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凛 騎 応 変!

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□ 僕がエロ男子になった理由(完結) □

第2話 …初めて・・だよね?後編…


「あっ…あっ…あっ…あぁぁ…」

美紅の許可を得てから、少しずつ腰の動きを速めた僕は、激しくすればするほど美紅の喘ぎ声が激しくなる事に驚いていた。

だって、僕の知っている処女…とは言え、1人しか経験していないんだけれども、高校の時のその彼女は、ちょっと先っぽが入っただけでも大暴れだったし、苦労して根本まで入れた後も、こんなに激しく動くなんて事出来はしなかった。

と、言うか、ここまで思い切り動いても文句を言われなくなったのは、別れ間際の最後のSEXくらいじゃなかっただろうか…。

「あっ…ん…」

だが、目の前にいる美紅は、明らかに苦悶の表情ではなく快感の表情を浮かべて可愛らしい喘ぎ声を上げている。

普通に話す声も可愛らしいと思っていたが、喘ぎ声になると、まるっきりアニメ声で…僕はロリコンではないけれども、その声質には幼さすら感じさせられて興奮する。

正直な所、僕は前の彼女とSEXをする中で「彼女を喜ばせている」という事を実感した事が一度もなかった。
実際、彼女が気持ち良さを感じていたのかどうかも疑わしく、ただ僕の欲求に付き合ってくれていただけ…とすら思う。

だから、目の前で美紅が快感に酔いしれている様子を見る事は僕に男性としての醍醐味を与えてくれたし、その事は大きな興奮にもつながった。

「美…紅…っ…もう…出そうっ…」

我ながら情けないが、美紅がせっかく感じていると言うのに、皮肉にも僕の方が早くも限界を迎える。

「うん…いいよ…出しても…」
美紅は喘ぎながら、可愛らしい笑顔を作って僕にしがみ付きながら言った。

「も…ダメだ…イク…っ…」
「あっ…あっ…あぁぁ…っ…」

僕は最後に大きく美紅を一突きすると、そのまま…彼女と繋がったままで精を吐き出した。とは言え、コンドームはきちんと装着しているのだから問題ないだろう…。

「女を感じさせる」という事を初めて実感した僕…SEXの喜びとは、自分だけが気持ち良くなる事ではないのだと、初めて彼女に教わった。

だが、射精した後で急速に冷静さを取り戻した僕の中には小さな疑念が再び浮かび上がってきた…それは行為が終わった後で、美紅の頭を撫でながら、時々彼女と唇を重ねながら…それでも消える事はなかった。

(美紅は本当に処女だったのか?…)

ただ、その一点である。
別に処女じゃないならないで全く構わない。
そんな事で彼女を嫌いになったりしないし、そもそもこの可愛らしい顔と大きなムネ…今までそうした経験がない事の方が不自然かもしれない。

しかし、それならその事を隠さないで欲しいと思う。

「俺さ…美紅が初めての女性じゃないんだよ…ごめんな…」
僕は自分からそう切り出した。

「そんなの…気にしないよ~」
明るい笑顔で美紅はそう言って、僕の頬に軽くキスをする。

「美紅は…?…」
エッチの前で、一度彼女に同じ質問をしているが、僕はもう一度尋ねた。

「私は…木下君が初めて…」
美紅は照れるように…だが、真っ直ぐに僕の目を見て言った。
嘘を言っているようには見えない。

「あの…さ…怒らないで聞いて欲しいんだけど…」
僕は、一度気になったらハッキリさせないと気が済まない性分だ。
今、初めて身体を重ねたばかりの2人には似つかわしくない質問をしようとしていた。

「ん…?…」
なんだろう?といった様子で、小さく小首を|傾《かし》げる美紅。

「あの…痛くなかった…の?…普通は初めての時って痛いもんかと…」
僕はそう尋ねた。

美紅には、この一言だけで、僕が何を言おうとしているのか見当がついたようだった。

「私…本当に木下君が初めてだよ…」
悲しそうにそう言う美紅。

「いやっ…疑ってる訳じゃないんだ…ごめん…ただ、あんまり痛そうに見えなかったから…さ…」
「だって痛くなかったもの…」
「少しも?」

美紅は黙ったままで頷いた。

「もしかして…気持ち良かった…とか…?…」

再び無言で頷く美紅。
ただ、今度は顔を真っ赤にして俯いて恥ずかしそうだ。

「そっか…それなら良いんだ…ちょっと訊いてみただけだから…」

本当はスッキリしない気分だったが、これ以上この話を続けると本当に美紅に悪い…そう思ったのだ。

だが、僕のスッキリしない気持ちは美紅に伝わっていたのかもしれない。
美紅は何か言いたげにモジモジとしている。

「さっ…服着ようか…腹減ったよ…俺…」
それでも、とりあえずこの話題は終わりにしようと僕は動き出した。

「1人で…っ…」
美紅はその俺の腕を慌てて掴んで、俯いたままで言った。

「ん?…どした?…」
「1人でする事ある…」
「何が…?…」
「だから…エッチなこと…」

美紅は、1人でエッチをする…つまりオナニーをする事があると僕に打ち明けた。
今日初めて身体を重ねたばかりの僕に、こんな事を言うのは勇気がいったろう。

「えっと…そっか…」
だが、僕はそんな美紅に対して、何と言ったら良いのか解らずにそう答えた。

「私…本当に木下君が初めてなの…信じて…」
「信じてるさ…」

それは半分本当で、半分は嘘だった。
いくらオナニー経験があるからと言って、それとSEXは別物だと思う。
それが、初めてのSEXで快感に耽った理由になるだろうか?と言う思いが残った。

しかし、男と言うのは本当にどうしようもない…そんな疑問を持ちつつも、清純可憐で幼い顔立ちの美紅が、オナニーの経験があると言う事実に、ついさっき欲望を吐き出したばかりだと言うのに、再び僕のモノは熱くなってきた。

ふと美紅を見ると、身体の大半は毛布で隠れているものの、そこから覗く真っ白な首筋や両肩、そして膝から下の生脚が、毛布の中の裸身を想像させる。

「美紅…」
僕はそう言うと彼女を抱きしめて唇を重ねた。

「もう1回…いい?…」
僕は唇を離すと美紅の目を見て言った。

「うん…いいよ…」
美紅はそう言った。

さっきと同じように美紅を押し倒す僕。
ついさっき初めて見たばかりのボリュームのある美紅の乳房が露わになった。

さっきまでの美紅と僕の情事を巻き戻して再生し直したように、彼女の身体を同じように愛撫する。
面白みが無いと思われるかもしれないが、当時19歳で女性経験は美紅でようやく2人目だった僕にとっては、判で押したような愛撫をするのが精一杯だったのだ。

それでも、美紅の身体は一度目と同じように反応し、僕が彼女の蜜壺を指でなぞるとヌルリとした感触が指を纏った。

だが、1回目と違う所もあった。
美紅は最初の時に、僕の愛撫を受けながら、僕のモノを握って扱いてきた。
今度はそれがない。

(俺が変な事言ったから気にしてんのかな…)

僕はそう思いながら、美紅へ一生懸命快感を与え続けていた。

「あっ…」
堪えきれない感じで声をあげる美紅。

可愛らしい声をあげて身を捩る彼女の姿を見ていると、僕も彼女の中に入れたいと言う衝動を堪えられなくなってくる。

「もう…入れていい…?…」
僕は美紅に小さな声で尋ねた。
いいよ…と言ってくれるものと思っていた。

「あ、待って…」
だが美紅は、待ってくれと言った。

「なんで?…」
僕は訊ね返す。

僕の股間ははち切れそうな程に怒張している。
早く彼女の中に入りたい。

「その…お返しする…」
「お返し…?…」

どう言う意味なのか訊きかえす僕を無視して、美紅は身体を起こした。
それからモゾモゾと僕の下腹部へ向けて移動する。

僕は美紅が何をしようとしているのか、この段階で理解した。

僕の足元にちょこんと座り、右手を伸ばして僕のモノを握った美紅。
その手は、すぐさま上下に動き始めた。

「あぁぁ…」

小さく呻く僕。

一度目の時は夢中で美紅を愛撫している途中で同じ事をされたから、自らの快感だけに集中できなかったが、今度は違う。

僕はただ仰向けに寝転がっただけで、全裸の美紅が僕のモノを握り、手を上下させている姿をただ見ているだけなのだ。
物理的に受ける快感の他に、可愛い美紅が僕のグロテスクなモノを握っていると言う視覚から受ける快感。
そして、興味津々の目で僕のモノから視線を離さない美紅に対する、ちょっぴりの羞恥心。

それらは溶け合って、僕に深い快感を与える。
あやうく射精してしまいそうな快感…それを寸での所で持ちこたえる。

僕は高校の時の彼女にフェラチオしてもらった経験もあった。
思い出せる程少ない経験…付き合っている間に2回だけで、それはエッチの合間にほんの数十秒だけ…と言う低い経験値だ。

正直なところ、この可憐な美紅が自分のモノを口にする姿を見たいと言う欲求が湧いてきていた。

でも、美紅はそんな事をしたことがないはずだし、最初からそんな事をお願いして嫌がられたらどうしよう…そんな思いが僕を躊躇わせていた。

しかし、美紅はオナニーの経験があると言った。
美紅の幼く、清純そうな見た目からは、それだって想像できない。

人よりやや大きめのバストだけが、僅かにその可能性を感じさせるかもしれないが、学校の奴らに「美紅にオナニー経験があるか?」と問えば、おそらく殆ど全員が「ないでしょ~」と答えると思う。

でも実際の美紅はオナニー経験があると自分で言った。
もしかしたらフェラチオだって意外にスンナリしてくれるかもしれない。

(よ、よし…頼んでみよう…)

僕がそう思った時だった。

「舐めてみても…いいかな?…」
美紅が言った。

「あ、ああ…」
あまりの驚きに僕はそう返答するだけで固まった。

美紅の方から先に、僕のモノを舐めてみたいと言い出したのだ。

ゆっくりと肩まである黒髪を掻きあげて僕のモノに顔を近づける美紅を凝視する。
僕はおそらく、とんでもなく頭の悪そうな顔でそれを見ていたに違いないと今になると思う。

ペロっ

美紅の口内から赤い舌が少しだけ顔を覗かせて、僕のモノを舐めた。

それから、少しだけ間を置いて、今度はミルクを飲む子猫のように小さく舌を出してぺロぺロと僕のモノの先端を舐めだした。

「き、気持ちいいよ…美紅…」

僕は正直にそう告げた。

彼女は僕のモノに口を寄せたままで、僕を見上げてニッコリと天使のような笑顔で微笑んだ。

(あぁ…可愛いなぁ…)

そう思った時だった。

「うっっ…お…」
不意に下半身に生まれて初めての感触…。

僕が感じていると言う事に安心した美紅は、次の段階として僕のモノを咥えこんだのだ。
そして、男根を咥えこんだその口をゆっくりと上下させる。

「うわ…み、美紅…それ…すごい…」
僕は生まれて初めての快感の種類に身悶えて天井を仰ぎ見ながらそう言った。

時折美紅の口元から聞こえる、チュぅぅ…っと言う音…。
見ると、美紅は可愛らしい顔で僕のモノを咥えたまま、それを一生懸命に吸っている。
彼女の頬がペコリとくぼんでいるのが、また可愛らしい…。

しかし、当時の僕にはそんな景色をゆっくりと楽しむ余裕はなかった。

みるみる僕に迫ってくる射精感…。
このままでは、可愛い美紅の口内に汚らしい僕の精液を放出してしまう。

当時、女の子の口内に射精する…と言う経験のなかった僕にとって、それを美紅にしてしまうと言う選択肢はなかった。

「み、美紅…もう…入れたい…」

何となく、初めてフェラチオする美紅に限界まで追い込まれたと言い難かった僕は「出てしまう」とは言わずに「もう入れたい」から止めてくれと彼女に告げた。

彼女は素直に僕のモノから口を離してコロリと僕の隣へ転がった。

だが、このまますぐに挿入しては、おそらく「あっ」と言う間に発射してしまう。
僕はインターバルを兼ねて、再び湧いてきた疑問を美紅にぶつけた。

「美紅…上手だね…口でするの…シタこと…ある…とか?」
「ううん…初めて…した」

(初めてにしては上手すぎるんじゃ…)

そう思っている僕の心の中を見透かしたように美紅は続けて言った。

「予習したもん…」
「予習?」
「そう…」
「予習って、口でする予習?」
「そう…」

訊けば、美紅は友達から聞いた話やネット等から得た情報を元に、僕とこうなった時に備えてフェラチオの予習済みだと言う。

「でも、予習ったって…そんなネットとか見るだけじゃ…」
「バナナで練習した…」

美紅は驚くべき事を口にした。
僕にフェラチオする日に備えて、ネットなどで得た知識を、1人自室でバナナを使って練習したのだと言う。

バナナ程も大きくなくてゴメンね…と言うのは置いとくとして、僕は彼女の好奇心の強さに驚いた。

しつこいようだが、見た目は清純そうで、実際に付き合っていても見た目通りの引っ込み思案だし、とても性的な事に興味津々というタイプには見えない。

それが、初めてのフェラチオに備えて、バナナで練習…。

いつも恥じらいを見せる美紅だが、この事に関しては全く恥ずかしさを感じていないようで、堂々と僕に話した。

何でも、バナナを使って練習すると、歯が当たった部分に削れたような痕が残るので、どの部分に歯が当たるのか良く解るのだそうだ。

確かに初めてフェラチオしたはずの美紅は、一度も僕のモノに歯を当てなかった。

しかし、それにしても、バナナで練習って…普通思いつくか!?そんな事…。
仮に思いついたとしても実行するか!?

だが、ふとテーブルの上の籠を見ると他のフルーツは何も入っていないのにバナナだけが入っている。
今日、僕とこういう関係にならなかったら、あのバナナも練習に使われていたのだろうか。

僕は美紅の事が大好きだ。
その気持ちに変わりはない。
だが、僕の思っている美紅と本当の美紅の姿は少しだけ違うのかもしれない…。

この時はその程度の認識のまま、2度目の精を彼女の中に放った後で、僕は彼女の部屋を後にした…。



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Date:2012/03/13
Trackback:0
Comment:2

Comment

*

>>美紅の許可を得てから、少しずつ腰の動きを速めた僕は、激しくすればするほど美紅の喘ぎ声が激しいくなる事に驚いていた。

激しくなる事に驚いていた。


>>我ながら情けないが、美紅がせっかく感じていると言うのに、皮肉にも僕の方がもう早限界を迎える。

もう早くも限界?
もはや限界?


>>でも実際の美紅はオナニー経験があると自分で言った。
もしかしたらフェラチオだって以外にスンナリしてくれるかもしれない。

これは良く見かける誤字ですが、「意外にスンナリ・・・」
2012/06/12 [通りすがり] URL #- 

*

それこそ「意外に」誤字があるもんですね~^^;

全部直しました。ご指摘ありがとうございます!
2012/06/12 [凛騎] URL #- 

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