし、出来る事ならタイムマシンにでも乗って、佳純が元カレに抱かれている様を鑑賞したいとすら思う。

「まぁ・・・な」

だけど、夫がそんな特殊な性癖だと知れば佳純はどう思うだろうか。
彼女は純粋で真面目だし、普通の夫婦の行為ですら恥ずかしがるような女だ。
それがいきなり、おまえが他人に抱かれていたと思うと興奮する・・・なんて言えはしないから、僕は曖昧な返答に終始した。

これまでに妻から聞きだした事実はいくつかあった。

元カレは巨乳好きだったらしく、成長とともに大きくなる佳純の乳房に執着していたらしい事。
明るい場所でのセックスにはどうしても抵抗があったから、夜は勿論照明を消し、少し早い時間にそうなる時も寝具の中に潜るようにして身体を隠しながら行為に及んだ事。

そんな話だ。

だけど、それらの話は、佳純と言う女を知っていれば予想がつくような話ばかりだ。
何もないよりは、そうした話を聞いた後の方が、僕の歪んだ妄想もリアルではあったけれど、話を繰り返すうちに、僕は普通の話では興奮しなくなってしまっていた。

(もう、隠し通せないかな・・・)

曖昧な反応に終始し続けながらも、僕はそう思った。
もっと佳純の過去を知りたい。
佳純が他の男にどんな事をされて、どうなったのか・・・それを知りたい。

その思いは既に仕事にも影響してきているし、こうして彼女にも不思議がられている。
それならいっそ、正直に自分の性癖を告白してしまえば楽になれるんじゃないか。
例えそれを佳純が受け入れてくれなかったとしても・・・。

「知りたいんだ・・・」
「え?」
「佳純の昔のこと・・・佳純が前の彼氏とどんな事をしたのか、知りたくて堪らないんだ」
「・・・・・」

ついに僕は正直に胸の内を彼女に告白した。
さすがに予想もしていなかった展開に、言葉を失う佳純。

「驚いただろ?でも、自分でもどうする事も出来ないんだ・・・」
「驚いた・・・けど、どうして?なんでそんな風に思うの?」

何故こんな性癖になってしまったのか。
不思議そうにそう訊ねる佳純に向かって、僕は「鈴木」というコーチと佳純が浮気の関係にあるんじゃないかと疑ってしまった事を話した。
そうして、そんな風に思ってしまった事を詫びた後で、続けて言った。

「それがキッカケで、佳純が他の男に抱かれている姿を想像するようになったんだ」
「・・・そう・・・だったんだ」
「自分でも自分が変な事は良く解ってるよ、でもどうする事も出来ないんだ、本当に仕事も手に付かないくらいさ」
「・・・・・」

いきなり、こんなカミングアウトをされても困るだろう。
現に佳純は固まったまま口を開かない。

(さぁ、もう時間も遅い・・・寝ようか)

無言の時間に耐えきれなくなって、僕が彼女にそう言おうと口を開きかけた時、ようやく佳純が話しはじめた。

「そんな、お仕事にも影響するほどなの?」
「ああ、最初は俺が仕事をしている間にサッカーのコーチと浮気してるんじゃないか・・・って、それを想像して仕事が疎かになってたんだ」
「今は?」
「今は佳純が浮気なんてしてないのは良く解ってるよ」
「じゃあ何でお仕事に影響するの?」
「今は、佳純が昔付き合っていた男とどんなセックスをしたのかが気になって仕事が疎かになってるんだ・・・変だろ?」
「・・・・・」
「さぁ、もう遅い・・・寝ようか」
「あ、あの・・・」

一しきり正直に打ち明けて、少し心が軽くなった僕は、眠りにつこうと身体を倒した。
その僕を後から追うように佳純が声をかける。

「ん?どうした?」
「あの、そんなに・・・仕事に影響するほど気になるなら・・・話すよ」
「ほ、本当か!?」
「うん・・・どうすればあなたが満足するのか解らないけど・・・」
「別に普通で良いんだ、普通に、正直に、覚えている事だけを話してくれればそれで良い」
「でも、何を話せば良いの?」
「そうだな・・・」

僕は色めきだって身体を起こした。
しかし、いざ、佳純が僕に昔の男との情事を話しても良いとなると、あらためて何を訊けば良いのか思いつかない、訊きたい事は山ほどあったはずなのに。

「とりあえず名前・・・前の彼氏の名前を教えてもらおうか」
「青木君・・・」
「青木・・・何?下の名前は?」
「青木・・・賢治君」
「佳純は何て呼んでたんだ?」
「最初は青木君って・・・」
「最初はって?」
「少し経ってから、下の名前で呼ぶようになったから」
「何て?」
「賢治くん・・・って」

妻が唯一、僕以外に身体を許した相手。
その人の名が佳純の口から語られた。
名前を聞いただけ、ただそれだけなのに、身体が熱くなるのを感じる。

「その、賢治君と初めてエッチしたのはいつ?」
「高校の時だけど・・・それは話したことあるじゃない」
「どこで?」
「彼の部屋で・・・」
「ご両親とかいただろ?」
「お母さんが居たけど、居ない隙を狙って・・・それで・・・」

雑多な男子高校生の部屋・・・そこに制服姿で遊びにくる佳純。
やがて会話が途切れて静かになる室内。
自然とベッドに倒れ込む2人・・・。

僕の脳裏にそんな映像が浮かぶ。

「佳純・・・佳純・・・」

僕は堪らなくなって、彼女の上に圧し掛かった。

「あ?え?」

戸惑う佳純。
当然だろう。
僕等は、ついさっき夫婦の行為を終えたばかりだし、立て続けに2回目の行為に突入するなんて事は新婚当初以来だ。

「また・・・するの?」
「嫌か?」
「嫌じゃないけど・・・興奮してるの?」
「ああ、してる・・・すごくね」

そう言いながら、素早く佳純のパジャマを脱がせると、大きな乳房に顔を埋めた。

「賢治君にもこうされたのか?」
「え?」
「こうやって、胸に顔・・・埋めてきたろ?」
「よく覚えてないけど・・・たぶんされたと思う」

――チュッ・・・チュっ
「あっ・・・はぁ、あっ」

「それから、こうやって乳首を舐められたのか?」
「・・・・・うん」
「こっちは?こっちはどうなんだ?」

そう言いながら、僕は佳純の下着の中に手を突っ込んで、乱暴にそこを愛撫した。

「ここも触られただろ?」

無言のまま、コクリと頷く佳純・・・。
先ほどまでの情事の痕跡がまだ残っていて、そこはほんのりと濡れている。
僕はその濡れたクリトリスを指で素早く擦りながら続ける。

「ここも、こうして触られたんだろ?」
「たぶん・・・同じようにされたと思う・・あっ」
「そいつに触られて、今みたいに声を出したのか?」
「だって・・・勝手に出ちゃうから・・・声」
「気持ち良いからだろ?」
「・・・・・」
「賢治って奴にクリトリス触られて感じたから声が出たんだろ?」
「・・・・・」
「それとも、全然感じなかったのか?」
「気持ち・・・良かった・・・んっ・・・あっぁ」

興奮の為に、言葉使いや愛撫が乱暴になっている事は自覚していた。
それを佳純は望まないだろうと言う事も頭では解っていたけれど、どうしても止められない。

「それからどうしたんだ?触るだけか?」
「触られて・・・それから・・・」
「それから?」
「あなたと・・・啓祐と同じことだよ」
「同じ?なにが同じなんだ?」

普段の僕は、指の刺激で佳純が感じ始めたと見るや、すぐにアソコに舌を這わせる。
だから彼女が言っている意味は良く解ったけれど、それを佳純の口から言わせたい。

「だから・・・アソコを・・・その・・・」
「アソコ?アソコをどうするんだ?」
「な、舐める・・・の」
「こうか?こんな風に賢治って奴にもココを舐められてたのか?」

――ジュルっ・・・ピチャっ・・・レロレロっ

「あっ・・・あっ・・あぁ・・・そ、そう・・・」
「賢治にここを舐められて、今みたいに感じてたんだな?」
「あっ・・・あぁ・・・そ、そう・・・あぁっ」
「こんな風にここを濡らして・・・脚を開いて・・・アソコを舐められてたんだろ?」
「あっ・・・あっ・・・あぁっ・・・」
「どうなんだ?」
「・・・あっ・・んっ・・そ、そう・・」
「そう・・だけじゃ解らないよ、どうなんだ?」
「あっ・・・・い、今と同じように・・・脚を開いて・・・あっ・・あぁ・・あ、アソコを・・舐められた・・・の・・・あっあっ」
「イッたのか?賢治に舐められて、イッたことあるのか?」
「あっあっ・・・あぁ・・・な、ないと思う・・・」
「思う?」
「な、舐められて・・・い、イッたことは・・・ない」

相変わらずバカ正直な佳純。
「舐められてイッた事はない」と言う事は、それ以外の方法ではあると言う事だ。

「どうやってされてイッたんだ?」
「・・・ゆ、指で・・・」
「指?」
「指で・・・擦られて・・・それで・・・イッた事はあったかもしれない・・・よ」

あぁ、なるほどと思う。
佳純は出会った時から、クリトリス派だった。
大抵はここを一心不乱に擦っていれば、ビクビクと身体を震わせていた。

「こうか?これがいいのか?こうやって賢治にいかされたんだな?」
――ピチャピチャピチャ・・・・

右手の動きを激しくすると、断続的に響く粘着質な音。

「あっ・・・あぁっ・・・あっあっあっ・・・うん・・・うん・・そ・・・あっ」
「こんなにだらしなく両脚を開いて・・・アソコも丸見えで・・・そんな格好で賢治にいかされたんだな?」
「あっ・・・あっあっあっ・・・ご、ごめんなさ・・あっ・・・い、イクっ・・・イクッ・・・あぁっ!」

ビクビクっと佳純が身体を痙攣させた。
同時に少し腰が浮き上がって、それが床に落ちる。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ」
「佳純・・・佳純・・愛してるよ、佳純」

僕は荒い呼吸に胸を上下させる彼女に覆いかぶさると、力一杯抱きしめてそう言った。

「嫌だったろ?こんな事ばかり訊かれて、ごめんな・・・ごめん」
「け、啓祐は?どう?明日からお仕事出来る?」
「ああ、頑張るさ」
「良かったぁ」
「でも、その前に・・・いいだろ?」
「あ、うん・・・きて」

佳純の許可を得て、すぐさま僕はガチガチに怒張した男根を彼女の中に突き入れた。
青木・・・賢治、それが唯一僕以外に妻のこの身体を知っている男の名前。

「あっ・・・あぁっ・・け、啓祐ぇ」

僕の下で甘い喘ぎ声をあげながら両腕にしがみ付く佳純を見ながら、僕は彼女が賢治にも同じようにしていたに違いない・・・そう思いながら狂ったように彼女に腰を打ちつけ続けた。



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Date:2012/06/24
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