「ねぇ、美紅」
「なに?」
「女の子ってコッチの穴に入れても気持ち良いのかな!?」
いつものように、寝そべって美紅のアソコを愛撫している時に、ふと頭を過った疑問を僕はそのまま美紅にぶつけた。
普通なら躊躇うような事かもしれないけれど、この頃には、こと性的なことに関して、僕は美紅に何の遠慮も感じなくなっていたのだ。
「こっちの穴って・・・え?え?」
「だからさ・・・こっちの・・・ここ!」
「ひゃんっ!」
イマイチ僕の言っている事が伝わらないようだったので、僕は美紅の濡れた蜜壺を触っていた指をそのまま下へ滑らせて、流れ落ちた愛液に濡れる菊穴をツンと突いた。
「そ、そんな所・・・汚いよ」
「汚いもんか・・・美紅の身体に汚いところなんてないよ」
「でも、でも・・・そんな所・・エッチに使うの?」
「あれ!?しらない?アナルセックスって言うんだよ?」
意外にも美紅はアナルセックスを知らなかった。
性的好奇心が旺盛で、いつもネットで僕とどんな事をしようかと考えている美紅なら、この程度のことは知っていると思っていたのだが、ちょっと趣向がマニアックすぎて彼女が普段閲覧するようなサイトには書かれていなかったのかもしれない。
「知らないよぅ、そんなの、どうやってするの?」
でも僕は美紅が僕の前でだけエッチな女の子になる事を知っている。
このアナルセックスに対しても、美紅は決して拒否反応を見せている様子はなかった。
「どうもこうも・・・美紅のお尻に入れるのさ」
「痛くない?」
「う~ん、何か塗って、滑りを良くしないと少し痛いかも・・・」
「痛いのはいやだなぁ・・・」
「そうだね、何か塗るようなもの・・・ない?」
「・・・・・」
裸のままで・・・でも、真剣に考え込む美紅。
「ハンドクリームとか・・・どうかな」
(乗ってきた!)
美紅はエッチだ。
こんなに清純そうなのに、エッチだ。
だから、今日の僕の提案も拒否される事はないだろうとは思っていたけれど、さすがにアナルセックスとなるとマニアックかなと言う一抹の不安もあった。
だけど、彼女は自分で考えた末に、それを実現するためにはハンドクリームを使ってはどうかと提案してきた。
つまり、やっても良いと言う事だ。
「大丈夫じゃないかな、それで・・・ちょっと多めに塗れば」
「じゃあ、取ってくる・・・」
美紅はそう言うと、全裸のままで大きな胸をユサリと揺らしながら洗面台の方へ歩いて行った。
彼女がハンドクリームを取って来るまでの間、手持無沙汰でふとシーツに目をやると、そこはすでに美紅の愛液でビッショリと濡れていた。
始めて僕とSEXしてからの美紅の成長ぶりは目を見張るものがある。
もちろん性的好奇心が旺盛だと言うのが一番の理由だろうが、それに比例して身体も開発されてきて、最近ではかなり感じやすい。
「持ってきたよ~」
美紅が青い缶に入ったハンドクリームを持ってきた。
「じゃあ、俯せに寝てくれるかい?」
僕はハンドクリームを受け取ると、そう言った。
「え・・・いきなり入れるの?もう?」
「ダメ?」
「ダメじゃないけど・・・」
「けど?」
「木下君の・・・咥えたい」
「ど、どうしたの?急に」
「だって、お尻に入れた後じゃ、お口に入れるの抵抗あるもん」
なるほど、僕のモノをフェラチオしたいけれど、自分のアナルに入れた後のそれを口にするのは確かに躊躇われるだろう。
それにしても、自分から「フェラチオしたい」だなんて、やはり美紅の成長は著しい。
「じゃ、してもらおうかな」
僕にしてみても、せっかく彼女がフェラチオしてあげると言うのを断る理由なんてないから、そう答えてベッドにゴロリと寝転んだ。
――レロっ・・レロ~っ
美紅はすぐに僕の足元に跪いて、男根に舌を這わせ始める。
激しく頭を振るようなフェラチオも気持ち良いけれど、この焦らすようにネロネロと茎全体を舐めまわされるのも僕は気に入っていた。
「んっ・・・んっ・・ん~っ」
わざとらしく声を出しながら、僕の表情を伺いつつ舐め続ける美紅。
可愛い顔と、している行為のギャップに興奮する。
「ね・・・気持ちいいかな・・?」
「ん?・・あ、ああ・・すごく気持ちいいよ」
「そうじゃなくて・・・お尻・・・入れたら気持ちいいのかな?」
「ああ、そう言う意味ね・・・どうかな、アダルトDVDなんかでは女優さんが気持ち良さそうにしてるけど・・・あれは演技だろうしね」
「そっか~・・・どうなんだろうね、実際」
――ジュルっ・・・ジュポっ
美紅はそんな事を言いながら、今度は僕のモノを深く咥えこんだ。
殆ど男根のすべてが口内に収まるほどに深く咥えこんだかっと思うと、そこからヌロロロっと吐き出される男根・・・その大きなストロークを何度も何度もゆっくりと繰り返す。
「ね・・・お尻に入れるんだから、コンドームは着けないんだよね?」
「ん?ああ、いらないんじゃない?妊娠する心配もない訳だから・・」
「そっか・・そうだよね」
僕にフェラチオしながらも、時折、これからしようとしている行為について確認する美紅。
心なしか、そんな会話を交えるたびに、彼女のフェラチオには熱がこもっていくような気がする。
(もしかして・・・期待してる・・?)
僕はそんな美紅の様子を見て、もしかして彼女がアナルセックスに期待しているのではないかと思い始めた。
――ジュルっ・・・ジュポっ
益々熱を帯びる彼女のフェラチオ。
「ねぇ、美紅・・・」
「んっ・・・んはぁ・・・ん?」
「もしかして・・・アナルセックスに期待してる?」
「え?えぇぇx!?し、してないよ!だって、そんなところに入れるのは普通じゃないし、いつもの所に入れる方が気持ちいいに決まってるし・・・でも、体験した事ないから、ちょっとわくわくするって言うか・・・あ、何言ってるんだろ、私・・・あの・・・つまり・・・」
「よ~く解ったよ」
言葉では期待していないと言うものの、突然図星を突かれた彼女の態度はおかしいくらいに解りやすい。
美紅は間違いなく、これから起こる事・・・つまり、アナルセックスに興味津々で期待しているのだ。
「も、いいよ・・・」
僕は美紅にそう言った。
美紅が嫌がっているどころか、期待すらしていると解ったら、何だか急にそれを実行したくなってきた。
「う、うん・・・」
美紅も大人しく僕のモノから口を離した。
それから、チョコンとベッドに座ったまま、どうしたら良いのか解らずに動きを止めている。
「じゃあ、四つん這いになろうか」
「四つん這いになるの?」
「うん、きっとそれが一番入れやすいと思うんだ」
「そっか、そうだね」
ゴソゴソとベッド上で四つん這いになる美紅。
僕はその様子を見ながら、さっき美紅が持ってきたハンドクリームのフタを開けて、中身をたっぷりと指ですくった。
「お尻、上げて・・・そう、じゃあクリーム塗るからね」
「・・・うん」
――ヌルリっ
美紅の可愛らしいお尻の穴にたっぷりのハンドクリームを塗りつける僕。
「ひゃ、変な感じ~」
それから、指に残ったクリームを自分のモノの先端部周辺に万遍なく塗る。
「いいかい・・・?ゆっくり入れるから、痛かったら言うんだよ?」
「うん・・・解った」
僕はハンドクリームで白くなっている自分のモノに手を添えて、同じように白くなっている美紅の尻にあてがった。
――グッ
と少し力を込めてみるけれど、なかなか入らない。
「美紅・・・ちょっと力抜いて」
「で、でも・・・自然に力が入っちゃうんだよ~」
「深呼吸してみたら?」
「深呼吸・・・ひっ、ひっ、ふ~っ、ひっ、ひっ、ふ~っ・・・」
それはラマーズ法でしょ・・・と言うツッコミはすべての行為が終わった後にしようと思う。
美紅が尻から力を抜く・・と言う意味では、それでも問題はないからだ。
「ふ~っ」
――グッ
「あっ・・・」
僕は美紅が息を吐き出した瞬間を狙って、先端を捻じ込んだ。
亀頭部だけが彼女の尻穴に飲みこまれた。
「美紅っ・・・ち、力・・・抜いて」
途端に亀頭部を強烈に締め上げる美紅の穴。
このままではとてもじゃないけれど、残り全部を収める事は出来ないから、僕は美紅にそう言った。
「んっ・・うん・・・ひっ、ひっ、ふ~っ・・・・」
――グッ・・・ヌリュっ
「あっ・・・んっ・・はぁ・・んっ」
「うっ・・・お」
「ぜ、全部・・・は、入った?」
「あ、後・・少し・・・」
「ひっ、ひっ、ふ~っ・・・ひっ、ひっ、ふ~っ」
――ヌリュ・・・ヌルルっ
「あっ・・・あぁぁっ・・・!」
「ぜ、全部入った・・よ」
「ど、どう・・・なの?」
「すごい・・締め付けだ・・・美紅は?気持ち良い?」
「う~ん・・わ、解んない・・変な気持ち・・・」
「ゆっくり動いてもいい?」
「うん、ゆっくり・・・ね・・・あっ・・あぁ」
――ヌルリっ・・・ヌルリっ
ハンドクリームが潤滑油変わりになって、ヌルヌルと心地よく滑る僕のモノ。
僕の位置からは、男根が美紅の穴の中にスッポリと収まっているのが丸見えだ。
(人間のお尻って、こんなに広がるんだな・・・)
女性のアソコが、想像以上に柔軟に広がる事は知っている。
なにしろ、そこから赤ちゃんが生まれてくるのだから、それはもうすごい事だ。
だけど、こちら側の穴は排泄だけが目的で、こんなにも柔軟に広がって、男根を飲みこむなんて嘘みたいだ。
「くっ・・・うっ・・・」
「はぁ~っ・・・はぁ~っ・・・ふぅ」
美紅は喘ぐと言うよりも、尻に異物が入ってきた感触を吐息で逃がしているように見える。
どうやら、そんなに気持ち良くないみたいだ。
けれど僕は違った。
アソコに入れた時と比較にならないほどの強い締め付け・・・普段のエッチでは男根全体をキュウキュウと締め付けられる感触だけど、こっちの穴は入り口あたりで強烈に締め付けられて、中ではそんな締め付けを一切感じない。
どちらが気持ち良いかと言われれば、普通のエッチの方が気持ち良いかもしれないけれど、体験した事のないその感触は、僕を射精に導くには十分だった。
「み、美紅・・・やばっ・・出ちゃう」
「ふ~っ・・はぁっ・・・だ、出して・・・いいよ」
「もう少しだけ・・・激しくしてもいい?」
「うん・・少し、少しだけね・・・」
――ヌリュ、ヌリュ、ヌリュっ
僕は少しだけ腰の前後運動を速めた。
その動きは普段のエッチと比較すると、全然激しくなどなかったけれど、美紅の尻穴は入り口の所でおもいっきり僕のモノを締め上げるから、これ以上激しく動く事は出来なかったのだ。
「うっ・・・・あっ・・・い、イク・・イクよ・・・うぅっ!んっ」
――ビュっ・・・ビュッ
僕は美紅の尻っぺたを掴んだまま、彼女の尻へ思い切り射精した。
「あっ・・・ひゃんっ・・・っ」
僕が思い切り射精した瞬間に、美紅はそんな不思議な声をあげた。
尻の中に精液が注ぎ込まれる不思議な感触に耐えかねて、あらぬ声が出てしまったのだろう。
僕は美紅にアナルセックスを体験させてもらった。
それは期待したほどのものではなかった。
僕は十分に気持ち良かったけれど、どうやら美紅のお気には召さなかったようだったし、彼女が気持ち良くないのなら僕も楽しくはない。
何度も繰り返して、尻の穴を「開発」すれば変わってくるのかもしれないけれど、そんな事をするつもりはなかった。
だって、尻穴に執着しなくたって、美紅はもっともっと気持ち良い事をたくさんしてくれるのだから。
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