~女子高生編~僕が姉と初めて性的な接触を持ったのは、僕が中学2年で姉が高校2年の時だった。
僕は元々姉が好きだった。
それは単なる「肉親として好き」と言う気持ちではなく「性的対象として好き」と言う気持ちで、僕は中学2年の時にはその気持ちを自覚していた…。
僕の家にはその頃、僕の部屋にしかパソコンが無かった。
僕がお年玉を貯めて、足りない分を両親に助けてもらって無理して買ったものだった。
だから、僕たち姉弟は部屋は別々だったが、姉は良く僕の部屋に遊びに来ていた。
姉が僕の部屋へ来てパソコンで遊んでいる間、僕は何もする事が無かったが、それでもいつも本を読むふりをしながら、パソコンに夢中になる姉を見ていた。
姉弟の特権とでも言うのか…姉は風呂上りのパジャマ姿でブラジャーも着けず、時には僕を誘惑しているのではないかとすら思うような格好で遊びに来る…。
僕はそれをチラチラと横目で盗み見る。
姉の身長は当時の僕よりも小さくて、150cmそこそこだったが、高校生にしては発育の良い胸やそれを強調するような細いウエスト…丸みのあるお尻は女らしくて、僕は密かに股間を熱くしていた。
それが夏ともなればもっと凄かった。
暑さに耐えかねてどんどんと薄着になっていく姉…。
正面に回れば、否が応にも深い胸の谷間が目に付く。
油断するとそこへ手が伸びてしまいそうな程にそれは魅力的だった。
だから僕は、ずっと姉を性的な眼で見ていたし、その事が姉にバレたのも「偶然」ではなく「必然」だったのかもしれなかった。
※※※
それは突然やってきた。
「翔太…」
姉が部屋へ入ってくるなり僕の名を呼んだ。
「ん~…なに~」
ダルそうに返答する僕。
本当は姉が僕の部屋へ来るのが嬉しかったが、そこはそれ…中学2年なんてのは難しい年頃だ。
「さっきパソコン借りた時さ…見ちゃったんだけど…」
一瞬ギクリとする僕。
「な、なにをさ…」
明らかに動揺している。
「翔太のファイルに、エッチな写真…入ってたよ」
やっぱりそれか…と思った。
姉はパソコンに疎いから、フォルダはそのままでも、あんな最下層まで入って行って僕の秘蔵ファイルを見るとは思いもよらなかった。
「まぁな…」
何が「まぁな」だか訳が分からないが、僕は精一杯動揺を隠す。
だいたい中学2年の健康な男の子なら、そういうものに興味を持っても当然だろうに。
「あんな写真ってさ…どうやって見つけるの?」
「どうって、普通にサイトにあるよ、あんなの…」
「普通にって、18歳以下は入れないような所でしょ!?」
「まぁ、そうだけど…」
「そんな所覗いても大丈夫なの?」
「別に大丈夫だよ…誰が見てる訳でもないし…」
「ふ~ん…」
姉はそう言ってからしばらく黙っていたが、彼女は彼女で高校2年生の健康な女の子だ。
少しはそうした事にも興味があったんだろうと思う。
「ね…見せてよ…お姉ちゃんにも」
「いいよ…見ればいいじゃん」
「翔太がいつも見てる所、見せてよ」
「え?…それはちょっと…」
とてもじゃないがいつも見ているサイトは見せられない。
女子高生●●サイト…だの、近親相姦●●…だの、制服●●だのと…とにかく姉を連想するようなサイトばかり見ているのだから…それはマズい。
「どうして~?…お母さんには言わないからさ…」
そう言う問題ではない。
「とにかくエッチな画像が見れれば良いでしょ?…そう言うサイト覗けば良いじゃん」
「翔太がいつも見てる所がいいの…」
「どうして?…」
「どうしても…」
姉は間を置いてそう言った。
本当は別な理由があるらしかった。
僕は仕方なく、いつも見ているサイトの中から比較的「姉を連想し難いサイト」を選んで見せた。
モニターに映し出される女の子の写真…。
どれも淫らな格好をして、肝心な部分にモザイクが入っている。
姉はその写真を真っ直ぐに見ては時折、
「うわ~」
「イヤらしい…」
「すご~い」
と声を漏らす。
姉が僕の机に置いたパソコンを見るために椅子に座っているので、僕はその光景をベッドの端に座って黙って見ていた。
「ね…他にはないの?…」
「うん、まぁ…それくらい」
僕は嘘をつく。
本当に僕がいつも見ているサイトを姉には見せたくなかったから。
「そっか…じゃ、またあのファイル見よ~っと」
「え?」
姉はそう言うと慣れた手つきで、フォルダの中のそのまた中…最下層にあるフォルダに辿りついた。
(もしかして、いつも見てたんじゃ…)
姉の慣れた操作は僕にそう思わせるには十分だった。
僕が保管しておいて画像を一枚一枚見て行く姉…中には相当エグいのも入っているはずだ。
さすがに、保管してあると言う事は「僕のお気に入りです」と言っているようなもので恥ずかしい…。
「翔太ってさ~…制服…好きだよね…それもセーラーじゃなくてブレザー系の…」
姉はパソコンのモニターから目も逸らさずにそう言った。
「そ、そ、そんな事もないけど…?…」
あからさまに態度がおかしくなってしまう…。
それは、姉の高校の制服がブレザーだから…それに他ならないのだ。
「だって多いよ…そう言う写真…」
「たまたまだよ…たまたま…」
勿論、たまたま等ではないのだが…。
「ふ~ん…たまたまね~…」
意味ありげにそう姉は言った。
「翔太さ~…こう言う写真見て、何してるの?」
姉がニコリともせずにそう尋ねてきた。
せめて冗談めかして言ってくれれば返答のしようもあるが、こう真顔で訊かれると返答のしようがない。
「何って…何さ…」
「だからさ…この画像…目的があって集めてるんでしょ?」
「目的なんてないよ…ただ集めてるだけだもの…」
「うそ~…お姉ちゃんだって知ってるよ…その位…」
「何が?」
「男の子がエッチな画像見て、何するのかくらい…」
姉がどういうつもりで、弟である僕にそんな事を言ってくるのか理解できない。
ただ、僕は慌てる内心とは裏腹に、大好きな姉と猥褻な会話をしているという事に興奮していた。
「知ってるなら訊くなって…」
不貞腐れたようにそう言い返す僕。
何度も言うが、中学2年生と言えばなかなか難しい年頃だ。
面と向かってそんな事を訊いてはいけない。
「怒んなくてもいいじゃん…」
「怒ってないけどさ」
「ホントに?」
「ああ…」
本当に怒ってはいない…ただ動揺しているだけだ。
「じゃ…さ…ちょっと見せてよ…」
「何を?」
「翔太がいつもこの画像を見ながらしてる事…」
「はぁ!?バカな事言ってんじゃね~よ」
「いいじゃん…お母さんには黙っててあげるからさ」
裏を返せば、それを見せないとアダルトサイトを閲覧している事を母に言われると言う事だ。
「お母さんに言ったらパソコン取り上げられちゃうかもよ~」
姉はそう言って僕を脅した。
「ね、ちょっとでいいから…ちょっと見るだけ、ね?」
しかし僕がズボンを脱いだのは母への告げ口が怖かったからじゃなかった…。
赤いパジャマ姿で、今日もブラジャーをしていない様子の姉…その姉と一緒に猥褻な画像を見ているという状況…さらにその姉が僕のモノを見たがっていると言う事実…。
そして、何かが起こるかもしれないと言う期待…。
それらが僕にズボンを下げさせた。
「うわ~、おっきくなってるじゃん…翔太…」
「仕方ないだろ…大きい声出すなよ…父さんと母さんに聞こえるだろ…」
父と母の寝室は1階で、僕の部屋と姉の部屋は2階だ。
とは言え、この時間ならまだ起きているだろう。
大きな声で「おっきくなってるじゃん」はマズい。
「いいから…早く早く…パンツも脱いで…」
僕はズボンに続いて、トランクスを下げる。
ビョンっ…
と抑圧されていたそれが姉の前に立ち上がる。
「うわ~うわ~うわ~…こんななの?男の人って…」
こんな状況だが、僕は安心していた。
姉のこのセリフを聞く限り、彼女は初めて男のモノを眼にしたのだろう。
と、言う事はまだ処女に違いない。
僕は日ごろから、姉はモテるだろうと思っていた。
今時の茶髪の髪が肩まで伸びて、その中心には良く整った可愛らしい顔…美人…ではなく可愛らしいと言う所を強調したい…。
それに小柄ながらきちんと存在を主張する、高校生にしては大きな胸…だからと言って太っている訳ではなく、きちんとキュッと絞れているウエスト…加えて、話し易い性格。
彼氏がいるような素振りは見せなかったが「もしかしたら…」と言う一抹の不安はあったのだ。
「で?で?…それからどうするの?…」
「ホントにするの?」
「するのっ!」
僕は利き手である右手を自分のモノに沿える。
「それから?」
「それから…」
僕はこんなに近くで姉に自慰行為を見られている…と言う事に我を忘れかけていた。
「それから…こうするんだよ…」
そう言いながら、僕はいつもよりは少しソフトに右手の上下を開始した。
緊張や恥ずかしさ…その他諸々の感情が入り混じってはいるものの、やっぱりきちんと気持ち良いその行為…。
「うわ~…やらしいぃ…」
「姉ちゃんがやれって言ったんだろ…」
「そうだけど…なんかエッチぃ~」
「もう…いいだろ?」
僕は少しだけ、その動きを見せた後でそう言った。
早く射精したい衝動にかられていたが姉の前で…と言う訳にはいかない。
早く1人にして欲しかった。
「ダメだよ~お姉ちゃん知ってるよ…男の人って、最後に精液出すんでしょ?」
「そ、そこまで見せれってか!」
「し~っ…お母さん達に聞こえちゃうよ…」
「そこまではダメだろ~恥ずかしすぎる…」
「じゃあ、ホラホラ…サービス、サービス…」
姉がそう言いながら、パジャマの上のボタンを一つ外して、自分の胸の谷間を見せてきた。
(こ、これはヤバい…)
本気で理性が飛んでしまいそうになる僕。
これ以上は本当にマズい…襲い掛かってしまう。
「そんなもん見ても、サービスになんねぇっつ~の」
僕は心にもない事を言った。
しつこいようだが難しい年頃なんだから仕方がない。
しかし、姉は一瞬黙ってしまう。
(マズい…言い過ぎたかな?)
所が、次に姉が口を開いた時に、僕は奈落の底に突き落とされる事になる。
「知ってるんだからね…お姉ちゃん…翔太がいつもどんなサイト見てるか…」
「え?」
「サイト見たら、履歴ってのが残るの、知ってるんだからね…翔太、いっつも姉弟でエッチな事するサイトとか見てるでしょ…それに保存してある画像はお姉ちゃんの制服と似たやつばっかり…」
(バレてる…)
姉はすっかりお見通しだったのだ。
弟が保管している自分の学校の制服に似たものを着て卑猥な格好をする同じ年頃の女の子…髪型や顔の感じもどことなく自分に似ている…加えて、見ているサイトは近親相姦もの…行きつく答えは一つだ…。
弟は自分を性的対象として見ている。
そこに辿りつくのは全くの自然だった。
「お姉ちゃんのこと…エッチな目で見てたんでしょ…」
「そんなことね~よ」
「じゃあ、何でお姉ちゃんの制服に似たの着てる子ばっかり保存しているの?」
「たまたまだって言っただろ」
「じゃあ、あのサイトは?…実のお姉ちゃんとエッチしました…とか言う体験ばっかり書いてあったよ?」
「それは…」
申し開きのしようもない…だって、それが僕の望んでいる事だもの…。
「からかってたのか…」
「え?」
「確かに俺は姉ちゃんが好きなんだよっ!悪かったな!…だからって、こんな恥ずかしいカッコまでさせて…からかう事ないだろっ!」
僕はもう先にキレてしまうくらいしか出来なかったのだ。
「違っ…」
言い訳しようとする姉の話も聞かないで、僕は急いでトランクスだけを上げてズボンを脱ぎ捨ててから彼女を無理やり立ち上がらせた。
「いいから出てけよっ!…出てけって!」
「ちょっ…待って…」
「うるせ~よ…」
そう言いながら僕は姉を部屋から無理やり出して扉を閉めた。
「ちょっと…」
姉がまた何か言いかけた時、階下から母の声がした。
「うるさいわよ~、もう寝なさいっ。明日、学校遅れるわよっ」
姉は、それを聞いて大人しく自分の部屋へ戻ったようだった。
姉に自分の気持ちを知られた…その上、それを利用して股間を丸出しにする恥ずかしい姿まで見られた…内心、心底バカにしていたに違いない…僕のことを…。
そう思うと悲しかった。
しかし、もっと悲しい事もあった。
僕の下半身は、姉を部屋から追い出すときに偶然触れた、パジャマ越しの柔らかい胸の感触に反応してしまっていた。
あれほど屈辱的な目にあいながらも、姉の胸の感触を思い出して反応してしまう自分自身の身体がもっと悲しかった…。
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